大手を振って遊びましょう! | くるりんぱの海遊び&道楽ブログ

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最近、自然の中で手足広げて腹の底から笑ったことってありますか~?ボクはシーカヤックで「海抜0メートル」の世界を楽しんだ後、仲間と他愛もない話しをしながら美味い魚や酒に舌鼓を打っているときに幸せを感じます♪ さー、週末は出かけましょう!

前回のブログ更新から早数か月。2015年を迎えた。
シーカヤックの体験ツアーOCEAN & SKYを立ち上げて2年目を迎えた昨年は、それまで以上に沢山の新しい出会いがあり、また、昔からお付き合いしていた方との再会も果たすことが出来て、充実した1年だった。
初めてお会いする方々の中には、ショップのツアーブログだけでなく、有難いことにこちらのアメブロもチェックされてからお越しになった方が数多くいた。うれしい反面、こっぱずかしいというか、くすぐったい気持ちになった。なぜなら前回の「考え方を変えてみる」タイトルでアップした内容は、ボクがサラリーマン時代を通しての思いをぶちまけてしまったのをご覧になったわけだから、なおのことだった。
でも本音を言えば、半分もぶちまけていない。
今年一発目のアメブロでは、残りの少しの部分について述べたいと思う。
こちらのアメブロを遡って読んでいただければ分かることだが、サラリーマン時代のボクは1週間くらいまとめて休んでアメリカ旅行を楽しんだかと思えば、土日や祝祭日に有休をくっつけて休んでシーカヤックを楽しむこともしょっちゅうだった。
ボクは営業職だったが、同僚からは「よく休めるよね」「仕事が気にならない?」「取引先から電話がかかってきたらどうするの?」などと言われた。
実際、シーカヤックを漕いでいる時に会社用の携帯が鳴り、取引先や上司や同僚からの電話のためパドリングの手を止めて応対をしつつ、ドライバッグからメモ帳とペンを取り出すことなんてしょっちゅうだった。
例を挙げると、2011年のゴールデンウィークに沖縄の慶良間諸島座間味島から途中の無人島でキャンプ泊して那覇まで漕ぐというケラマカヤックセンターさんのツアーに参加しているときにことだ(こちらがそのときのキャンプツーリングの模様)。
アイランド2日目8


後輩Aクン(当て字のアルファベッドにしておこう)からの電話だった。
以下はそのときのやりとり。

Aクン「ボクが担当している×××マートの○○店ってT郎さんチームが担当ですよね?」
ボク「うん、そうだよ。ウチのチームだよ」
Aクン「△△△の件でクレームなんですけど、もしかしてT郎さん沖縄にいる?もしかしてシーカヤック?海の上?」
ボク「あったりー!今、座間味島から無人島へ向けて漕いでいて、今日はテント泊。明日、そこから漕いで那覇に渡るんだ」
Aクン「スゲー!マジですかー!?じゃあ(連休中の対応は)無理ですね」
ボク「申し訳ない」
Aクン「気にしないで、大丈夫です。ひとまずこっちで対応しときます」
ボク「悪いね。じゃあGW明けの出勤一番で対応するよ。お土産買って帰るから」
Aクン「マジですかー!?了解です。では気を付けて~」

と言った具合だった。
モチロン、仕事が全く気にならないとは言い切れない。
アイランド17

なぜなら大胆に休むが情けないくらい気弱な性格で、何かあればドキドキしてしまうタイプだ。
このときも無人島に上陸後、携帯片手に浜辺を歩き、かろうじて電波が入るところを見つけてAクンに電話をし、すぐさま対応できないことを謝った。

アイランド18
シーカヤックを漕いでいる時の電話は煩わしく感じたが、ある時ふと思った。

「土日の休みだろうが平日の早朝や深夜だろうが、社内外問わず電話がかかって来るんだから、仕事していようが休んでいようがどうだっていいだろう?」

というある種の開き直りの気持ちだった。
そのきっかけは、父の葬儀中に取引先からしつこく電話がかかって来たことだった。
こちらが何をしていようとも、相手はボクが会社から支給されている携帯電話を持っているのを知っているのだから用事があれば電話をして来る。
嫌な世の中だ!と、嘆きたいところだが、嘆いたところでどうにもならない。
ならば、開き直った方が良いのではないかと考えた。
だいたい有休を取得するボクに「よく休めるよね」「仕事が気にならない?」「取引先から電話がかかってきたらどうするの?」と言う同僚ほど、仲間内で会社の金で飲み食いをし、果てはタクシー代まで領収書を切る。ボクにはこういうことの方がドキドキする。
そこで声を大にして言いたいのは、ある種の「背任行為」よりも、
会社から認められた権利で堂々と遊ぶべし!
今では国を挙げて「ワーク&ライフバランス」を推奨している時代だ。
手前味噌な話だが、ボクのところでも平日割引を通年化にした(くわしくはこちら)。
人それぞれかもしれないが、チマチマと家でごろごろ、ゲームでちょこちょこ遊ばずに、堂々と休んで身体と心を使って遊ぶと、より充実した生活が送れるはずだ。
(画像は全て既出)