一日一品江戸料理-386「呉州汁(ごすじる)」(『豆腐百珍続篇』より) | 車 浮代 オフィシャルブログ

一日一品江戸料理-386「呉州汁(ごすじる)」(『豆腐百珍続篇』より)


ものすごく久しぶりの、江戸料理の更新です。


江戸時代、おからは様々な料理に活用されてきました。

味噌汁に入れると、粕汁のように腹持ちがし、身体を温めてくれます。


この「呉州汁」は、味噌汁に焼いた鰯と長葱を入れた
おかずにもなる濃厚な一品です。


その他、おから料理のレシピはこちら


「呉州汁」
■材料
・鰯…2匹
・長葱…1本
・出汁…300ml
・味噌…大さじ2
・おから…大さじ2

■作り方
1)鰯を焼いて頭と尾を取り除いてぶつ切りにする。
  長葱もぶつ切りに。
2)鍋に出汁を温め、1とおからを溶かしながら入れて中火で煮る。
  葱に火が通ったら、味噌を溶かし入れ、沸騰直前で火を止める。