一日一品江戸料理―326「なまり節おろし」(『日々徳用倹約料理角力取組』より)
ダイヤモンドオンライン連載コラム
「旬を楽しみ、身体が喜ぶ江戸料理」
第29回『昆布』、公開中です。
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久しぶりに、江戸の節約おかず番付『日々徳用倹約料理角力取組』 から、
魚類方・夏の段「なまり節おろし」をご紹介します。
現在ではシーチキンに押されてあまり食することはありませんが、
この番付には、なまり節(生節)を使ったおかずが複数登場します。
茹でてあるため、多少の保存がきき、使い勝手がよかったのでしょう。、
なまり節はそのまま醤油をかけていただくこともできますが、
口中がモソモソするので、このように大根おろしと一緒に
いただくとグンとおいしさがアップします。
個人的には、マヨネーズ+七味唐辛子+ポン酢でいただくのも
お勧めです。
「なまり節おろし」
■材料
・生節…100g
・大根…10cm程度
・醤油(またはポン酢)…適量
■作り方
1)生節を食べやすい大きさに切り、器に盛る。
2)大根はおろして軽く水気を絞り、1に乗せる。醤油、またはポン酢を添えて。