俺的糞ゲーその22『白騎士物語-古の鼓動-』 | 俺的糞ゲー処刑ブログ

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※このブログは、独断で決めた糞ゲー(クソゲー)を処刑し、良ゲーを褒め称えるゲーマーのためのレビューブログ(たまにゲームと関係ない話あり)である

ローグギャラクシーなどの糞RPGで有名なレベルファイブが開発、ということで、
発売前から誰も期待はしていなかったが、結果、誰もが予想した通りの糞ゲーであった。

このゲーム、RPGの糞な要素を色々と満たしている。
まずは、糞ゲーメーカーに流行のシームレス戦闘である。
敵に近づくとコマンドが出て戦闘を行うアクションもどきのこの糞戦闘。
このシステムの最大の欠点は、カメラワークが通常時と変わらないために演出が地味になることと、
無駄に移動できるが敵の攻撃は回避できないという矛盾点である。
しかも、同じシームレス戦闘のFF12の後でありながらFF12より劣化しているというひどさ。
攻撃モーションは遅く、テンポも非常に悪く、攻撃ボタンを押しても敵が近くにいないと攻撃できない上に、
敵は離れても攻撃してくるという意味不明さなど、完全にシステムが破綻している。
オンラインプレイにも対応しているのでこのような戦闘になったのだろうが、それなら普通にアクションにした方が
面白くなっただろう。

他にも、いらない素材集め、だだっ広いだけのマップ、遅い移動スピード、とよくある糞要素が満載である。
おまけに、アバターは空気。変身ベルトで変身するというお笑い要素や、姫がさらわれ、助けてさらわれる、
という影の伝説並の糞ストーリーなど、バカゲーを目指しているかのような雰囲気である。
しかも、このストーリーが途中で終わるという詐欺行為まである。
あらかじめ、ドットハックのようにこれは1章です、と言うなら分かるが、買って気づくというのは
アーク・ザ・ラッド以来だろう。
販売がSCEという点も同じである。時代は繰り返す、ということだろうか?

近々この続編が出るが、この前作のストーリーがまるまる収まってお買い得、とかいうアピールをしているが、
そもそも今作が欠陥品でようやく普通のボリュームになっただけであり、全くお買い得ではない。
ゲーム内容も、同じシステムを続けるならば、今作と同じ糞ゲーになることは間違いない。
レイトンやイナズマイレブンは芸能人の起用やアニメとのタイアップで上手くヒットしたが、
それだけでは目の肥えたゲーマーを満足させることは到底無理と言えるだろう。