iPhoneのシェアはどうなるか | kusuke-jpのアメブロ

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技術的じゃないビジネス寄りの内容はこっちのブログに書いてます。内輪ネタ多し。

各種データをあさって見る。ごちゃごちゃしちゃったので結論を書いてみる。

・現状4半期に235万台出荷されてるiPhoneは、+100~+220くらい増える(機種変込み)
・現状のAndroid 63%(2500万台):iOS 37%(1500万台)が、1年後くらいにはAndroid 55%(2750万台):iOS 45%(2250万台)くらいまで揺り戻されるのではなかろうか。

です。以下調べた時のメモ。

まず契約台数のスマホ・ガラケーのシェアは2015年度末逆転する見込み。これが加速するかもしれない。2014年3月末:5,915万件とあるが、今年度の終わりには3割くらいスマホユーザが増えている感じだろうか。
データ元:http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120130328500

契約台数



次にベンダー別シェアにうつる。コチラは契約台数ベースではなく出荷台数ベースなので信頼性はそこそこだと思ってほしい。

ちょうど昨日、IDC Japanより発表がありました。
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20130909Apr.html


これをみると、第二四半期に約235万台がAppleから出荷されたと考えられる。月平均80万台弱だ。

ここでドコモの今年4-6月の契約数をしらべてみる。決算書でいいかな。
PDF注意
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/binary/pdf/library/earnings/earnings_release_fy2013_1q.pdf

ざっと6160万回線。コチラの記事によるとシェア46%のようです。あれだけiPhoneうりまくってるauとsoftbankのシェアを足してもドコモと同じくらいの規模なんですね。

ちなみに4半期での新規+機種変更でみると、539万台が発生しています。時期が一致しないのであくまで超概算ですが、新規に出荷される[844万台-iPhone(235万台)]の609万台のうち、89%はdocomoで販売されてると考えられますね。

そして、先日発表された、ドコモユーザの55%(ややをのぞくと19.2%)がiPhoneを買いたいというMM総研の記事も総合すると
http://ggsoku.com/2013/09/idocomo-iphone5s-55/

四半期で100万台くらい上乗せされることになりそうです。最初のベンダー別出荷台数をみて、844万台中335万台がiPhoneの出荷となると、新規出荷の4割はiPhoneとなりそうです。これは他のキャリアの数字を勘案していないので、ピーク時は5割を超える可能性もありますね。

さて、「ベンダー別」ではなく「OS別」のシェアはどうでしょうか。



コチラも最初のMM総研の資料ですが、今年の頭の段階で、4061万台のうち63%なので2570万台がAndroid、1490万台がiPhoneとなります。これは、前述の出荷台数ベースでもApple以外のベンダーの出荷数のほうが64%と割合としても多いことからも、OSでみればAndroid優勢な状況が続いたためシェアを伸ばしているといえるでしょう。

しかし、今後docomoがiPhoneを取り扱うことにより、年間で(ここ適当)400万台くらいAndroid→iPhoneへの乗り換えが発生すると、OSシェアも55% : 45%くらいまでいっきにiPhoneの割合が増えるのではないでしょうか。

以上、分析の専門家じゃないのでグダグダになりましたが予想です。

え、Windows?なんのことだかさっぱりです