なんか、デスクワークだとですね、肩と首がこりまくってますですよ。
やはり歳をとった、ってことなのでしょうかね。


認めたくないものだな、齢(よわい)ゆえの衰えというものは。


なんて池田秀一っぽくはじめてみましたけど、数年前とあるプラネタリウムに子供達と行ったとき、ちょっとした映像が丸い天井に映し出されて物語がはじまるんだけど、そこに登場していたあるキャラクターの声優が池田秀一さんだったことにちょっと感動したね。って星のことより声優に感動したってハナシだよ。

でもって、一人興奮している父親を不思議そうに眺めるわが子たち。


お前達も、きっとお父ちゃんの気持ちがわかるときがくるよ。

で、「ケロロ軍曹の西澤梅雄の声だよ」って教えたやったらえらく感動していたぞ。


「池田秀一ってだれだよ!」という方、どうぞググッてみてください。
アンパンマンとの関係やら、にゃるま様のこととか、古谷徹との交友関係とか、名探偵コナンの赤井秀一とか、ちょっと感動しまくりカモよ。

なんてワタクシの若さゆえの過ちだらけだった少年時代の思い出にシンクロしてくれる人はどれだけいるのかな、なんてことを考えちゃう今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?



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って、ふと気づいたらこのブログ、1ヶ月もほったらかしじゃありませんか!!!

きっとみんなワタクシのこと、心配したんだろうな(んなワケありません)。

妻にこのブログの存在がバレてドラえもんをよくも掲載しやがったな とかいわれて全敗侍斬られたんじゃねーのか、とか、きっと心配してたんだろうな、みんな優しいね、ありがと。(勘違いハナハダシイですかね)。単純にいろいろと忙しかっただけなのだよ。肩こりも結構つらかったし。


さて、いつものように前振りがムダに長い上に上記ムダ勘違い文まで書いていてなんですが、やっと本日のテーマです。



そう、鳥です。


鳥って、なんであんなにキレイにさえずるのでしょう?
木々の中を歩いていると、そりゃすごい技を使ってるのがわかりますよ。


超高速タンギング、超高音、超鳥ウォーブリング、etc。
鳥だけにチョウ(超)だらけ、なんつって(寒)   orz。。。


で、ふと疑問に思ったよ。
鳥の肺活量ってどんだけあるんだろうって。


人間の肺活量は、成人男性の場合、3000~4000mlだそうだ。
成人女性は、2000~3000ml。
通常の呼吸時は500ml程度だけどスポーツ時には4000mlまであがることもあるという。

一生懸命口笛を吹くとき、空気を最大4リットルほど吐き続けているってことでしょうか?


たとえば、ホーホケキョ。
これを口笛でやろうとすると、一息でも300ml程度は必要な気がする。


でもですね、


本家の鶯(ウグイス)さん、体長15センチほどですよ。
そんな小さな体では、肺活量ってどんだけのものでしょう?
100mlもないでしょ、たぶん。いや、もっともっと少ないかな?

それでもって、ものすごく長くさえずることができる。


ホーホケキョ♪ ケッキョケッキョッケッキョ・・・


みたいに。
まぁ、おそらく♪マークのところでブレスを入れるんだろうけど。


口の形や呼吸器官の違いがそれを可能にしているんだってことは頭では納得できるけど、やっぱりこれってすごいと思いませんこと?
つまり、ごく少量の空気で、あれだけの音量をそれなりに出し続けられるってことですよ。


これを人間の口笛に応用できないものでしょうか?



・・・



3月の大阪大会決勝にて、ころさんとお話させていただきました。
ころさんは「ハイトーンの魔術師」の異名を持つ、ものすごい技の持ち主なのです。
彼の高音は、いわゆる倍音ではない、普通の口笛の延長なのですが、その圧倒的な高音と音量には、みんなびっくりします。
まずもって、彼の高音の技術は、それだけで世界レベルではないかと思うのですよ。その完成度たるや、ヒールト・シャトロー並み、もしくはそれ以上かも。
3月に来日したショーン・ローマックスも、あれだけの高音は出していませんでした。


そんなころさんに、その高音の秘訣は?とたずねたところ、答えは意外と単純で、



「可能な限り、口の中を狭くして、音を唇の前のほうで出すイメージ、そして空気の量は少なければ少ないほど響く」


とのこと。


マネできません!!


で、空気の量は少ない、というその言葉、ずっと引っかかっていたのでした。
空気の量が少ないのに、あれだけ室内全体に響き渡る音が出る、、、理解できないものだったのですよ。

しかし、ウグイスの小さな体とその圧倒的な音量を考えたとき、ころさんの言っていることが、なんとなくですが理解できたのです。



・空気の量は少ない → 吐く息の量は少なくてもよく、これが可能になれば長い時間、息継ぎなしで演奏できるかもしれない。しかも音量は十分である。


・口の中を狭くして → ウグイスなどの小さな鳥のさえずりのメカニズムも、あれだけの小さな器官を使っているという事実からみると、人間でも練習しだいでは可能かも(ころさんがすでに実現)


・唇の前の方で音を出すイメージ → これがよくわからない。でも、ころさんは「スイートスポット」という言い方もしていたので、これは各自が探し出すしかないのであろう。



というわけで、鳥のさえずり、とくに少量の息で超高音を実現すること、を人間の口笛にも応用できるはず、という仮説をいつかは自分の口笛で証明してみたい、と思ったのでありました。





・・・




しかし、、、



難しいよ orz



しばらくは試行錯誤が続きそうです。


口笛は奥が深いってことだよ。