業界犯罪ファイル113 | 車やログ

業界犯罪ファイル113

>代金を払っても納車されないなどの被害が相次いでいた熊本市内の自動車販売会社の元社長が詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは熊本市西区で自動車販売会社を経営していた山本政之容疑者です。
山本容疑者は9月下旬ごろ菊池郡内の自動車販売業の男性に実際には手配できない新車の試乗用の車を15台納車すると持ちかけ現金2000万円をだまし取った疑いです。
調べに対して山本容疑者は「2000万円は受け取っていない」と容疑を否認しているということです。
山本容疑者が経営していた自動車販売会社には代金を支払っても納車されないなどの被害が相次いでいて今月24日に被害者の会が設立されています。
警察は山本容疑者に騙されたという被害相談をこのほかにも数十件受けていて刑事上の責任が問えるかどうか捜査し全容解明する方針です。(13/11/30 RKK)


>熊本市の自動車販売業者に代金を支払ったにも関わらず、納車されない被害が相次いで報告され被害総額が2億円に上るとみられる問題でこの業者は、債務を抱えたまま破産の手続きに入っていることが明らかになりました。
およそ120人の被害者が満額返済されるのは難しい状況となっています。
菊池市の松本今朝男さんは今年9月、熊本市西区の自動車販売業者に車の代金160万円を支払ったにも関わらず納車されなかった上、下取りに出した車も戻ってこなくなりました。
そして、9月下旬ごろ、この業者の男性社長の行方がわからなくなりました。
松本さんの他にも、およそ120人が、この業者に代金を支払ったものの納車されないといった被害を受けているとみられ警察に告訴した被害者も多くいます。
きのう付で被害者に届けられた文書。そこには「支払不能」の文字が。
行方がわからなくなっていた社長の代理人弁護士事務所によりますと現在、裁判所に破産手続きの申し立てをする準備を進めているということです。
仮に破産手続きが認められれば業者・社長の現在の財産が被害者に分配されるのみで被害の全額が弁済される可能性が低くなります。(11/14 RKK)


>熊本市にある自動車販売会社に代金を支払ったものの納車されないという被害が相次いで報告されている問題などを受け県弁護士会がきょう無料相談窓口を開いています。
窓口の電話はひっきりなしになっていました。
代金を支払ったものの納車されず、下取りに出した車も戻ってこない。
購入した車が全く知らない人の名前になっていた、といった相談が相次ぎました。
いずれも熊本市内にある自動車販売会社が絡む相談で被害は警察や県の消費生活センターにも相次いで報告されています。
担当した弁護士は相談者がローンを組んでいた場合、納車されないという債務不履行を受けローンの解除ができる可能性があることを伝えていました。(10/30 RKK)