キヤノン春の新製品内覧会へ行ってみた - EOS30Dを中心に -
さて本日は、春にかけて大量の新製品ラッシュを見せるキヤノン製デジタルカメラの内覧会へ行って参りました。コンパクトカメラでもIXYシリーズで初の光学式手ぶれ補正付きモデル IXY DIGITAL 800ISを中心に気になる商品も多い訳ですが、今回のお目当ては・・・
「EOS30D」
いよいよ3月18日にリリースされます。完成度の高かったEOS20Dの後継となるこのカメラは実にいろいろな点で手が加えられています。
EF24-70mm F2.8L USMが取り付けられたEOS30Dですが、ニコンD200とはまた違う精悍な印象を受けます。シャッター周りのボディ形状も大きすぎず、小さすぎず早くも好印象です。
ボディをまず手に取った印象としてはEOS20Dの少しザラザラした感じではなくすべすべしています。シャッター周りのボディ形状も大きすぎず、小さすぎずしっくり手になじみます。
ブース中央にはEOS30Dがズラリと・・・。
現行のEOSシリーズが勢ぞろい。
五月に登場予定の大口径レンズ(手ぶれ補正付き)EF-S17-55mm F2.8 IS USMも展示されていました。
ボディ背面より。待ち望まれた2.5インチ液晶がついに採用されました。画素数も23万画素でメニュー表示の文字も見やすくなったので暗いところでの操作もしやすくなりました。左上に新設されたボタンは「イージーダイレクトボタン」なるもので、PictBridge対応プリンターでダイレクト印刷をする際に用います。
EOS DIGITAL Solution Diskがインストールされた環境であれば、パソコンとUSBでつなげた時にこの「イージーダイレクトボタン」を押す事で撮影した画像をパソコンで操作せず、まとめて転送できる機能はえらく便利です。普段使いで撮影枚数がそんなに多くない方にはとっつきやすそうですね。
あと気づいた点は、ISO感度情報もファインダー内で表示されるようになったので、ファインダーを覗いたまま感度調整も効きます。各種設定ボタンを押した後のメイン、サブの電子ダイヤルでの項目選びは快適すぎます。
ISO感度も20Dが100、200、400、800、1600(ISO感度拡張により3200も設定可)だったものが1/3段刻みに変更されましたので、いたずらに増感してノイズが増えることの無い使いやすい感度も選べます。
シャッターの感触は「ガシャンガシャンガシャン・・・」という20Dの音に近いです。高速連射(毎秒5コマ)と低速連射(毎秒3コマ)の切り替えもできるようになりました。
やけにシャッターを切るときのレスポンスが良いな・・・と思ったのは、
半押し→シャッター→ボタンを離す→半押し・・・ ではなく
半押し→シャッター→半押し→シャッター・・・(以下略)
とガシガシ撮れます。確かに気持ち良いわけです。
他にもいろいろ改善点はありますが、これだけブラッシュアップされた仕上がりを見せるデジタル一眼レフカメラがボディのみで16万円を切るのは思い切った戦略だと思います。多分にニコンD200を意識したプライスだと思いますが、コストパフォーマンスが相当優れているので十分闘えるのでは・・・。
と、いうかだんだん書いてて欲しくなりました・・・。
■URL
キヤノン:EOS 30D
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/30d/index.html
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