さっき突然聞かれたので、お答えします。
ランプとイチボはいずれも牛の肉で、いずれも「モモ」と呼ばれてステーキや焼き肉にされるのですが、ちょっぴり違ったお肉です。
ちなみに、この2つの部位をあわせ、らんいちともいいます。
まず、位置を説明しましょう。
この図で緑色のRumpと書かれているところがランプ、そのとなりのSilver sideと Top sideとなっている部分あたりがイチボです。
ランプは腰からおケツにかけての部分のモモの一部で、多少の霜降りはありますが赤身で脂分は少なめです。柔らかく上品であり、ランプステーキは特に人気で珍重されます。
イチボは見ての通りおケツの先の部分です。
ランプより霜が降っていておいしく、スジが少なく食べやすいのですが、知名度の問題かランプのほうが人気です。
書類によって「ランプのほうが柔らかい」というものと「イチボのほうが柔らかく肉質も上品である」という記述があり頭を悩ませてきますが、実際に焼き肉やステーキ用に切っている私の感想としてはイチボのほうが柔らかいと思っています。
ランプは肉の中央に筋があるので、その影響もあるかもしれません。でもランプのほうがしっかりしていて、切った時の気持ちよさはランプのほうが強くしっかりしていると思います。
個人的にはイチボが好みです。
ただ、唯一の問題は先っぽの部分(←こんな感じの形をしています)にスジが集中しているので、端っこはほぐして牛すじにすることになり、(定量が)あとちょっとなのに・・・と言うときにわざわざ新しいらんいちを開けざるを得なくなってしまうということです。
まあ、あくまで個人的な意見ですが
食べる分にはどっちもおいしいし、いずれも鉄分を豊富に含んでいて低カロリーでヘルシーなので、ダイエット中の方やボディビルダーの方にもおすすめです!
うちではステーキだけでなく、焼き肉用の切った奴やすき焼き用の薄切りもありますよ。
一般的に区別されないランプとイチボですが、こんな風にそれぞれに違いのある部位です。
匿名希望さん、説明が下手で済みませんが、わかっていただけたでしょうか?
お役にたてれば幸いです。