鳥羽から名古屋に向かってるねんけど


夕方


名古屋から近鉄特急乗って


鳥羽に向かう電車で


なんの軍団か よくわからんねんけど


小学4~6年の男子10人位と


それを仕切る、55歳位のおっちゃん1人


の謎の軍団。


なんか少年サッカーのチームなんかなぁ?


鳥羽の2駅前でその軍団は降りてんけど


おっちゃん
『ええかぁ~!忘れもんすなよぉ!ちゃんと見ぃよぉ~』


コテコテの関西のイントネーション!


さすが関西人


声がデカイ!


舞台役者みたいな声量しとるっ


おっちゃん
『切符を右手に持ってぇ~、そしてカバンは右肩へかける!紙袋は左手に持つんやぞ!』

子供A
『細かく決める意味あんの?』


おっちゃん
『意味なんかない!』




おっちゃん♪かっこいい!


ホンマに意味ない事を

意味なんかない!


と言い切る感じ!


なんかわからんけど


かっこいいぞっ!






その軍団は


私の席の横を通って


降りて行ってんけど


全員


右手に切符
右肩にカバン
左手に紙袋(全員みどり色の紙袋)


ちゃんと


おっちゃんの意味なんかない指示を守ってた。


ただ1人だけ守ってなかったのが


おっちゃん本人。


左手に紙袋
左肩にカバン

右手はポケット


で私の横を通過…


しかも


右手は、あちこちのポケットに入れては出して…





まさか…



ホームに降りた軍団&おっちゃんやけど


その時の


おっちゃんのポケット

裏地がベロ~ンとすべて出てる…





切符無くしとるがなっ!


子供たちは全員右手に切符持って


おっちゃんを囲んでいる…


おっちゃんは


ポケットの裏地を


めちゃギューギュー握って


切符ないか確認してる…


ぶっちゃけ


握らんでも


見ただけで無いのわかるけど…







ずっと見ときたかったけど


電車が動きだした…


ギリギリまで


見てたら




おっちゃん






子供たちのポケットに手をつっ込んでた…





絶対無いで!おっちゃん!



結局…


切符みつかったんかなぁ~?


気になるなぁ~





あっ





おっちゃんで思い出したけど






オハラさんが集合時間に遅刻した時


私が携帯を何回もかけて起こす


スタッフさんが、お家の電話に何回もかけて起こす


ってな作戦で寝坊のオハラさんを起こしてんけど


スタッフさんが
『あの…オハラさんの電話に男性の方が出たんですけど…その方が、ちゃんとオハラさん起こしてくれますよね?』


メガネ
『えっ?男を泊めて遅刻ってどないやねんなぁ~、ってかオハラさん彼氏できたんやぁ…』


スタッフさん
『なんか声だと50代ぐらいの方でしたけど…』


メガネ
『えっ!50代!?』






そんなこんなで


オハラさん登場。


オハラさん
『遅刻してすみませんでした』


メガネ
『オハラさん…あんた男と一緒やったん?』

オハラさん
『……』


メガネ
『遅刻は最悪仕方ないとしても、あんたを起こす電話に男性が出てみぃ~スタッフさんも、余計腹立つねんでぇ~』


オハラさん
『えっ?男なんか泊まってへんよ…』


メガネ
『…あんなぁ~、スタッフさんが電話したら男性が出たんやでっ』

オハラさん
『…それ、私やけど。』





まさかの


50代の新しい彼氏と思われた男性は


オハラさん本人やったぁ!


ってか


おっちゃんに間違われるオハラさんの


声って何なん!?