シャッフルビートとは、簡単に言えば「跳ねたリズム」
「ツッタッツツッタツツッタツツッタ」って感じのリズムです。
8ビートは8分音符、16ビートは16分音符が基本ですが、
シャッフルビートは3連符「タタタ タタタ タタタ タタタ」って感じです。
(ビートルズの→All my lovingのジョンのギターみたいな)
跳ねるリズムは「スウィング」と呼ばれ、ジャズに良く使われます。
代表的なのは→アート・ブレーキーのモーニンとか→マイルス・デイビスのソー・ホワットです。
↓もっと有名なのはグレン・ミラーの「イン・ザ・ムード」でしょうか。
↑これは1930年代としてはかなり画期的な曲だったのではないだろうか。
この曲はある意味ロックンロールやポピュラー・ミュージックの原点であるとオイラは考えている。
(イントロのフレーズがジョニー・B・グッドに似てるからという理由だけではない)
また「ブギー」とも呼ばれ、ブルースなどにも良く使われます↓
▲ジョン・リー・フッカー/ブーン・ブーン(カッコイイぜ!)
そしてリズム&ブルースやロックンロールにも良く使われます。
例えば→ロール・オーバー・ベートーベンの場合は
チャックベリー⇒シャッフルビート
ビートルズ⇒8ビート
ローリング・ストーンズ⇒シャッフル
ジミー・ペイジ(が参加してる60年代UKバンドの音源)⇒8ビート
となります。
※ちなみにロックンロールとリズム&ブルース(近年の巷で言うアールアンドビーではない)の違いは微妙だが
大雑把に言えば同じ曲でも黒人がやればR&Bで白人がやればロックンロールで良いと思う。
(チャック・ベリーだけは有名過ぎるので例外としてロックンロールと言っているが)
ロカビリーという言葉もあるが、オイラはロックンロールと同じと定義してます。
ロカビリーといえばカール・パーキンス↓
↑Everybody's trying to be my babyやビートルズがカバーしたハニー・ドントも典型的なシャッフルビートのリズムだ。
ビートルズのシャッフルビートで他に思いつく曲を挙げると・・・
・ラブ・ミー・ドゥ
・僕が泣く
・アナザー・ガール
・Your mother should know
・レボリューション
・マックスウェルズ・シルバー・ハンマー
・オールド・ブラウン・シュー
↓あとこれだな。
↑オイラはアルバムLet it beの中ではこのフォー・ユー・ブルーが1番好きかも。
理由は地味だけどサウンドが気持良いので飽きないからだ!
おい!ジャンル洋楽の奴ら!
こんな感じの記事でよろしいでしょうか?(・ω・)
ビートルズの曲を無料で試聴できる動画で貴重テイクやミックス違いなどを交えて紹介するブログ【目次】