のあのあシアター 最終回のお知らせ | 映画熱

のあのあシアター 最終回のお知らせ

11月8日(日)に、最後ののあのあシアターを開催します。


最後のプログラムは、派手なものはやめて、シンプルにいきます。

テーマは、「人を魅了する男 ミシェル&マイケル」。

上映作品は、以下の2本。



①「バスキアのすべて」(2010年アメリカ 93分)

監督:タムラ・デイビス

出演:ジャン・ミシェル・バスキア ジュリアン・シュナーベル


27歳でこの世を去った、伝説のアーティストのドキュメンタリー映画。

1996年の映画「バスキア」では、ジェフリー・ライトが彼を演じましたが、

本作では、未公開だったインタビュー映像を使用したので、ご本人が登場します。


「バスキア」の監督だったジュリアン・シュナーベルや、

精神科医、ディーラーなど、貴重な情報が満載の1本です。


芸術の秋は、アート映画で決まり。


彼の、迷いのないダイナミックな描き方から、何かを学びましょう。




②「マイケル」(1996年アメリカ 106分)

監督・脚本:ノーラ・エフロン

出演:ジョン・トラボルタ ウィリアム・ハート アンディ・マクダウェル


ジョン・トラボルタが、天使ミカエルを演じます。

バスキアは短命でしたが、こちらはかなりの長寿。

人生、長く生きればいいってもんじゃありません。

短くても長くても、それなりに楽しむ方法というものはあるんです。


コメディであり、ファンタジーであり、寂しくて切なくなる映画。

のあのあシアター最後の作品に、俺はこれをチョイスしました。


クリスマスシーズンを前に、ロマンチックなお話をお届けします。


本作はDVDでも入手困難な映画なので、お得感がありますよ☆




行き急ぐ男と、長く生きて、くたびれた男。

両者とも、周りの人たちを魅了し、幸せな気分にしてくれます。


バスキアは、前衛的な創作活動で。

マイケルは、不思議なダンスで。

(「サタデー・ナイト・フィーバー」「パルプ・フィクション」のファンは必見)


「MICHEL」は、ビートルズの歌にもあるし、ミケランジェロの一部でもある。

「MICHAEL」は、英語ではマイケル。愛称はミッキーですね。


2人の名前が似ているので、組み合わせてみたら面白いかなと思って企画しました。



見終わった後は、何とも言えない気分になりますが、

どこかの世界でまだ、彼らが活躍しているようにも思えます。


桑畑四十郎が、のあのあシアターを終えるのにふさわしい2本と言えるでしょう。


たぶん、一般受けは全然しないだろうと思いますが、あえて、これでいきます。

もし来て下さって、退屈な思いをしたら、ごめんなさい。



のあのあシアターを愛して下さった皆様、ありがとうございました。

いよいよ、次で最後です。


スタートはいつも通り、PM3:00から。

ワンドリンク付きで、1500円。


よろしくお願いします。