IRカットガラス | クルマ屋 奮闘記

IRカットガラス

本日の予想最高気温は 35度! 夏真っ盛り!  連日の酷暑、本当に嫌になります。 (^_^;

クルマを日向に駐車しようものなら、ハンドルが触れないほどの灼熱地獄になってしまいます。
太陽エネルギーの偉大さ を、こんなことで実感したくはないですね。 ww

車内に降り注ぐ日射熱を緩和してやれば、エアコンもよく効き快適にドライブ出来るのですが。。



上の画像は、ガラスを透過してくる太陽エネルギーを少なくするための概念図。

左側は、従来型の熱線反射ガラス です。
金属膜をガラス表面にコートすることにより高い断熱性能が達成できる反面、電磁遮蔽効果により
カーナビ・ETC等、車両外部との各種通信に障害が生じるという本質的な課題を抱えていました。

右側は、IR(赤外線)カットガラス です。
2002年に旭硝子が世界で初めて開発に成功。  以下、旭硝子HP から一部抜粋。
紫外線を遮断するUVカット機能はもちろん、合わせガラスの中間膜にIR ( 赤外線 ) カット剤を練り込み、赤外線を効率よく遮断して断熱性を向上させています。 とくに夏季などは室内の温度上昇を抑えてエアコンの効きを高め、直射日光による肌への刺激を軽減します。 電磁波を透過するため、通信障害を引き起こすこともありません。

最近では軽自動車にもUVカットガラスが標準化されだしたのですが、最先端はIRカットガラス♪
エルグランドとアルファードの一部に採用されたのを皮切りに、順次その他の車種にも拡散中。
カローラ・カローラランクス・ラウムなどでは既に全車種フロントガラスに標準装備!
やるな。トヨタ君!!  これから新車購入を検討される方の、要チェック項目の1っとなるでしょう。

左はその中の、トヨタ・ラウムのHP から引用。
IRセンサー と、その温度感知イメージ映像です。

「ドライバーの周辺温度 ( 体の表面温度など ) を
IRセンサーが感知し、エアコンの温度を素早く制御。
だからいつも自分にピッタリの心地よい室温を保てます。」

オートエアコンはここまで進化したのですね!  感動♪


追記 :
UVガラスでさえない 単なるノーマルガラスのクルマ に乗っている私達に残された道は・・・
断熱フィルムを貼るしかないわけですが、IRカット機能付き断熱フィルムが発売されています。
商品名は 「クールシェード」 。  電球照射の実験装置で体験しましたが、これは効いてました!
抜け目なく、私んちでも扱っていますよ。  御用命の際はクルマ屋まで?! (爆)

しかし、フロントガラスに貼るのは前が見えにくくなる恐れがあるので、あまりお勧めできません。
どーしてもやれと言われればやりますが・・・ (^_^;