バッ直 | クルマ屋 奮闘記

バッ直

オーディオ用常時電源バッテリー直結 & バッテリープラス端子変更



上の画像は、2005年 プジョー206SW のバッテリープラスターミナル周辺です。

「バッテリー直結」 or 「バッテリー直接配線」 : 通称 「バッ直」 ( ばっちょく )
オーディオに太い配線で直接電源を供給することにより、音質向上を狙うことができます♪
1月のアーシング記事 PEUGEOT 206SW と同じ車両ですので、興味のある方はぜひ純正ターミナルとのご比較を。

マイナス側を強化するアーシングと同様に、プラス側強化も効果は必ずあるでしょう。
しかし施工しておきながら言うのも何ですが・・・ 私はプラス系統を触るのには本来反対です。 w
  ボディーと擦過しても安全なマイナス系統とは異なり、万一ショートすると最悪車両火災に繋がります。
  それでもプラス系統に手を加えられる際は、余程心してかかって下さい。  くれぐれも御注意!!


ですから右のように必ずヒューズの挿入を。

信頼性の高い製品を選択するとともに、
フレキシブルチューブなどで全区間保護。

なるべく単独経路になるように配慮した上で
擦過による傷を未然に防ぐべく厳重に固定。

見た目ごちゃごちゃにするのは絶対不可!
純正ハーネス以上にシンプルにしてこそ
はじめて、性能面で凌駕できるのです。。


また、純正のプラスターミナルを変更するには、実は大きな落とし穴があります。
それは長さの問題。 ぶちゅんと切ればそれだけ短くなってしまうのですよ。
ボディー側になるバッテリー設置地点と、揺れ動くエンジンを繋ぐ車両ハーネスには適度な余裕が必要です。
特にL型に曲っている金具の場合、ハーネス短縮が兼著に出ます。  プジョー君のそれは正にその通りでした。。

では具体的にどうするか?
僅か1cm程度のことなのですが、少しでも短縮せぬようベビーグラインダーを使うのです。
圧着部の右側と左側を、銅線を切らないよう端子部分だけ削っていき、薄くなったところで切開。
これ大変ですから! 削りカスが飛ぶのでエンジンルーム・左右フェンダーは覆ってやる必要が。
大手術であろうことは容易に御想像がつくでしょう。
これに対して、ワイヤーカッターで単に切る場合は僅か10秒です。(笑)

以上はシンプルイズベストを追い求めた、ちょっとした苦労話でした~。 (^_^;
全作業に5時間もかけたのは内緒♪ ww