一日一品江戸料理-375「鱚天丼」
残暑お見舞い申し上げます。
楽しい夏休みを過ごされたことと思います。
私も大阪に里帰りし、実家で「何を食べたい?」と
聞かれて「鱧!」と。
やはり関西では夏と言えば鱧、なのでしょう。
たくさんの鱧が売られていました。
鱧のいただき方と言えば、1に湯引きですが
天麩羅でいただくのもなかなかのもの。
今回は鱧の天丼のご紹介です、
関東でいえば、穴子が鱧に当たるのでしょうね。
「鱧天丼」(二人分)
■材料
・骨切り鱧…1パック
・卵…1個
・冷水…100ml
・薄力粉…70g
・揚げ油…適量
・温かい御飯…二杯分
・酒…大さじ1
・砂糖…大さじ2
・みりん…大さじ4
・醤油…大さじ5
・葱…適量
・七味唐辛子…少々
■作り方
1)鱧は食べやすい大きさに切る。
酒、砂糖、みりん、醤油を弱火でとろみがつくまで煮、
たれを作っておく。
2)ボウルに卵と冷水を入れてよく混ぜ、薄力粉を混ぜたら
鱧を絡ませ、170℃に熱した油で両面を揚げ、油を切る。
3)丼に盛った御飯にたれをかけ、2を乗せてさらにたれをかけ、
葱を乗せる。お好みで七味をかけて。