くさまです。

議会では、来年度の予算審議が始まっています。

横浜市が市民の皆さんから集めた税金を来年度何に使うか、とても大切な議論です。

横浜市の職員は自腹では動けませんので、どんなにいい政策でも予算がなければ、施策として動きません。

僕が昨年からずっと(しつこいと言われてます)訴えている水素エネルギーの活用もその一例でした。

「先生、必要なことだと思うんですが、なにせ予算が・・」と、議論がそれ以上進みませんでした。

ちなみに昨年の水素関係予算(燃料電池車調査費)は40万円。横浜市全体で40万円ですよ。僕は自分の政務調査費でそれ以上かけて色々調べたり視察をしました。



「おまえしつこいよ」と同僚議員からも言われましたが、なんと示された平成26年度予算案では、「水素エネルギーを活用したCO2削減(燃料電池車の普及に向けた取組)」として、なぜなら1283万円が計上されました!

『CO2を発生しない究極のクリーンエネルギーとして期待される「水素エネルギー」の活用に向けて、平成27年から一般販売が予定されている燃料電池車(FCV)の普及を図るため、水素ステーション整備に係わる動向調査や公用車への率先導入などを行います。』と、重要性を当局も認識してくれました。

FCV販売年度として、多くの自治体で水素関連予算は計上されていますが、今まで何にもなかった横浜市の10倍返し、いや、30倍返しが始まります。

これで、小型電気自動車(EV)チョイモビの世界ではじめてとなる市内大規模化展開とともに、FCVも展開できれば横浜は電気自動車と燃料電池車による、世界一のベストミックスエコカー都市になることができます。

走っている車から二酸化炭素を出さない都市、夢じゃないです。

昨年僕らを悩み続けさせた、増加一途の台風やゲリラ豪雨は横浜だけでは対応できませんが、横浜が世界に向けて温暖化対策を実践している都市として、「みんな真似して!CO2出さないで!」と訴えることはできます。
水素エネルギーを進めることで、僕は愛する横浜や都筑を守っていきたいと思います。