福隊長の1歳児クラスに行くと
少し前まで赤ちゃんだった1歳さん達が
笑隊長を触りにくる
メガネママ
「赤ちゃん小さくて可愛いなぁ~ 優しくトントンしてなぁ♪」
福隊長が お友達をドン!と押す
大好きな妹を触られたくないんかな?
メガネママ
「しゅんくん。みんな、あかりちゃん大好きやから触りたいねんて~」
この後の福隊長にビックリした
お友達の手を取り、赤ちゃんに触らせてあげようとしてん!
こんな風に触るんだよ~と言わんばかりに、笑隊長をトントンして見本をみせて やってごらん♪みたいに…
私の言った意味を理解してからの行動に、嬉しいと同時に
これだけ理解できてるって事は、適当な声掛けしたら絶対にアカンなぁ~と思った。
一方 隊長の4歳児クラス
もちろん赤ちゃんは大好きなお兄さん&お姉さん達
「寝てるの?」
「可愛い~」
「足触らせて~」
メガネママ
「みんなも こんな小さかってんで~」
「知ってるよ!私の小さい時の写真あるもん♪」
「覚えてないよ~」
「赤ちゃんも だんだん大きくなってお喋りするんだよ♪」
隊長
「みんなあっち行って!!」
そこで 福隊長と同じ言葉を隊長に。
メガネママ
「りゅう~ みんな、あかりちゃん大好きやから触りたいんやで~なっ♪」
隊長
「嫌だ!僕のママだぞ!みんなあっち行って!僕のママと喋らないで!」
・・・。
えっ!?
そっち!?
メガネママ
「お母さん、りゅうのお友達大好きやから 喋らしてよ~」
隊長
「嫌だ!ママなんか大嫌いだ!大嫌いだ!」
好きなのか 嫌いなのか?
もう 分からない状態に…
走って教室を飛び出す隊長
色々とノートに記入して、隊長を探しに行くと
階段の所で 三角座りで顔を下にしている隊長
メガネママ
「りゅう~ごめんな…お母さんお友達大好きやから…」
顔を上げ
隊長
「僕のママと喋らないで欲しいんだよ!ママもすぐに帰ればいいのにベラベラベラベラお喋りして!嫌なんだよ!ウゥ~」
顔をクシャクシャにして、声を押し殺して泣く隊長…
えっ?そんなに泣く!?
声出してないけど、号泣やん!
こんな事で ここまで泣く隊長に
笑ってしまいそうになるのをグッとこらえる。
メガネママ
「ごめんな。お母さん あんまりお友達と喋るのやめるようにするわな」
隊長
「約束して…もう喋らないって約束。」
メガネママ
「…。わかった約束する。」
隊長
「ママ~♪」
作り笑顔で 私に抱きつく隊長。
そして 毎日
隊長
「ママ!約束やぶった!ダメだよ!約束したんだよ!みんなあっち行って!」
教室以外で 喋るのは何も言わへんのに
教室で みんなが囲んで喋るのを めっちゃ嫌がる。
こんなにも愛された事 今まで無い!
きっと 半年もすれば 何も言わなくなるんやもんなぁ~
隊長は 毎日 本気で嫌がるけど
私は 毎日 それが嬉しくて仕方ない。