24日土曜日、二回の入れ替えで行われた「オレカテ」は
おかげさまで好評のうちに幕を閉じました。
これからの日韓をつなぐお仕事に従事なさろうという方々に向けて
それぞれの専門分野の講師陣がお話をするという
八田さん発案の「オレの家庭教師」
略して「オレカテ」は八田さんらしい画期的な企画です。
お客様も「百戦錬磨の強者」ってカンジで
私もいつになく戦々恐々。
しかしお話が始まると、
時間がないのに話したいことはたくさんあるので、
もう超特急でしゃべりましたよ。
これからのみなさんのビジネスシーンに向けて
お互いに禍根を残さないように
民族的な背景の違いを
片や仏教文化、片や儒教文化
また島国という閉塞した国土と民族の入り乱れる大陸
という違いをもとに私なりの解釈で紐解いてみました。
ある意味厳しい話にもなり、誤解される部分もあるかなと危惧していましたが
講演を聞いてのアンケートを拝見すると
みんな満足してくださったうえに
「愛情や情熱を感じた」という意見がたくさん見られて
ホッと安心しました。
やっぱり伝わるんだな~~と胸をなでおろした次第。
早速、この内容を受けて交渉事に生かしたというご意見もあり、
本当によかったなと思いましたよ。
この講演は以前に出した私の拙著
『となりの韓国人~傾向と対策』(講談社)を読んだ八田さんが
民族性の違いならこの本を基に、ということで
私に白羽の矢を立ててくださったのが始まりでした。
2003年の本ですが、文庫にもなっております。
お互いの違いを知って、理解を深め
いらぬ摩擦を避けようという趣旨で上梓した本でした。
むしろ今こそ必要な本かもしれませんん。
いつも3歩早いんですよね~。^^ 反省。