お子様たちが春休み中ということで急遽サロンを飛び出して個人様のお宅で出張レッスンになりました。
この日のクラスは、基礎を終えた方がすすまれるナチュラルケア(お手当)コースのプライベートレッスンでした。
いままでは望診、食せん、お手当などを学びましたが、
この日は同じメニューを陰陽にわけて作りわけをしていただく実習でした。
知識ではわかってもいざつくりわけると最初はとまどいます。
具体的なイメージがあるとわかりやすいかなとご提案し、
相談されて春の陰性なエネルギーと冬の陽性なエネルギーにわけてすすめることになりました。
陰陽をわけるといっても、
食材でわける、
鍋でわける、
火加減でわける、
水加減でわける、
切り方でわける、
味付けでわける、
盛り付けでわける、、、
様々に変化の仕方があります。
陰性なものを陽性にもできるし、陽性なものを陰性にもできるわけです。
生徒さんたちは悩んだ末こんなふうに作りわけしてくださいました。
ご飯、和え物、きんぴら、味噌汁をそれぞれ陰陽にわけていただきました。
玄米は同じたきあがりのものに混ぜ込むものをアレンジして陰陽にわけました。
「ちょっとのことでこんなに変わるんだ」と発見してくださいました。
子供たちは身体の声がきこえてますから、からだが必要なほうを好んで食べていました。
さすが。(本当は大人もできるんですよ~。)
お味噌汁はお出汁と食材、味噌の種類をわけてくださいました。
そして陽性なきんぴらをあえて陰陽にわけていただきました。
切り方、加熱の仕方でアレンジしてくださいました。
一番難しいところですが、意識して違いをだそうと努力され、こんなに際立ちました!
担当された方は「陽性にしすぎましたー」と言われてましたが、
その陽性さが美味しい方もいて。
からだの違いはおもしろい。
・・・と、かなりマニアックなところを楽しんだ一日でした。
わたしは好きですけど(笑)
これがインストラクター養成コースだと五行別の料理、病状別のレシピと展開していくことになります。
昔のサロンでは「今日季節や天気を考えつつ、Aさんの状態にあわせたご飯をつくる」という
なんともこれまたマニアックなアドバンスクラスもありました。
懐かしい。
全ての方がここを学ぶ必要はないのでご安心ください。(?)
ただ実践し始めてわかり始めると楽しい領域ですね。
陰陽五行でがんじがらめになるのではなく、遊べるようになると楽しいです。
そんな楽しさを知識にとどめず体感できるところがマクロビオティックのおもしろいところかなぁと思います。
まずは手作りご飯。次に自然食。そしてマクロビオティック・・・と、
心地よいペースでご自身のペースですすめてくださいね。
さぁ、春です。
新しいクラス続々立ちあげます!