試写会に行ってきました。
ミッキー・ローク大復活で話題の映画です。
ストーリーは、
金・家族・名声をも失った元人気プロレスラーのランディ(ミッキー・ローク)。トレーラーハウスで一人生活する彼にとっては、プロレスの仲間だけがファミリーと呼べる存在であり、リングの上だけがホームと呼べる場所だ。しかし、そんな彼も肉体の衰えには勝てず、引退を余儀なくされる時がやってくる。新しい仕事につき、疎遠にしていた娘ステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)との絆を修復し、恋人(マリサ・トメイ)を見つけ人生の再出発をはかろうとするランディだが…。
昨年のヴェネチア国際映画祭で最高賞である金獅子賞を受賞し、ミッキー・ロークはアカデミー賞主演男優賞ノミネート、ゴールデングローブ賞受賞した映画です。
なんと言っても、ミッキー・ローク自身の人生と、主人公のプロレスラーとの人生がだぶりまくるので、主人公のセリフに説得力があります。
それにしても老けましたね、ミッキー・ローク。
「ナインハーフ」の頃のシャープさが全然ない。
でも、老いても男の色気があるのはさすがでした。
それと、ものすごく肉体がパンプアップされており、この映画に賭ける彼の意気込みがひしひしと感じられました。
つうか、ここまで鍛えられるんだったら、昔ボクシングやった時(あの有名な猫パンチ事件)にどうしてここまでやらんかったのかね?と思いましたが…
監督はダーレン・アロノフスキー(「π(パイ)」「レクイエム・フォー・ドリーム」)。
「レクイエム・フォードリーム」は見たことがありますが、なんて救いのない映画じゃ、と思いました。
スタジオはニコラス・ケイジを推していたらしいのですが、監督が「この役は絶対ミッキー・ローク」と言ってゆずらず、予算を大幅に削ってまでミッキー・ロークの主演を死守したそうです。
いやあ、その甲斐は十二分にありましたね。
なお、主題歌をミッキー・ロークの友人であるブルース・スプリングスティーンが歌っています(ゴールデングローブ賞主題歌賞受賞)。
とにかく、ミッキー・ローク生涯最高の映画と言っても過言はないでしょう。
ちょっと血なまぐさいシーン(プロレスの試合ですから)が多いこともあり、女性陣には受けないかもしれません。
私は全然大丈夫でしたが(^▽^;)
30代以上の男性にぜひ見てもらいたいですねp(^-^)q
私もミッキー・ロークを見習って、ウエイトトレーニングに励みます!