衝撃的なジェフとの別れから、数日後、
ジェフって何者? という方はこちら ↓
クリスから電話が入った。
「あのさ、何か色々迷惑かけちゃったみたいで、ごめんね。」
とクリス。
「いや、もういいんだけどさ。それよりジェフはどうしてる? 」
「かなり落ち込んでたけど、僕と色々話して落ち着いてきたよ。」
ジェフは、数ヶ月前に長年連れ添った日本人の奥さんを亡くして、
かなり寂しかったらしい。
もちろんだからといって、こんな風に強引に次の日本人妻を得ようとしても
それは無理だよ と言い聞かせたらしい。
(このオタク男に説教くらう、某大手企業重役のおっさんって。。。)
私にも反省する点は多々あったので、
ここは、「早くいい人が見つかるといいね。こっちこそ色々ありがと。じゃあね。」
と電話を切った。
クリスには何の恨みもなかったが、どちらからともなく連絡が途絶え、
今となっては、オタク男と寂しがりの前のめり男の行く末はどうなったことやら。。。
それから数ヶ月後のこと。
日本から友達がハワイに遊びに来たときのこと。
話の種にジェフの話をすると、
「ええええっ??
なんで そんなおいしい話を早く私にしないの? 」
と友達。
忘れてたんだよ。
忘れてたぁぁぁぁ????? ヽ(`Д´)ノ
今からでもいいから、連絡とってよっ。
えええ? なんのためにさ? ヽ((◎д◎ ))ゝ
決まってんじゃない。
私が結婚するっ、 ジェフと。 (=`(∞)´=)
またまた~~ 冗談も休み、休み。。。 っていうか、目が真剣なんですけど。。( ̄_ ̄ i)
「あのさ、まぢで言ってる? 」
「当たり前じゃない。」
でもさ、あなた結婚しているじゃありませんか? まして子供いるし。
「いや、離婚する。
どうせうまくいってないし。」
でも相手にも選ぶ権利はあると思うよ?
という私を軽く鼻でせせら笑う、M子。
「どう考えてもさ、誰でもいいんだよ。日本人なら。
で、私だったら、オルオルより優しいしさ、
料理もうまいし。
第一泣かせるようなこと絶対しないもん。
私と一緒になったほうがジェフだって幸せに決まっているじゃん。」
はいっ? ( ̄_ ̄ i)
もしかして こいつはジェフの女バージョンか。
「だってM子、ジェフに会ったこともないじゃん。」
「いや、プールつきの家で、ジャガーもらえるなら、
この際、見た目とか性格とか年とか別にどっちでもいいよ。
それにグリーンカードまでもらえて、ハワイに住めるんだよ。
ハワイに永住は私の昔からの夢なのっ !!!!」ヽ(`Д´)ノ
こ、怖いよ。M子。。。
「いや、私もね?
ハワイに永住したいよ。
だからさ、ハワイで金持ちと結婚なんて夢みたいだよ。
でも実際その場になったら
やっぱり恋愛感情のわかない人とは一日だって一緒には暮らせない
って事に気づいたよ。」
また鼻でせせら笑うM子。
「いい年して、ロマンチストねっ。
私は愛なんてなくても、平気よ。 それよりさ、今から電話してみてよ。」
M子は大真面目だったのだっ。
「ちょっと、いい加減にしてよっ。\(*`∧´)/
あんな別れ方したのにさ、どの面さげていまさら電話すればいいのさ?
私相当恨まれてるんだよ。」
「ばかね~~~。
ジェフと私がうまく行けば、ジェフだってオルオルには感謝するわよ。
『あの時振ってくれてありがとう。おかげでこんな素敵な人と出会えたよ。』
って泣いて感謝されて、今までのことはすべて水に流してくれるわよ。」
どんだけ自分に都合よく考えられるんだ。この女め。
水に流してもらわんでも結構。
別にジェフに感謝されても何の得もしないもん。
という私に、追い討ちをかけるM子。
「私がジェフと結婚したら、オルオルのことハウスメイドで雇ってあげる。
さらに専属フラダンサーとしても雇ってあげる。
うちでホームパーティやるたびに、プールサイドのステージで踊らせてあげるから。」
・・・・・・・・・・・。
いいかも。
と一瞬夢見る私。。。
いやいや、あかんて。(>_<)
あの薄ら寒いプールサイドでフラ踊る自分の姿が脳裏に浮かんだ。
客はワインとホットドッグ配られて、強制的にフラ鑑賞させられるのか。うぷぷぶ。
いや、そうじゃなくて。。。( ̄_ ̄ i)
「言っておくけど、ジェフにいまさら電話かけるのなんか、絶対嫌だねっ。
寝言言ってないで、日本に帰ってよっ 」
ちっ
と軽く舌打ちするM子。
怖いんですけど、とっても。。。。
というわけでお金持ちの奥様になり損ねたM子は いまだに離婚せず、
日本で主婦してます。
ジェフが今どうしているかは、さっぱりわかりません。。。



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