11月にパリを訪れた際
「哲学カフェ」というのに参加してまいりました。
「参加してきた」と言いましても
フランス語が分かるわけではありませんので
（一部、飯田さんに通訳していただきましたが）
その雰囲気を感じてきた、という方が
適切かもしれません。
毎週、日曜の朝
カフェに人が集まり、2時間
哲学的なテーマ（正解のない問い）について
話をするという機会です。
ぼくらが訪ねたのは
バスティーユ広場に面したカフェデファール。
開催前からお店は人でいっぱい。
比較的、年配の方が多い印象でしたが
中には子連れの方もいらっしゃり
60名くらいは参加されていたでしょうか。
ファシリテーター（進行役）の方が1人いて
テーマも、当日参加者の間で
出し合って決めます。
その日のテーマは
「秩序と正義について」。
（翌週は「友情について」だったとか）
秩序を保つ/つくるための実力行使はどこまで認められるか？
「正義のための戦争」とはありえるのか？など
ひとりひとりが自分の思うところを言葉にし、重ねていきます。
誰がより正しいかを競うわけでもない
最終的な答えをひとつにまとめようとするのでもない
そのカフェらしい空気のつくり方、とってもいいなと思いました。
知らぬを知るはよろこびだし
頭のしわも、なんだか増えそう
ということで早速
クルミドコーヒーでもやってみようと思いました。
題して、「クルミドの朝」
1月15日（日）9:00～11:00 を第1回とし
これから原則毎週日曜、開催いたします。
事前申込み必要なし。
参加費は、飲み物代500円のみ。
ですので当日、お店まで直接
いらしていただけましたらと思います。
これまでやってまいりました
クルミドの夕べ、それはそれで続けていこうと思っています。
ただ、クルミドの夕べは
基本自分がお話しさせていただく場であるのに対して
クルミドの朝では、自分、
ファシリテーター（進行役）に徹しようと思います。
話をされるのはみなさん。
もちろん自分も時折は自分の意見を言わせていただいたり
交通整理を試みたり、情報提供したり、という形で
参加させていただこうと思いますが。
そしてこのファシリテーター（進行役）
自分以外にも、スタッフの古橋、川上にも加わってもらい
かわりばんこで務めさせていただこうと思います。
もしよろしければ、いずれはみなさんも
実際、カフェデファールの哲学カフェでも
ファシリテーター（進行役）は
お店のスタッフでない方が
かわりばんこで務められているとのことでした。
さあ、どんなことになるのやら ^^)
この新たな取り組みの目撃者、お待ちしております