日本人とは何か 日本とは何か、
メモ=参考・・・ NHK特集〈H28 年2月13,14日)
「この国のかたち」 司馬遼太郎の日本論・日本人論について、
感動した。
①、司馬遼太没後20年になる。氏の日本人論は説得力がある。
②、日本は孤島、=島国であること、(また後で見る7百年つづいた武士という高い倫理観)とその好奇心 とは深い関係がある。
③、先ず、孤島(島国)からみる。
④、鹿児島は先ず島津斉彬が日本初の工業団地をつくっている。維新の3年前だ。鎖国政策をしており、 オランダとのつながりがあっただけの時代だ。オランダの簡単な本があっただけなのに反射炉など高度な装置を備えていた。独学といってよい。
⑤、その後も近代化の波は各地に出た。長崎出島、オランダ人10数人、の存在。文明史上の奇跡
⑥、西洋列強の恐怖心があったにせよ、日本人の好奇心からものづくりがはじまっている とみる。
⑦、異国の仏像、唐人神や漂流物にさえ好奇心を持った。
⑧、東大寺には神仏習合の儀式が伝わる。神と佛の融合、独特の着想だ。山折哲氏は日本の多元的な考え方,また美和の神のように八百万神‐「無思想の思想」ともいうべきものを独特とみる。
⑨、中国等からの影響=能、建築様式、作法、婚礼。土木工学ーー古市公城・巨大な大人物だ〈高橋治)
21歳フランス留学『わたしが1日休めば日本は1日遅れる。』 たんなる技術ではダメだと説いた。内務省に土木局を置き、東大工学部教授となった。他のアジアに先駆けて、産業革命を起こし近代国家を作り上げた。 くわやま メモ=築土構木、貞観政要、帝王学。
元々日本人は、ものづくりの街 東大阪の例にあるように、道なき道を究めたねじ会社のように 「技術好き」なところに特徴がある。
⑩、奥にある根源的なものを日本人は見つづけてきた。好奇心と国民精神が無感動体質になることが今一番怖いことだ。
⑪、日本のよいところは、あの明治維新に出ている。8年で日本国中に小学校を整備し、30年で7千キロの鉄道をしいた。
⑫、また、武士の高い倫理観は、800年前の鎌倉時代の「坂東武士」〈農地を守る農民武士の倫理観は、能 『鉢の木』 (まずしい旅人の宿のため、鉢の木を切り暖とした)にみられる。この教えは、『恥かしいい事をするな』名こそはずかしけれ〈はづかしい事をするな,との自己を律する精神がある。
律令制土地制度は坂東武士が開拓することで自己所有としたものである〈世界共通の精神)。
⑬、
未完 つづく