やるべき事 | 真実は人を幸福にするか?

真実は人を幸福にするか?

桑田義雄が、うかんだり、もぐったりするブログ

$真実は人を幸福にするか?



最低限、それくらいやらないと、成功しないって条件、ありますね。

例えば、俺は宅建、持ってるわけですが、宅建の場合、過去問十年分を3回、繰り返せとか言われます。
確かに俺も、それくらいやりました。
俺が、人に宅建の勉強方法を勧めるならば、一問一答式の過去問を使えと言いますが。


16年半に渡り、日産のトップセールスマンをやった奥城良治という人がおります。
この人は、若い頃、あまりに売れなくて自殺を決意し、青梅山中を徘徊したそうです。
その時、亡き父親の「ここで死んだら犬死だ」という声が聞こえ、思い留まった。

その後、奥城は自分に課題を課しました。
一日百軒の飛びセールス。

「九十九の断りを受ければ、天は必ず一件の受注をくれる。この考え方、信念を固く固く信じるのである。」
「飛び込みでは、客の冷酷な“断り”のメッタ打ちに耐えよ!」
「トップセールスマンとは、最も多くの、侮辱と屈辱を受けた男である!」

以上、奥城の言葉。


「九十九対一」の法則。
これは、すべてにおいて当てはまると思います。
九十九回の失敗につき、神は一回の成功を与えてくれる。
まるで、どっかのスタンプカードみたいですが。

例えば、就職活動。
百回も応募すれば、一社は雇ってくれる。
そう信じる。
もちろん、無闇に履歴書を送るのではなく、送り先を厳選する。
回数をこなせば良いというものではない。
質もいい加減にしない。
そうしたら、普通は一社は雇ってくれるはずだと思います。


意外に、通常やるべき努力のラインまで到達していない。
それなのに「なんて私は不運なんだ」と嘆く。
人って、そういうものです。

例えば、ダイエットしたいのならば、最低限、痩せるために努力しなければならない条件を、リストアップする。

(1)間食は一切、しない。
(2)アルコールは一切、飲まない。
(3)ごはん、麺類は普通盛りを一杯まで。
(4)午後7時以降の食事はしない。
(5)毎日、必ず一万歩以上、歩く。

等々のリストアップをする。
必ず、それを守る。
そうすれば、痩せれるはずなんです。
俺も、体重、40キロ落とした経験があります。

たいていの場合、上手く行かないのは、やるべき努力をやっていないだけなんです。
一日百軒の飛びセールスはともかく、「やっぱ、ここまでやらないと契約は取れないだろう」という水準を自分なりに見つけて、最低限、そこまでの努力はする。
上手く行かないのは、その「水準を見つける」という作業を行っていない。


たとえば、小説家を目指すのならば、「一年で十の短編小説と、二の長編小説を投稿すれば、5年以内に何とかなるのではないか」などの水準を見つけ、実行する。
こういう作業をしないで、だらだらマイペースでやってても、成功などするはずがない。


そして、侮辱と屈辱に耐える。
身に受けた侮辱と屈辱の数だけ、成功に近くなると信じて。


最低限、行うべき努力もせず、侮辱と屈辱から身を守って日々を過ごすのであれば、成功は絶対無いでしょう。
そんな人が、宗教に頼ったって、何の意味も無いでしょう。

不安とは、努力によって鎮まるものであり、神仏への祈りによっては決して鎮まりません。


まずは、紙に、努力水準を書き出してみる。
そこから出発でしょう。


なんて事を申しておりますが、言うは易しですな。
でも、これ、真実ですよね。
厳しい、真実ですよね。

誰か、助けて~!!!


P.S.他人のブログの更新をチェックできる「RSSリーダー」ですが、BlogPadというソフト、わりと使いやすくて良いです。
http://sites.google.com/site/nsoftichimi/blogpad