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2024年8月20日の夕刻に見えた

 

夕焼けの中に長く伸びた一本線の雲。

 

30分近く、形を変えずにたなびいていた雲は

 

地震前兆と関係があったのだろうか?

 

 

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20数年前に日本地震雲協会会長を取材した時に

 

教えて頂いた約1週間を基準に

 

実際に発生した地震のデータを持って今後の参考したいと思う。

 

 

 

 

私の地震雲で取り上げるデータは震度3以上かマグニチュードは4以上

 

のものを取り扱う。

 

 

 

 

これは震度1程度の地震は毎日のようにどこかしらで発生している。

 

 

 

 

そんなのもカウントしていたら何が地震前兆なのか分からなくなる

 

からである。

 

また、考え方としては雲や空中に影響を与える程の

 

エネルギーが地中から発せられるので

 

あれば、それなりに大きな地震が推測できるからである。

 

 

 

 

では、この夕焼け一本雲が発生した8月20日夕刻~27日夕刻までの

 

地震データをここに表します。

 

取り上げるのは震度3以上もしくはマグニチュード4以上になります。

 

2024年8月20日 17時24分ごろ   北海道東方沖 М4.9 震度2

 

2024年8月21日 23時33分ごろ   奄美大島近海 М4.0 震度2

 

2024年8月22日 6時05分ごろ    釧路沖  М4.0  震度2

 

2024年8月22日 10時51分ごろ  大隅半島東方沖 М4.1 震度1

 

2024年8月23日 19時06分ごろ  北海道東方沖  М4.5 震度1

 

2024年8月24日 9時32分ごろ   四国沖    М4.2  震度1

 

 

 

以上になります。

私的にはマグニチュード4以上が6回発生しているのは、やや多いような気がします。

あと、日本列島の南北でМ4以上が発生している関係は

北が揺れれば南が揺れる、それがバランスというものなのか・・・

よく分かりませんが、そんな気もします。



もちろん、これらの地震と夕焼け一本雲との関係は不明であります。

あくまでも可能性を考えるだけのもの。



ただ、毛利元就の時代の古文書にも

地震雲があるという事実。





大地が大きく揺れると空には稲妻が走ったり発光現象が

見られる。

何か電気的なものが空中に

放出されている事は明らかです。




今後もそんな自然からの警鐘に耳を傾けながら、

地震前兆現象へのアプローチを地道にやっていきたいと考えています。



 

▲長野の道端で見た桃

 

 

う~ん、何か行く気が起こらん。

 

ホントは7月中に

 

南会津や山形へ2泊3日の車中泊採集をと

 

考えていたのだが、何か行く気が起こらん。

 

 

 

 

前日に房総ライトトラップ集会に参加して深夜0時に帰宅

 

した事も少しは要因となっているのだろうが、、、

 

 

 

あとはくわ友らから聞く

 

南会津の採集圧の凄さも要因の一つだ。

 

 

 

LEDが多くなった里では数少なくなったオレンジ灯や水銀灯に

 

人が群がり、張り込み者も多いと聞く。

 

そんな中に行くのも気が進まなかった。

 

 

 

 

 

で、結局

 

出発しようとしたその日は家でのんびり過ごす事に。

 

 

 

う~ん、どうしよう。

 

 

 

くずくずしてたら夏が終わってしまうのも確かだ。

 

 

 

心の中のスケジュールでは8月後半に信越外灯回りをやるのは決めていた。

 

 

 

 

どうだろう、今年は10数年ぶりに南会津を止めて、

 

信越地方の下見に行ってみては。

 

 

 

 

 

新潟はポイントを知っているが、長野はいろいろな情報から得たポイントのみ。

 

実際に行ったわけではないので、

 

薄らぼんやりとしたものだ。

 

ならば一晩帰りで信越を回り帰って来よう。

 

 

 

要は下見を兼ねた採集である。

 

 

 

 

なんか、勿体ないような気もするが、一度現場を見たことがあるのと

 

無いのではかなりの違いがあると思う。

 

 

 

 

南会津よりは少し遠いけど、信越に行って見よう車

 

 

 

2024年7月29日

 

一晩のみの長野新潟外灯回りへ。

 

もちろん、今回も節約のために長野県に入って暫くしたら

 

下道で目的地を目指す。

 

 

 

1年ぶりの車中泊。

 

車も変えたせいか何か忘れている気がする・・・・

(車は21万キロを超えたので、やっと変えました)

 

 

 

あっ、枕、それにサンダルも・・・

 

 

 

ダメだなぁ・・・

 

 

ある都市の百均で簡素なもの購入。

 

 

 

 

気温は35℃近い。

 

 

 

標高は800mくらいあるのに何という暑さだ!!!

 

蕎麦を食べて小休止。

 

 

 

これから行く長野ポイントはまず飯屋なんぞないだろうから、

 

手前の都市で夜食を買い込み、ガソリンを足す。

 

長野のガソリンは千葉と比べるとかなり高い。。。

 

(1リッターで10円くらい違う)

 

 

 

 

そろそろ陽も傾き始めた頃に目的地に到着。

 

雰囲気はかなりいい。

 

えっ

 

LED、LED、LED、LED、LED

 

なんと、LED外灯が9割を占めている。

 

「こりゃ、厳しいわ」

 

本番でこの状況だったら、かなり落胆していた事だろう・・・。

 

 

 

辺りは闇に包まれ始める。

 

 

 

ほんの少し残っている水銀灯や

 

オレンジ灯を中心に

 

地道に回る。

 

 

 

ライバルらしき車は皆無だ。

 

これがいい♪

 

 

 

 

私は期待は出来ない状態に早めに長野を切り上げて、

 

 

昨年採集に成功した新潟に

 

 

車を走らせることを考え始める。

 

 

 

 

しかし、ここから新潟ポイントまでは、かなりの距離がある。

 

 

 

 

取り敢えず21時くらいまでやって、そこから新潟に向かうことにした。

 

生き残りの水銀灯は数個、オレンジ灯は10個くらいだろうか・・・

 

頼りないばかりだ。

 

 

 

 

 

1時間経過するがクワガタの姿は無い。

 

 

 

 

ちょっと変わった照明のある施設に立ち寄ると、自販機の下でうろうろする

 

クワガタらしき♀が・・・

 

 

 

「おおっ」

 

 

「ヤッタか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいや、そうは甘くない。

 

コクワ♀だ・・・

 

でも大きい、手に取ってからもう一度見返した。

 

でも、やっぱコクワだ。

 

サイズは♀で31mm。見間違えるのも無理がないビッグサイズだ。

 

 

 

 

辺りは真っ暗になってきて外灯だけが目立ち始める。

 

 

 

 

 

「ああっ、LEDじゃなければウハウハだろうに・・・」

 

 

 

 

 

一応は見るが、芳しくない・・・

 

 

 

 

オレンジ灯がポチポチと点く、スノーシェイドを走る。

 

 

 

 

 

「なんだいるじゃないか」

 

「ノコ♀が」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十メートル進むと60mmほどのミヤマが鎮座。

 

 

 

 

 

 

「いるじゃん」

 

 

 

更にカブト♀も転がる

 

 

 

 

可能性はある。

 

そう感じる。

 

 

 

 

「う~ん、でも昨年採集に成功した新潟外灯へも行きたい」

 

 

 

 

 

あまり遅くなるとゴールデンタイムも過ぎてしまうからなぁ・・・

 

 

 

 

徐々に新潟寄りに進路をとる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある場所の外灯が気になったので脇道へ。

 

 

 

 

 

車から降りて、ゆるりゆるり進むと

 

「げっ」

 

 

 

 

そこにはミヤマやノコギリ、コクワの死がいが7~8匹。

 

 

 

 

ここ凄いじゃんか!!!

 

 

 

 

近くではシマヘビの赤ちゃんが小虫狙いで構えている。

 

 

 

 

これは何度か見ればオオクワも混じるのでは?

 

 

 

 

ただ、死がいが無いからなぁ、

 

羽でも落ちてたら重要チェックポイントなんだけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

でも8月下旬に回る際は絶対立ち寄ろう。

 

 

 

 

 

 

この後は新潟に入り、長い道のりをポイントまで。

 

 

 

 

 

 

たまに生き残り水銀灯があると、下にはやはりクワガタが落ちていた。

 

 

 

 

 

やっぱ楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、目的地に到着。

 

 

 

 

 

昨年、オオクワ♀を採ったあたりを見回るが、

 

変な虫が1、2匹。

 

 

 

 

 

そりゃぁ、毎回オオクワがいるわけではない・・・

 

 

 

 

 

ポッ、ポツ、ポッ、

 

 

ザッ、ザァー、ザザーーーーッ

 

なんと、雨が降り出した。

 

 

 

 

くぅ、せっかく、この地まで来たのに!!!

 

 

 

 

 

▲かなりの雨量に・・・

 

 

 

残念だけど、まっ、今回は下見だから、この辺りで止めておこう。

 

 

 

 

私は昨年もお世話になった道の駅で車中泊。

 

 

 

 

雨は強さを増し、締め切った車内はむんむん。

 

 

 

 

エアコンかけて朝まで寝ました。

 

 

 

 

とりあえず、これで下見採集は終わり。

 

 

 

 

長野はLEDは多いけどオレンジ灯や生き残り水銀灯では

 

希望が持てるそんな気がした。

 

 

 

 

 

8月下旬はどんな採集になるのだろうか?

 

 

 

まったく予想がつかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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8月20日夕刻、西の空に綺麗にラインを引いたような雲が見られました。

 

 

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最初見つけた時は夕陽の関係でしょうか、

赤く気味悪く光っていました。

 

時間にしたら30分は同じ場所で形を崩さずに

棚引いていました。

 

 

🔺黒い雲の北側まで伸びていました。

 

このように形を崩さずに長く伸びる雲は時として地震の前兆として現れる場合があります。

 

念のため、ここ1週間は大地の動きに

注意したいと思います。

2024年7月31日

 

新潟遠征に行っている

 

くわ友セキネさんからこんな写真が届きました。

 

 

ピンボケですいません・・・

 

〇〇の橋の外灯です。

 

 

 

雨ポツポツで〇〇〇はやめました。

 

 

 

適当ポイントデス。

 

 

 

○○外灯は普通種5です。

 

電話が入ったのでしばらく居ましたが、

 

採集者はゼロです。

 

 

 

 

 

※セキネさん、ライトトラップをやる予定でしたが、

熱中症になり車での短時間外灯回りになりました。

 

 

 

 

私はスバラシイと湛えながら、

 

ハッと思いました。

 

 

 

せっかくの新潟オオクワなのにピンボケ画像のアップでは

 

残念に思い、慌ててもう一枚写真をとお願いしました。

 

 

 

 

なぜ慌てたのかと言うと

 

 

 

セキネさんはオオクワレジェンドの一人なので、

 

オオクワガタが採れても、ほぼ♀はリリースしてしまうし、

 

オスも余程の♂で無い限りリリースしてしまう方なのです。

 

 

 

 

今まで、それだけたくさんのオオクワガタを採っているという事なのです。

 

セキネさん「了解」

 

良かった~、もう数時間遅かったらリリースしてまんがなデレデレ

 

▲動画より取った画像なので、こんな感じです。

 

⇓画像容量の関係で画像が荒くなっていますが、元気な新潟オオクワ

の様子が分かると思います。

 

 

ちなみにこの新潟オオクワ♀は約40mm。

 

ポイントは殆ど知られていない希少産地になります。

ですので、採集者はまず会う事はありません。

 

 

 

 

 

7月11日

外房方面のくわ友・ヨッシーさんより

こんなラインが届きました。

 

 

 



内房のマテクヌギポイントへ行って来ました。

 

 

 



※マテクヌギとは、ヨッシーさんと私が以前発見した
マテバシイとクヌギが交差してくっ付いた木があるヒラタポイントのこと

 

 



非常に残念なのですが、伐採が入っておりました(`・д・´)

 

 



クヌギの木やマテバシイ、有力な木が伐採されておりました。

 

 

 



切り株や倒れた木を見ると昨年末か今年の頭に伐採された

ように思います。

 

 

 

 



2018年ぶりにマテクヌギポイントに行きましたが
今年か来年には宅地になってしまうかもしれませんね~!(;´Д`)

 

 

 

 




マテクヌギも伐採されていたのですが、収穫はありました(((( ;゚д゚)))



富津ひらた♂


富津ひらた♀


ヒラタクワガタのペア!!!

デカヒラタの亡骸を見付けました!!!Σ( ̄ロ ̄|||)


ヨッシーひらた大


ヨッシーひらた大2

驚きました!

まだ新しかったですΣ( ̄ロ ̄|||)

何かに腹部をつぶされている感じです。

更なる大型ヒラタがいる可能性を感じました(; ̄Д ̄)

また寄ってみたいと思います。


ちなみに★になっていたデカヒラタは約56mmだったそうです。

 

 

 

千葉のクワ馬鹿のみなさん、こんにちは。

 

今回は千葉県は千葉県でも

 

県南のオオクワポイントについて少しだけ触れたいと思います。

 

県南では時々オオクワガタの話を聞くのですが、

 

なかなか本命に辿り着くのは難しい。

 

そんな風に感じております。

 

今回はその難しい県南のオオクワガタについての

 

情報です。

 

ただ、貴重なお話なので申し訳ありませんが、

 

軽く記したいと思います。

 

2週間ほど前の事です。

 

東京のくわ友であるセキネさんと県南で会って昼食。

 

お蕎麦で軽くクワ談義。

 

 

▲山形のレアポイントで出会ってから仲良くしてもらっているセキネさん

 

 

 

 

お腹も満足したころ、

 

「じゃ、そろそろ行きましょうか」と。

 

 

 

どこに行くかと言うと県南のオオクワポイントに行くのです。

 

実はセキネさん、他の目的で千葉の山はかなり熟知していて、

 

オオクワガタも掴まえたことがあるのです。

 

セキネさんのよると、

 

今から15年ほど前、友人とカブトムシを撮影するために県南の山に入りました。

 

そこはクヌギやコナラの大木があり、たまたま藪が刈られたばかりで

 

難なく雑木林へー。

 

▲立派なコナラやクヌギがある。立ち枯れも多い。

 

 

 

すると友人が「こんなのいた」と手に取って見せてくれたは

 

な、なんと、オオクワガタ。

 

しかも中歯のペアだったのです。

 

その頃のセキネさんはオオクワガタはさんざん掴まえていた人だったので、

 

あまり気に留めなかったようですが、私が千葉のオオクワガタに強く興味を持っていた

 

ので記憶をたどって案内をしてくれたのです。

 

 

▲雰囲気あります

 

 

周りの環境を見渡すと、立派なクヌギやコナラ、そして様々なキノコが付いた

 

いい感じの朽木や立ち枯れも多く見られました。

 

「これはいるだろう」

 

私の第一印象です。

 

この後、ちょっとした車のトラブルがあったため、じっくり見回ることは出来ません

 

でしたが、雰囲気を十分味わうことが出来ました。

 

 

▲高さ30m近い広葉樹がたくさん

 

 

 

現在は藪が酷いので、冬になったら材割りをしに来ようと

 

セキネさんと話し合った次第です。

 

セキネさん、この他の県南ポイントでもオオクワガタの採集経験が

あります。

 

こちらは機会があったらお話したいと思います。

 

 

 

 

「ふじさん、元気されてますか?

 

以前、千葉クワガタ倶楽部に入っていました

 

友〇と言いますが覚えていますか?」

 

「暫く、クワガタから離れていたのですが、また復活しまして」

 

「やはり昔自分が採った〇〇産が心にありまして、ふじさんは

 

そちらの血統をお持ちでしょうか?」

 

 

 

この他にもやり取りはありましたが、こんなメールが届いたのは

 

今から約1カ月程前のことだ。

 

 

 

 

私は1996年結成の千葉クワガタ倶楽部に属しておりまして、当時会誌作りを

 

担当していました。

 

 

 

友さん(略称)は多くの会員よりやや遅れて入会。

 

 

 

当時彼は仕事をしながらキックボクサーとして頑張っていた人物。

 

 

 

子供の頃に採ったクワガタの思い出から千葉クワガタ倶楽部に入られたのですが、

 

格闘技者が持つ野生の勘のようなものがあるのか、

 

彼はすぐに結果を出しました。

 

 

 

県北にて転がっていた材よりオオクワガタを割り出したのです。

 

(何気なく目についた材より)

 

 

 

ちょっと数は覚えていませんが、

 

その時、羽化不全で★になっていた♂の頭を会誌表紙にしたのを

 

覚えています。

 

 

なぜなら顎がかなり太い個体だったからです。

 

その写真がこちら。

 

▲24年前に友さんが材割りで出したオオクワ数頭の中に見られた不全個体

当時、顎の太さに驚きました。

 

もう22年前のことになります。

 

 

 

 

友さんはかなり引きのいい採集人という事が言えそうです。

 

 

 

 

 

さて、そんな友さんと何度かのメールのやり取りを経て、

 

7月初旬に会ってきました(私のところの〇〇産は今年多くの卵を

 

産んでくれていたので初令を4カップ用意)。

 

 

 

 

なんせ22年ぶりプラス数回しか会っていないので、顔も分からず

 

待ち合わせ場所と時間で判断するしかありません。

 

 

 

 

場所は人気のパン屋の駐車場を選択。

 

 

 

以前買に来た時に駐車場も広くのびのび出来る事を知っていたのです。

 

 

 

 

約束時間ピッタリに着いた私。

 

 

端っこに友さんらしき車が・・・・

 

 

 

 

職業は職人と聞いていたので雰囲気からすぐに友さんと分かりました。

 

 

 

 

▲引きのいい友さん

 

私はこの後すぐに車点検が待っているので話せるのは30分くらいでしょうか・・・

 

 

 

 

友さん「ブラックバスとかにもハマってYouTubeなど、

 

いろいろ見ているうちに

 

クワガタ採集動画も見るようになって、

 

昔みたいに採りたいなぁと復活しちゃったんですよ」

 

ふじ「あの動画ですかね。はははっ」

 

ふじ「ちょうど、うちに〇〇産の血統があったから4匹持ってきたよ」

 

「もう2令近いのもいるかな?」

 

友さん「ありがとうございます」

 

ふじ「ところで友さん復活はいいけど、採集とか行ってるの?」

 

友さん「実はですね」

 

友さん「採りました」

 

ふじ「えっ」

 

ふじ「な、なにを、まさか・・・」

 

友さん「ええ、〇〇で♂を」

 

ふじ「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ」

 

 

 

友さん、解説しながらスマホの写真を見せてくれました。

 

 

 

もちろん採った木も。。。

 

 

 

私の知らないクヌギでした。

 

 

 

友さん「この少しだけ開いた割れ目に何かいるなぁと覗いて見たら

 

目が合ったんです」

 

「オオクワと!!!!!」

 

ふじ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 

私はそれから車屋さんに向かうギリギリの時間まで根掘り葉ほり

 

それにしても22年ぶりにクワガタ熱が復活した途端、

 

天然のオオクワガタを採っちゃうなんて、

 

引きのいい人はちゃうなぁと思いました。

 

 

 

 

しかも、場所は千葉県。

 

 

 

恐ろしいばかりです。

 

 

 

千葉県産オオクワガタ 

 

採集日・・・2024年5月26日

サイズ・・・65mm

補足・・・・顎先が摩耗しているので越冬個体と思われる

 

▲日本のクワガタムシ全種の標本を集めた阿河さん。

他にも全都道府県のオオクワペア標本も持つ。

 

 

1週間ほど前、標本家の阿河さんとガストで

 

お話をして来ました。

 

 

 

阿河さんとのファーストコンタクトはクワカブショップ

 

の九十九里クワガタファームさんでした。

 

 

 

 

なんでも、阿河さんは日本のオオクワガタを県別更に産地別に

 

集めていて福島産の某産地オオクワを探していたのです。

 

 

 

 

たまたま私がその産地の★個体を保存していて、

 

協力する話となったのです。

 

 

「いくらで譲ってくれますか?」

 

「いやいや、あげますよ」

 

「ただ、産地情報があったら教えて頂けたら嬉しいです」

 

そんなやり取りでお互いの思惑が一致。

 

とてもいい出会いとなりました。

 

それから数年が経過。

 

そして2週間ほど前に

 

「クワガタショップで聞いたんだけど、

 

ふじさん南会津〇〇〇地区の

 

オオクワ♀って持ってますか?」

 

と電話が来ました。

 

 

 

これも、たまたまですが、机の横棚にちょこんと乗っていたのでOKをし、

 

ガストで会うことになったという流れです。

 

阿河さんはまず日本産のクワガタ全種類が納められたドイツ箱を

 

持って来て見せてくれました。

 

 

 

▲イオウマメクワガタの♀がいないと指さす阿河さん(食事処のガストなので

一番端っこの席でこっそり見せてくれました。いや、こっそりでもないか(笑))

 

 

中には入手困難種のイオウマメクワガタもいます。

 

 

 

マルバネのほとんどは標本での取引も禁止されているので貴重です。

 

 

 

 

しかも綺麗にピカピカなところが素晴らしい。

 

 

 

 

ちなみに一番高かったのはイオウマメクワガタで2万円ほどかかったみたいです。

 

 

 

 

ただ、このイオウマメは♀がいないとの事。

 

 

 

 

阿河さんはすべて♂♀で揃えているので、これまた揃えるのに時間がかかります。

 

 

 

 

あといないのが群馬産のツヤハダ♀だそうです。

 

 

 

 

 

ここで私は南会津〇〇〇産のオオクワ♀を差し上げました。

 

 

 

 

南会津だけでもかなりの範囲の

 

天然オオクワ♂♀をお持ちです。

 

 

 

また更に凄いのが

 

沖縄を除く46都道府県のオオクワガタの♂♀を収集。

 

(すべてが天然ではありませんが、それに近い血統)

 

 

 

 

私の住む千葉県だけでも10カ所以上の産地ペアを収集。

 

 

 

 

そして、それをデータや地図に落している阿河さん。

 

 

 

 

この資料は

 

日本産オオクワガタの貴重な記録。

 

標本家はたくさんいるでしょうが、

 

日本全国都道府県別に♂♀の

 

オオクワガタ標本を持っている人って

 

他にいないんじゃないかなと思いました。

 

 

ただ、この時、そのオオクワ標本は息子さんのところで

 

保管しているので、今日は持って来れないとの事。

 

 

 

 

私としては地図だけで十分ウインク

 

 

 

 

▲全国各地のオオクワガタが採れた場所を地図にマーキングしてある。

(滅茶苦茶ほしくなる地図帳だ!!!)

 

 

 

今夏挑戦する県の産地マークをしっかりと写真で撮らせてもらいました。

 

 

 

 

ここで、それらの標本が本物か偽モノかという話も

 

当然出て来るかと思いますが、

 

長年やっているだけに信用できる業者や採集者をかなり知っている

 

ようなので高確率で天然物やそれに近い虫のようです。

 

もちろん、たまに怪しい産地もあるみたいですが・・・

 

 

 

 

収集は1994年あたりからで日本産全種は5年ほどでコンプリート。

 

 

 

 

凄いエネルギーです。外産各種も集めていて、その数は有に2000~3000。

 

 

 

 

▲ホソアカだのスマトラだのニジイロだの種別にコンプリート。

持ってきてくださったのは、ほんの一部。それでも凄い!!!

 

 

そんな話をしていると、ふと私が採った♀が産卵し、それがオオコクワに

 

なった事を思い出しました。

 

 

 

うちにはオオコクワの標本がいくつか残っているはず。

 

 

 

 

「阿河さん、こんどオオコクワを持ってきますよ」と言うと、

 

「私は昔大阪にもおって、標本にあまり興味の無いころに

 

コクワみたいなオオクワを

 

採った事あるんですよ」

 

「その時に興味があればなぁ」と悔しがっていました。

 

「そうそう、ミヤマだって77mmオーバーも採ったんですよ」

 

「でも、興味無かったから手元には無いよ」

 

「悔しいなぁ・・・」と続いた。。。

 

 

世の中には標本を嫌う人もいるけど、これはこれで形は残るし貴重な資料。

 

イオウマメなんか博物館でもあまり無いだろうし、マルバネだって実物を見る機会は

 

限られている。標本は標本で有り難い存在なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県内のくわがたファンの方々、

 

またまた情報が入りましたのでお知らせいたします。

 

 

 

 

 

まずは私から

 

6月30日、所用を済ませた後に九十九里平野のポイントを

 

覗いて来ました。

 

 

 

前回のルッキングで今年の樹液を出す木、出さない木が

 

分かったので無駄のないように回ります。

 

まずは今年から樹液を出し始めたタブの若木から。

 

 

 

 

この樹はちょっとだけ藪に囲まれた大人の腕くらいのひこばえ。

 

 

 

 

 

そっと、藪を分けると

 

いるいるコクワが10匹ほど、そしてカナブン。

 

おっ、ヒラタ♂の姿も!!

 

いい雰囲気です。

 

藪を避けながらよーく見ると、鉛筆程の細い枝にコクワのような♀が・・・

 

そっと手で摘まむと

 

なんとヒラタの♀でした。

 

千葉のヒラタ♀はオスに比べるととても採りにくいので

 

私にとっては貴重。

 

♂はそのままで♀のみ確保。

 

今年はどうした事かこれで3地域の♀が手に入りました。

 

 

 

こんな事は10年に1度あるかないかです(私の場合)。

 

ブリード出来たら嬉しいですね。

 

さて、次のポイントへ。

 

このポイントでは前回大き目のヒラタクワガタを見たのですが、

 

どうでしょう・・・

 

そっとスライド掻き出し棒でコチョコチョ♪

 

バサッ

 

落ちて来たのはノコギリペアでした。

 

ヒラタクワガタは誰かに採られちゃったんでしょうか・・・残念・・・

 

 

そして、次へ

 

こちら、前回は樹液無しだったんですが、

 

今回はご覧の通り。

 

 

 

 

 

 

素敵な樹液酒場の光景だけ見て、次へ

 

 

 

 

足元には今年初のカブト君。

 

 

小さいけど初物に感謝。

 

 

 

 

この樹の上を見上げるとノコギリやらカブトやらスズメバチやらがついていました。

 

まっ、こんなもんかなぁと見ていると

 

さらに上の縦亀裂に大きめのヒラタクワガタの姿が!!!

 

あちゃ~、今日は脚立が無い。

 

ヒラタはあっという間に亀裂の奥へ。

 

「だいたいの予測では55mmくらいかな」

 

千葉のヒラタとしては大きい方なので、くわ友のチキン野郎さんに

 

採ってくれるように連絡しました。

 

私の報告はここまで

 

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7月6日土曜日

 

チキン野郎さんから朝にLINEが入りました。

 

こんな画像が!!!

 

 

チキン野郎さん「やっとデカミヤマ来ました♪(`▽')/」

 

私「おはようございます」

 

私「かっこいい~」

 

 

暫くすると

 

こんな画像が届きました。

 

 

チキン野郎さん「その後は続かずチビミヤマと

 

          ♀ミヤマばっかりでした・・・(^_^;)」

 

        「ノコもチラホラ♪」

 

        「今年の山間部の発生はミヤマとノコとカナブンが同時に来た

         感じですかね???」

 

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房総ミヤマとしては大漁の成果に驚きです。

 

そして、手の平にのった

 

ミヤマクワガタのサイズなんですが、

 

66mmもあったそうです。

 

 

 

千葉で70オーバーは至難の業でなかなか居ませんから

 

66mmといったら、かなりのビッグサイズになります。

 

採る人は採るし、居るとこには居るものです。

 

チキン野郎さんの採集記はコチラ↓

 

 

 

 

 

 

 

くわ友である

千葉県内房のAさんから素晴らしい写真が

届きましたので、ここに紹介いたします。






6月24日

お疲れ様

今日は〇〇のニレだけパトロールして来ました。

ヒラタ4匹で

1匹は56mm以上。

ヒラタ♀3匹を連れてました(汗)





カナブンも一気に増えましたよ。。。






6月25日

お疲れ様~

〇〇~〇〇〇ミヤマポイントへ。

〇〇〇の山中でミヤマ58mmでした。

ヒラタは50mmジャスト!!





上の図、ちょっといい感じですよね。

千葉県でもまだこんな光景を見られる場所があるなんて・・・