燃料タンク | クルマ屋 奮闘記

燃料タンク


上の画像は、日産スカイライン ECR33 の車両後方下回り。

車検入庫だったのですが、ガソリン臭が漂ってくる! と大騒ぎしてしまいました。
薄っすら赤い斜線を入れた部分が燃料タンク。  この車種のタンクを降ろすのは大事なのです!
ハイ。  お客様は気付いていなかったそうです。。

右が燃料タンク周辺のフューエルライン構成図。

トランク奥に小さなサービスホールがあり、
車上整備で交換可能で尚且つ怪しい箇所を
いくつかリストアップして部品発注しました。

しかし暑いですね!
21日の京都の気温は 36.3度を記録し、今年一番だったらしいです。
これからは連日記録更新かと思うと嫌になりますね~。
蝉しぐれを聞きながら、風の通らないトランク奥にもぐりこんで作業をしてると汗だらだら!
作業性がすこぶる悪く、身体の水分がどんどん抜けていくのが分かりましたよ。 (^_^;

皆様、脱水症には十分気をつけて下さい。  クルマ屋も奮闘中です!


追記 :
ガソリン漏れは非常に怖いです。  普段から、異臭には敏感であって欲しいなと思います。
でも・・・ 多少の汗臭さとかには寛大に? (爆)

燃料タンクに関してもう少し記述しておきましょうか。
燃費面で考えると、必要最小限の給油量にして軽量化に努めた方が良いのですが、
余り距離乗らない人の場合は、タンク内部の腐食防止という観点から常に満タンの方が望ましいかも。

最近、セルフのスタンドで給油する人が増えてきましたが、たまに 「燃料キャップが開かない!」 と電話があります。
ビンのフタと一緒で、あと少しの握力が足らないみたいなのです。
ガソリンスタンドの若い子は、手加減せずに締めちゃうんですよね。  緩いと心配なのはよく分かるんですが ww

また、ガソリンスタンド等で水抜き剤を勧められるケースが多いでしょうが、クルマ屋は燃料添加剤は嫌いです!
「燃料タンクに水が入ってますよ」 などと言われたら・・・ 見えるんですか?と問い返して下さい。
絶対に見えるわけありませんから! (爆)

但し・・・ トヨタD4・三菱GDIなどの、超希薄燃焼型直噴エンジンの場合のみは、
定期的にメーカー純正の 「インジェクタークリーナー」 を燃料タンク内のガソリンに添加してやる必要があります。
これはノーマルエンジンにも効果があるみたいです。  気持ち程度ですが。 w