くさまです。


都筑から車で7時間の


盛岡から車でまた2時間。


岩手県宮古市の


避難所である総合体育館に


支援カーを届けてきました!


都筑のくまのルーキー日記

(埼玉県横田さんから提供いただいたRAUMです)


プロジェクトにご賛同いただいた葛飾区の茂木さんも


先週、同じくプリメーラを届けてくださいました。


宮古、これで2台目です。


宮古市は


死者(遺体安置者) 417人 


負傷者 33人※調査継続中


行方不明者 195人


避難者数 670人※平成23年6月17日現在


住家の全壊3,669戸 半壊1,006戸 一部破損176戸 床上浸水1,760戸 床下浸水323戸


という大きな被害を受けました。



都筑のくまのルーキー日記


震災時、大津波が押し寄せた防波堤とその集落は


都筑のくまのルーキー日記

都筑のくまのルーキー日記


津波襲来から4か月経ち


空き地になっていました


がれきはほぼ全て撤去され


基礎を残し、あたりは雑草が生えてきていました。


都筑のくまのルーキー日記


浸水してしまった家や半壊してる家は、家財を移動させ


海岸線の家々には「解体OK」という表示が目立っていました。


国費で行う解体作業も実施は近いようです。



都筑のくまのルーキー日記


瓦礫や流木はまとめて保管されていましたが


付近を周っていたら


粉じんや臭いで、具合が悪くなってしまいました。


臭いもひどかったです。


休日ですが、作業は休むことなく続いています。



市内は、海岸線以外、商業施設もホテルも学校も再開され


中学校のグランドでは既に部活を再開していて


駅前の商業施設には、夏休みになった子供たちが多くいました。


宮古市は、確実に復興へ向かい動いています。



ただ、それでもまだ震災後4か月経って


避難所生活をされている方々も多くいらっしゃいます。


今日、車を提供させていただいたNさんもその1人です。


都筑のくまのルーキー日記


Nさん(お母さん)は今、避難所生活の中で


昼はゴルフ場・夜はホテルでそれぞれアルバイトをしています。


仕事がなかなかない中で、平時でも車が1人1台必要な岩手県。


移動手段の確保は収入を得るための絶対条件です


「(車持ってくる)くさまさんが宮古の議員さなってくれればいいんだけどねえ」


「仕事もねえし、そもそも車なかったら仕事さいけないしね」



避難所生活のストレスのピークは過ぎたそうですが


お盆前までには仮設に入ることが、今の一番の願いだそうです。



また、毎日支給されるお弁当を


毎日ありがたく食べてたら10キロ太ってしまったようですが


それでも


全国から集まる支援物資、食料や洋服をもらえるときは


本当に嬉しいそうです。



今回の車は現地で名義変更され


Nさんと避難所の仲間たちが使います。


「くさまさん、仕事もいいけど、くさまさんの齢じゃ彼女も大切だからねえ」


と激励もいただきました(・Θ・;)



息の長い・顔のみえる復興支援。


引き続き、取り組んでいきます。


忘れないように。


多くを学べるように。