それでは、年末ということで今年の糞ゲーベスト3を独断で決めたいと思う。
まずは3位、ここはゼノブレイドを推しておこう。
地味でつまらないシームレス戦闘、無駄に広いマップ、単調な無数のクエストと素材集め。
全く盛り上がらないつまらないストーリー、個性のない空気のような仲間キャラなど、
正に最近の糞ゲーを代表する作品である。
ゼノシリーズと関係ないのにゼノと付けたり、意味不明なCMを流すなど、
ゲーム内容以外の面でも色々と糞であった。
そして、2位は同じくシームレスRPGの白騎士物語 光と闇の覚醒。
前作から改良した、と言いつつほとんど改良されていない糞中の糞RPG。
ゼノブレイドと同じくシームレスな糞戦闘、無駄に広いマップ、単調なクエスト、
更に、ゼノブレイドの上を行くのが広いマップのくせにワープができないというひどさ。
そして、ストーリー展開が前作のマップを逆に進むだけという手抜きっぷりは
完全にゼノブレイドを上回っている。
ローグギャラクシーから白騎士1、白騎士2と全く成長の見られないレベルファイブ。
来年には二ノ国のPS3版が発売されるが、これを更に上回る糞ゲーなことが期待される。
そして、栄光ある1位は糞アクション、北斗無双である。
誰がどうみても動画を見ただけでつまらないと感じるほどのもっさりアクション。
更に、QTEに失敗すると敵のHPが半分も回復するという最強のイライラ仕様や、
原作コスチュームすら有料というぼったくりDLCなど、コーエーの開発力のひどさと
商売のひどさを両方味わえるお得感満載の糞ゲーである。
来年は一体どんな無双でユーザーを驚かせるのか、期待度大である。
というわけで、今年も色々な糞ゲーをプレイしたが、
どのゲームもすぐに気づくような糞仕様が満載であった。
しかし、開発者(特に企画者)にとってはこれがベストなゲームなのだろう。
ゲームの開発現場では、何度もミーティングが行われている。
その中では、もっとこうした方がいい、というような話は当然出ている。
それらを繰り返し、長い開発期間を経てようやく完成した血と汗と涙の結晶であるゲーム作品達。
それほど頑張って作ったゲームがとんでもない糞ゲーなのだから、これはもう笑うしかない。
開発者とユーザーの乖離。これを克服しない限り、今後も更なる糞ゲーが生まれ続けることだろう。