青葉の中をすがすがしい風が吹く。
薫るとは本来、煙や湯気が立ち上がる意。
やがて良い香りがすることも指すように。
風薫るさわやかな五月
あらゆる緑が
盛り上がるように町を包み込みます。
『薫風くんぷう』は、
平安時代には
花のにおいを運ぶ春風を指しましたが
室町時代になると、中国と同じように
南風を表すようになったそうです。
一陣の風が青葉の香りを運び、
田んぼの早苗をそよ風、麦畑を抜けて
金色の穂波を揺らしていきます。
この麦が新芽を出したのは、二月のことでした。
農夫はまだ柔らかい芽を踏みつけて
凍てつく大地に倒しました。
芽は枯れるどころかしっかりと起き上がり
丈夫に育って金色の穂波を育んだのです。
梅雨入り前のこの時期を『麦秋』と呼びます。
風にない薫りを感じ、麦の実りに秋を見る。
想像力は目に見えるこの世界を耕して
さもない日常に豊かな実りをもたらしてくれます。
声で味わう季節の言葉より
ご紹介させていただきました。
ミラクルタッピングⓇでは、
『和』の心を大切にお伝えしています。
人と人との調和だけではなく、
四季折々の自然の変化を感じながら
今、すでにここにある存在
瞬間瞬間に感謝しながら
調和に満ちた自然の豊かさを五感に
感じていただけましたら幸いです。
風が抜ける瞬間にも
幸福感が滿汐のように
あふれてくるのを
感じてみませんか？
皆様との出会いを
心からお待ちいたしております。
いつもブログを読んでくださり、
ありがとうございます。
たくさんのアクセスをいただきまして
心より、感謝いたします。
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