ラジオ・松並木通信 放送後記 【シンギュラリティ】 | 「よつば」での出来事の数々をレポート

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平成28年11月30日(水)17:00~17:58 放送

 

【紫藤みやおの手作り焼絵】

 

【笛田ちひろの天気予想】

ウェザーニュースの編集に参加している ハイパーマルチタレント・笛田ちひろ が、放送2日前 に天気予報と照らし合わせて 放送日の天気を予想 するコーナー。

 

≪筆者附則≫

満点。

ここまで完璧な予想はなかなか出来ない。

今回は、この一言に尽きる!

 

 

【松並木通信ピックアップ】

 

世界のニュースの中からピックアップして筆者が解説するコーナー。

 

≪テーマ≫

シンギュラリティ

 

≪放送内容≫

昨今流行りの「シンギュラリティ」について解説後、アニメやSFを題材にAIの進化がもたらす人類社会の未来を話しあった。

 

≪筆者追記≫

放送内でも述べたが、「シンギュラリティが2045年にやってくる」というのは、産業技術進化方程式に基づく計算の結果に過ぎない。

しかしながら、これがまことしやかに囁かれ、投資対象として有効になる背景とはいかなるものだろうか?

そこを探っていきたい。

筆者の私見としては、この「シンギュラリティ」が引き起こす変化こそ「情報革命の真髄」との認識が広がっているから、ではないだろうか。

人は「農業革命」によって時に支配され、「産業革命」によって従事を覚えた。さて、次は何に制約される(身をゆだねる)時代がやってくるのだろうか?

そんな考えを想起させるとき、「情報革命」のもたらす制約こそAIが人の頭脳を超える「シンギュラリティ」の先に引き起こされる、と考えることができる。

我々はいかにAIに制約される(身をゆだねる)ことになるのか?

その過程には天文学的な利益とその継続が予想され、そこを狙った投資とも言えるだろう。

だが、事はそんなに容易ではない。

まず何をもって「AIが人を超えた」と定義づけるのか?

これが定かではない。

ましてその技術進化の方向性は、そのときどきの社会情勢に影響されやすく、2045年という数字がどこまで重要視されるべきなのか?は甚だ疑問である。

そんなことよりも、まずはAIを活用して足元の問題からしっかりと解決していくほうが先決な気がしないでもない。(もちろんAIの基礎研究は進めていくべき)

ベクトルはどこでもいいし、成果を得る時期も長短あっていいが、その内容は足元の課題にシフトしたものであったほうが良い。

2045年という時期にばかりフォーカスするのではなく、日進月歩を目指したほうが結果的に生産的なのではなかろうか?

筆者としては、そのように感じるのである。

とはいえ、これは、夢のある話であり、恐怖を感じる話でもある。

その内実を「あーだ、こーだ」議論することはたいへん有意義なことであり、また楽しいことでもある。

ぜひまた数多くの方と、この話について、議論していけたらいいと考えている。

 

≪参考資料≫

http://dentsu-ho.com/articles/3260

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ai_nyumon/1024474.html

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1610/11/news038.html

 

 

【次週 平成28年12月7日(水) の予告】

テーマ:総集編③

放送時間:17:00~17:58

松並木通信GP:https://www.facebook.com/groups/533062996833682/

放送制作:AIR STATION HIBIKI

周波数:FM88.2MHz

インターネット:http://listenradio.jp/

(「全国のラジオ局」→「九州・沖縄」→「AIR STATION HIBIKI」)

企画制作:よつば (https://www.facebook.com/yotsuba.kurosaki/