二つの保育園 | くすの木保育園 〜ホイクノハダザワリ〜

くすの木保育園 〜ホイクノハダザワリ〜

くすの木保育園大園長(おおえんちょう)から、保育についてお知らせをお届けするブログでございます。

先日、東京出張の機会に

二つの保育園を見学させていただきました。

とても勉強になったので、忘れないうちに感想等ブログにしたためさせていただきます。

新宿せいが保育園(東京都新宿区)
園長の藤森平司さんは業界内では有名人です。著書・講演多数で博学で見識は高く、でも物腰は穏やかでお話のしやすい方でした。

$くすの木保育園  ~プロジェクト保育~

もともとは公立の保育園だったところを民営化にて藤森さんが引き受けられたようです。
当初、地域の方々や保護者の方々から不安の声もあったようですが
今では分かり合って、積極的に地域の方も保育園に関わっていただいたりして運営されています。

お話は多岐に渡り
ホモサピエンスとネアンデルタール人の違いや子どもは元々異年齢の集団で育ってきた事など
大変勉強になりました。。



川和保育園(横浜市都筑区)
園長の寺田さん、園庭や遊具など強烈な保育園です。でもわくわくします。最初見学を断られましたが、お話ししているうちに見学させていただく事になりました。

$くすの木保育園  ~プロジェクト保育~

日中ずっといさせていただきまして、寺田園長の熱いお話やわくわくする園庭で遊ばせていただきました。いつまでいてもとことん遊べる所です。凄いです。。。
横では卒園児の保護者達が集まって、冬の薪づくりにチェンソーをブイブイ言わしていました。


どちらの園にも共通して言えるのは
その園で作られた文化の上にすべてが成り立っているという事です。

保育理論や教育論、科学、哲学、歴史、宗教などの広く深い教養を土台に
試行錯誤や悪戦苦闘を経て、現在の形になってきているように見えました。

そして、現在の形は完成形ではなく、さらに理想的な状態に昇華しようと
より苦しみ、より努力している。

そのような姿勢と情熱をヒシヒシと感じさせていただけた、お二人の園長でした。



とても勉強になりました。。。