試写会に行ってきました(^-^)/
アレハンドロ・アメナーバル監督、レイチェル・ワイズ主演の映画です。
ストーリーは、
4世紀、エジプト、アレクサンドリア。
ローマ帝国は崩壊寸前で、繁栄を極めたこの賭しにも混乱が迫りつつあった。
その渦中、類まれなる美貌と明晰な頭脳を持った女性天文学者ヒュパティア(レイチェル・ワイズ)は、分け隔てなく弟子たちを受け入れ、講義を行っていた。
彼女は訴える。
「世の中で何が起きようと、私たちは兄弟です。」
生徒でもあり、後にアレクサンドリアの長官となるオレステス、そして奴隷ダオスは密かに彼女に想いを寄せていた。
やがて、科学を否定するキリスト教徒たちと、それを拒絶する学者たちの間で、激しい対立が勃発。
戦いの最中キリスト教指導者は知る。
この都市の有力者たちに多大な影響を与えているのはヒュパティアだということに。
そして攻撃の矛先は、彼女に向けられたのだった。
ローマ帝国末期に伝説を残した実在の天文学者だそうです。
描かれているのは、宗教同士の対立(キリスト教とユダヤ教)、宗教と科学の対立、天動説と地動説といった昔ながらのテーマではあります。
主人公が天文学者ということもあって、地球を宇宙からみたショットが多用されてますが、あれはあんなに必要かなー( ̄ー ̄;
「オープン・ユア・アイズ」「アザーズ」で衝撃を受けた監督だったのですが、本作は史実に基づいたお話ということもあり、前2作と比べると個人的にはイマイチ感強し(´_`。)
ヒュパティアが弟子たちに講義をしているのは図書館なのですが、昨年のトルコ旅行で見たエフェソスの遺跡に2階建ての図書館があり、その時にガイドさんが「古代の図書館として有名なのはこことアレクサンドリア」と言っていたのを思い出しました(^人^)