ムサママのおめでたい日々 -2ページ目

ムサママのおめでたい日々

たのしいこと、みつけた!?

懐かしいお友達と山に行って来ました。

2013年の7月に赤岳天望荘で知り合ったHさんと

Hさんの山仲間で、奥多摩にご一緒させてもらったことのあるOさん。

Hさんとは、2018年以来、Oさんとは10年ぶりの再会です。

今回は、Oさんに声をかけていただき、日の出山に連れて行ってもらいました。

Oさんは、奥多摩周辺は登り尽くしている大ベテランさんです。

 

初めて行く日の出山。

名前は聞いたことがあったけど、御岳山とセットで登れるってことすら知らなかった。

渋滞さえなければ、車で家から1時間ちょっとで行けるのですが

東名も圏央道も246も16号も朝は渋滞するので、結局、2時間以上かかりました。

奥多摩方面は近いけど遠い場所。いい山がたくさんあるのになかなか行く機会がありません。

 

 

9:30 日の出山登山口バス停近くの駐車場から出発です

 

鉄製?のオブジェ。芸術家の作品ですね!

カエルの方は「ブジカエル」っていうそうです

 

9:48 日の出山ハイキングコース入口

 

しばらく樹林帯を登っていきます

 

 

10:29 顎掛岩(日本武尊が顎をかけて関東平野を見渡したという岩)

 

馬頭観音

 

気持ちのいい道です音譜

 

 

関東平野がよく見えます。スカイツリーも(肉眼では)見えました。

 

 

10:55 日の出山まであと600m

 

本当になだらかで歩きやすい道 音譜

 

丹沢が見えてる!!(丹沢と富士山だけは見つけられます)

丹沢の手前の稜線は、馬頭刈尾根。大岳山に至ります。

 

OさんとHさん。また3人で歩けるとは ラブラブ 誘ってくださったOさんに感謝!!

 

10:59 御岳山方面まき道との分岐

 

ベンチで5分ほど休憩。ツンと尖った麻生山。

 

こちらからは丹沢方面がよく見えるんです!

 

 

クロモ岩

ここの上から都心方面が見えるビュースポットだったらしいのだけど、

知らずに岩の写真だけ撮って戻って来ちゃった(笑)

 

 

あとは気合を入れて、日の出山までの階段を登ります!

登って

登って

登って

 

 

11:25 日の出山(902m)登頂です音譜

 

展望の良い山頂!!ここでお昼にしますおにぎり

ベンチがたくさんあるので、のんびり関東平野を見ながらご飯にしましょ。

 

 

 

筑波山も見えてる!

 

 

こちらは奥多摩〜奥秩父方面

 

雲取山は、鷹ノ巣山の向こうに隠れているようです。

芋ノ木ドッケや白岩山は、雲取から三峰側に下りるときに通りました。

3人で歩いた川苔山

立派な山座同定盤

 

 

再び丹沢方面。

 

丹沢の手前の稜線は、奥高尾縦走路。

去年歩いた陣馬山〜生藤山の稜線も見えます

 

 

お昼を回ったところで、お隣の御岳山に向かいます。

武蔵御嶽神社の鳥居をくぐって…

 

植林帯の中をてくてく歩き…

 

今日のお目当てのひとつ…子ヤギの「かりんちゃん」

この日は小屋に入っていました。

 

 

12:50 御岳山に着いて、武蔵御嶽神社にお参りして来ました。御岳山も何年ぶり?

 

今年はよく階段を登ってます(笑)

 

お二人を待たせていたので、参拝を済ませ、大急ぎで階段を下り、

元来た道を戻ります。(日の出山は巻きました)

 

 

とても歩きやすくて、気持ちのいい山でした。

もうちょっと近かったら、気軽に行けるのにな〜。

最近は車の運転が怖くて(目が見えにくいので)なかなか一人で遠くに行く気になりません。

 

Oさんから、もう使わないから…ということで、

まだほとんど使っていないザックとテントを譲っていただきました。

ありがとうございます。大切に使います!!

 

久しぶりにお二人とご一緒出来て、楽しかったです。

ぜひ、またご一緒してくださいね!!

 

 

メモコース:日の出山登山口駐車場 9:30 〜 9:48 日の出山ハイキングコース入口 〜 10:29 顎掛岩 〜10:55 分岐 〜 11:10 クロモ岩 11:05 〜 11:24 日の出山・山頂 12:00 〜 12:50 武蔵御嶽神社(御岳山) 13:00 〜 15:00? 日の出山登山口駐車場

メモタイム:5時間30分(休憩50分くらい)

メモ距離:10.6km 歩数:22300歩

 

 

 

  お二人と登った山行記録

 

▼Hさんと初めてお会いした赤岳の記録(2013年7月)

一つ違いで、二人とも山に登り始めて2年目くらいだったので、意気投合。

赤岳から、初めての阿弥陀岳に登ったのでした。

 

 

 

 

▼その後、Hさんとは、鳳凰三山・三頭山・天神平で雪上訓練・白馬岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳・鹿島槍ヶ岳などに登りました。(2013〜2014年)

南アルプスも、北アルプスも、雪上訓練も、Hさんがいたからこそ行けた場所。本当に感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2018年6月に、もーさんと行った横岳でHさんと再会!

 

 

 

▼Oさん・Hさんと登った川苔山の記録(2014年2月)

 

 

 

▼Oさん・Hさんと登ったサルギ尾根の記録(2014年5月)

 

 

 

能登地震の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに

お一人でも無事で救出されることをただただ祈るばかりです。

被災地の方々に、一日も早く、平穏な日々が戻りますように。

 

新年から大きな災害、事故があり、なかなか気持ちが向きませんでしたが

7日に初詣と初登山に行ってきました。

 

 

今年の初山は、30年ぶりくらいの石割山。

子供が小さい頃、家族で登ったことがあります。

記憶にあるのは長〜い階段と、大きく割れた大岩。

子供達が岩の間を通るを怖がって、大騒ぎしていたことを思い出します。

 

7時半ごろ自宅を出発。

東名高速道路・大井松田IC→国道246号線→県道147号線→県道730〜729号線(山中湖小山線)で山中湖畔へ。平野で国道413号(道志みち)に入り、途中から石割神社参道に入っていきます。

 

 

8:53 パノラマ台(県道730号線)の手前から…

 

 

富士山がきれいでした

 

 

山中湖の向こうに、南アルプスがビックリするほど間近に…

 

 

 

9時過ぎに石割山駐車場に着いた時はすでに満車で路駐の列が延々と…。

運よく、丁度出てきた車がいたので、駐車場に車を入れることができました。

 

 

9:50 出発です

 

 

橋を渡って、赤い鳥居をくぐると階段が始まります

 

 

403段の石段を登ります(まだ小さかった子供達がよく登ったな…と感心しながら)

 

 

403段の後は、まだしばらく山道を登ります…

 

 

 

10:24 石割神社に到着

 

 

神社と大岩(御神体)の周りを3巡します

 

 

 

神社の後、すぐ山頂かと思ったらとんでもない!またしばらく登って…

 

10:53 石割山(1,413m)山頂に到着

 

 

かなり雲が湧いてきてます💦

 

 

今日の富士山はここで見納めかな…

 

 

 

二十曲峠方面。団体さんがこちらから登ってきました。

 

 

目の前の大きな山は、杓子山と鹿留山です。

その向こうには、御坂山地。黒岳〜破風山は先日もーさんと歩いたルート。

 

鹿留山の右に見えるのが、小金沢連嶺と奥に奥秩父〜奥多摩。

昨年登った、雁ヶ腹摺山・姥子山も見えます。

 

そして…

 

 

こちらは南アルプス

 

 

先月登った毛無山も見えていました。

 

 

11:10 石割山を後にし、大平山方面を目指しましょう。

 

 

石割山直下はかなり急な下り。ここが今日の核心部だったかも。

道は深く抉れていて滑りやすいので、お助けロープに沿って慎重に下ります。

 

その後、なだらかな笹藪の道になり、30分程で分岐。

 

 

 

11:40 分岐から5分ほどで平尾山に到着しましたが、富士山は雲だらけ!

 

 

日が翳って寒くなってきたので、

平野のセブンで買ったカップ麺『吉田のうどん』を食べました。

とっても温まって、美味しかった〜!

 

 

本当は大平山まで行くつもりでしたが、どんどん雲が湧いてきてしまったので

平尾山から下りることにしました。

分岐まで戻って、平野方面に下ります。

 

石割山が見えました(左側の山)

 

しばらく下ると、駐車場方面に分かれる道があるので、そちらへ…

 

駐車場に着くと、小雪が舞い始めました。

朝はあんなに晴れていたのに、空は雪雲のようです。さっさと下りてきて正解。

大平山まではまたそのうち、お天気のいい日にリベンジしようと思います。

 

 

久しぶりの石割の湯に入って帰りました。

 

メモコース:参道入口(駐車場) 9:50 〜 10:24 石割神社 10:35 〜10:53 石割山 11:10 〜 11:36 分岐〜 11:40  平尾山 12:00 〜 12:40 参道入口

メモタイム:2時間50分(休憩50分)

メモ距離:4.2km 歩数:10000歩

 

今年の山行を振り返ると、たくさん富士山を見に行っていた気がする。

別に意識していたわけではなかったが

実にさまざまな富士山の表情を見ることのできた一年だった。

 

大月市の「秀麗富嶽十二景」に始まって、丹沢や道志からの富士山、

春霞に霞む横浜や鎌倉からの富士山、

遠い立山や日光から、思いがけず富士山が見えた時は感動だった。

 

秋には大菩薩や御坂からも、秀麗な富士山を見た。

富士山が見られなかったからと言って、同じ山に2週連続でリベンジしに行ったり…(笑)

暖かい日が続き、富士山の雪は溶けたり積もったり…。

 

冬は富士山を見るのに最適なシーズン。

富士宮から、湘南から、高尾から、様々な角度から見る富士山はどれも違う表情を見せてくれた。

再び冠雪した富士山を見ながら

今年も一年、楽しく山に行けてよかった…としみじみ思う。

 

 

 

 1月11日 扇山・百蔵山

扇山(秀麗富嶽十二景六番山頂)

 

百蔵山(秀麗富嶽十二景七番山頂)

 

 

 

 1月20日 高畑山・倉岳山

高畑山(秀麗富嶽十二景九番山頂)

 

倉岳山(秀麗富嶽十二景九番山頂)

 

 

 

 2月4日 九鬼山

九鬼山(秀麗富嶽十二景十番山頂)

 

 

 

 2月11日 丹沢山

午前中の富士山

 

午後の富士山

 

 

 

 2月27日 今倉山・二十六夜山

赤岩はサプライズだった!

 

 

360度の展望の中にも盟主としての存在感を表す富士山

 

二十六夜山から

 

 

 

 春霞の富士山

3月、4月は春霞のためか近くまで行っても富士山が見えない日が多かった。

高麗山(湘南)・大楠山(三浦)など、富士山のビュースポットからは何も見えず

鎌倉からぼんやり山頂が見えた程度。

 

3月16日 六国見山(鎌倉)

 

4月9日 ビートルズトレイル(横浜〜鎌倉)

富士山の手前に見えるのは、住宅街だったり、霊園だったり…

 

 

 

 4月28日 倉見山

倉見山南峰(富士八景)

 

みはらし台から…思わす声を上げてしまった感動の富士山

 

堂尾山公園から

 

 

 

 5月10日 笹尾根(富士見のみち)

「富士見のみち」という割には、樹木が生い茂っていて、富士山を見られる場所は少なかった。

古い地図で「絶景スポット」と書いてあっても何も見えなかったり。

 

陣馬山から

 

茅丸は以前は展望がなかったらしいが、木が伐採されて展望スポットに変わっていた。

 

 

 

 5月17日 塔ノ岳

初夏の丹沢らしい風景

 

 

 

 5月21日 檜洞丸

雲が多かったので、諦めていたけれど

 

ご褒美感のある富士山

 

 

 

 8月25日 五色ヶ原(立山)

立山から見えた富士山。餓鬼岳と燕岳に挟まれて…

 

 

 

 10月19日 日光白根山

日光白根山からも見えた富士山に感動!

 

 

 

 10月28日 越前岳

十里木高原からの富士山

 

静岡側からの富士山は久しぶり

 

 

 

 11月3日 大菩薩

大菩薩湖と唐松の紅葉

 

やっぱりここの稜線歩きは特別

 

 

 

 

 11月4日 雁ヶ腹摺山・姥子山

大峠

 

雁ヶ腹摺山(秀麗富嶽十二景一番山頂)

 

姥子山(秀麗富嶽十二景一番山頂)

 

 

 

 11月8日 入笠山

入笠山山頂から。鳳凰三山や甲斐駒と並んで…

 

ゴンドラから

 

 

 

 11月9日 御坂黒岳

黒岳展望台から

 

幻想的な黒富士

 

新道峠・FUJIYAMAツインテラス

 

 

 

 11月24日 塔ノ岳

気温が上がり過ぎて幻のような富士山

 

 

 

 12月3日 岩殿山・駒橋御前山(厄王山)

2週連続で行ってリベンジした岩殿山からの富士山

 

岩殿山(秀麗富嶽十二景八番山頂)

 

こちらもリベンジ、駒橋御前山(秀麗富嶽十二景十番山頂)

 

 

 

 12月9日 毛無山(天子山地)

珍しく、西側から見た富士山。右に愛鷹山と伊豆半島

 

雪は少ないけど、圧巻の大きさ

 

ここまで当たり前に見せつけられちゃうと、ありがたみが薄れるくらい…(笑)

 

 

 

 12月17日 湘南平

今年になって三度目の正直でようやく見えた湘南平からの富士山

 

いつの間にか綺麗に冠雪していた

 

 

 

 12月23日 高尾山〜小仏城山〜景信山〜明王峠〜陣馬山

いつもの、高尾山からの富士山

 

小仏城山から。

 

陣馬山ではダイヤモンド富士になりそうな富士山を見ながら下山

 

 

どの富士山も、一つ一つの山の思い出と結びついている。

天気の良い日は家の近くからも見える富士山だけど

ひーひー言って山に登って、富士山が見えると、すごいご褒美をもらったみたいな気持ちになる。

そして、全ての山を従えるようなその別格感に圧倒される。

どこから見ても、一目で「富士山だ」とわかるその優美な姿もまさに別格。

 

来年はどんな山に登ろうかな?

 

12月23日は寒波が来る!との予報。

行きたかった山は予報では−8℃…とても耐えられそうにない…

ヘタレな私が行けそうなのは、やっぱりそこまで寒くならない低山…ということで

困った時の高尾山。ついでに陣馬山まで縦走することにしました。

それに、寒波が来れば、シモバシラの「氷の花」もみられるかもしれません。

 

 

  高尾山のシモバシラは?

 

8時ごろ出発。今回は稲荷山コースで。

このコースで登るのは1年ぶりなんですが、今年新しい階段が設置されて

公園並みに歩きやすくなっていました!

それでも、木漏れ日の気持ちいい稲荷山コースは、開放的で一番好きなコースです。

 

 

展望台からはスカイツリーもよく見えます🎵

 

 

で、山頂にそのまま登らず、シモバシラを探しに途中から5号路へ。

5号路にあると聞いたのですが、見つけられたのはちっちゃいのがたった1個でした…

 

 

 

9:30 ようやく高尾山頂へ。富士山キレイです!!

 

 

いつものやつ(笑)

今年登った山がいくつか増えました…石老山・高柄山・高畑山・倉岳山・黒岳など

 

丹沢もキレイ

 

 

次に、シモバシラがあるという、もみじ台の北側巻道へ。

一度間違えてもみじ台まで上がってきてしまい、また引き返して巻道へ。

 

ありましたありました!!(人だかりができてるのですぐわかります)

 

 

それでも今年は暖かかったせいか、あまり大きなのはなくて、咲き始め?という感じ。

 

 

多分、茎が枯れるのも遅く、なかなか凍るほど気温が低くならなかったのでしょう。

 

 

とりあえずシモバシラを見られて満足したので、先に進みます。

 

シモバシラが見られるのは北側の寒い斜面です

 

 

 

  奥高尾へ

 

10:30 一丁平

 

ここからだと、海の方がよく見えます。

 

 

11:00 小仏城山でお昼を食べて30分ほど休憩

 

 

11:45 小仏峠

 

 

12:20 景信山でも30分ほど休憩

景信山は富士山よりも関東平野の展望が素晴らしい山。

 

 

丹沢の山並みがずーっと…

 

今まで歩いてきた高尾山からの稜線も。

 

そして関東平野

 

スカイツリーはもちろん…

 

筑波山も見えています

 

 

景信山から先は、人もグンと減って、エスケープルートもほとんどありません。

なので、気合を入れて歩きます!

 

と、ここから先の方が、シモバシラいっぱい!!

 

 

 

 

大きさも、高尾山で見たのより大きく育っていました。

 

 

 

13:15 新多摩線鉄塔

 

 

ときどき、シモバシラがあります。見慣れてくると、一々足を止めることもなくなり…

考えてみたら、5号路のたった一つのシモバシラのためにかなり時間をロスしてしまった(笑)

まぁ、そんなことも山の楽しみの一つかも。

 

シモバシラの本当の花(穂)と「氷の花」が両方ついていたものも…

今年は長い間暖かかったので、茎もまだ元気なのかもしれません。

 

ここは堂所山と底沢峠の間、木が伐採されているので、防火帯なのかな。

 

 

14:05 明王峠

 

 

午後になり富士山はシルエットに

 

陣馬山まではまだまだ…

ちょっと心折れますが、そんな時に

 

「ガンバッテ…◎」

ドーナツみたいなシモバシラに慰められました。頑張ってきたご褒美に、◎をもらった感じ(笑)

 

 

 

  陣馬山から下山

 

2:50 陣馬山についた時は3時近く…

 

 

冬至が過ぎたばかりで、日が短いので、もう太陽が傾きかけています。

 

 

 

ぐるっと山座同定。

 

 

まずは丹沢から

 

今年登った山も見えて、一年を振り返りながら思い出に浸る。

 

高柄山・今倉山・御座入山(今倉山西峰)・多分赤岩も見えてるはず・倉岳山・高畑山・駒橋御前山・毛無山・九鬼山・御坂黒岳…

 

扇山・雁ヶ腹摺山…

 

大菩薩、そして笹尾根の生藤山・茅丸…

 

連行峰・大蔵里(ゾウリ)山も笹尾根から和田峠への稜線。

 

そして醍醐丸。

 

 

 

この時期は、日没のダイヤモンド富士が見られるらしいのですが、陣馬山の下りは真っ暗になるので

日没前に下ってしまわないと…

 

3時半頃、すごく寒くなってきたので、コーヒーとお汁粉を茶屋で注文しました。

バスの時刻表を見ると、次のバスは4時32分。間に合わない!!

慌ててお汁粉をこぼしちゃったりして、ますます手間取ってしまいました。

 

陣馬山を出たのは3時45分。

前回は陣馬新道への道を見落として、和田峠経由で舗装路を歩いてしまいました。

今度こそ間違えないように、和田峠に下る道の途中で分岐を右に入って、陣馬新道へ。

(表示は新ハイキングコースとなっています)

しかし、陣場新道は大誤算!近道のように見えて、山道が急過ぎてものすごく手間取りました。

かったるいけど和田峠から舗装路を下ってくればもっと早く下山できたかも…。

 

 

実は、陣馬新道に入ったところに。今日一番のシモバシラ群をみつけたのですが、撮る余裕なし。

というわけで、極寒の陣場高原下バス停に着いたのは4時45分。次のバスは5時32分。

寒さにガタガタ震えながら約45分、暗〜いバス停でバスを待ちました。

何とか家に帰ってきたのは8時近く。

 

長い一日だったけど、いろいろ、楽しかった!!

 

 

この日歩いたコース

メモコース:清滝登山口 8:00 〜 稲荷山コース〜5号路 〜9:30 高尾山頂 9:40 〜 1030 一丁平 〜 11:00  小仏城山 11:30 〜 11:45 小仏峠 〜 12:20 景信山 12:50 〜 13:15 新多摩線72号鉄塔 〜 14:05 明王峠 14:15 〜 14:50 陣馬山 15:45 〜 陣馬新道 〜16:45 陣場高原下バス停

メモタイム:8時間45分(休憩2時間20分)

メモ距離:18km 歩数:36000歩

 

 

日曜日、お天気が良さそうなので、湘南平まで富士山を見に行ってきました。

あまり時間がないので、湘南アルプスをちょこっと歩いて、大磯でお昼を食べて帰宅。

 

思えば、初めて湘南平に行ったのは、2018年の12月。

鳥ちゃんに連れてきてもらいました。

いろいろあった時で、鳥ちゃんに話を聞いてもらいながら歩いた、高麗山への道。

困ったことがあったら、すぐに駆けつけてくれる優しい友達がいる私はとても幸せだと思いました。

12月の最初、身を切るような冷たい風が吹き荒んでいたのを覚えています。

その頃の心模様を映すかのように、大磯には重い雲がたれこめて、どんよりとした空が広がっていた。

富士山は、覚えてないけど、多分見えなかったんじゃないかな?

それでも、鳥ちゃんとおしゃべりしながら、緑豊かな高麗山を歩いていると、心が洗われるようで

いつものようになんでも笑い飛ばせる元気な自分に戻れた気がする。

鳥ちゃん、いつもありがとう。

 

▲こんな写真しかないし、ブログにも書かなかったと思う

(雨粒ついてるから少し降っていたのかも)

 

 

その次に湘南平に行ったのは、今年の3月。

その時は、お天気は良かったのですが、春霞で富士山は見えず。(よく見るとそれらしきものも…)

 

 

さらに、4月にも、鳥ちゃんが、もーさん、みるくさんと一緒に連れて行ってくれました。

しかし、その時も、雲がすごくて富士山が見えなかった。

 

 

3回行って、3回とも富士山が見えなかったので、

私の中では、湘南平って何もないだだっ広い公園、という印象しかないのです。

だから、一度、絶景の湘南平に行って富士山を見たかった…。

ということで、暮れも差し迫ったこんな時期に、リベンジすることにしました。

 

特に、初めて歩いた5年前のことを思い出すと、その頃のモヤモヤはもうすっかり消えていて

晴れ晴れとした気持ちで、雲一つない湘南平を歩ける今を、実感したかったのです。

 

朝はまだ少し雲があって、これは無理かな?って思ったのだけど

ライブカメラで富士山を見たら、綺麗に見えてる!ということで、決行しました。

 

12月の休日は高速も空いているようで、東名も小田厚もスイスイ🎵

8時ごろ出発して9時には山頂。あっという間に着きました。

 

初めての、絶景の湘南平に到着です。

 

3月、4月の写真と同じ位置から撮っていますが、今回、初めてここに富士山が見えるんだと認識。

 

 

やっとお会いできましたね!

 

 

 

展望台に上ってみます(9時半から上れます)

 

 

パノラマを撮ってみたけど、広すぎて全然収まらない(笑)

 

 

 

  西:伊豆・箱根

 

 

 

 

 

 

  北:丹沢・大山

 

 

 

 

塔ノ岳と尊仏山荘

 

 

 

 

 

  東:関東平野

 

テレビ塔は現在工事中

 

今日はスカイツリーもちゃんと見えます

 

東京タワーが小さくなっちゃったみたい…高いビルは麻布台ヒルズでしょうか?

 

 

 

  南:相模湾

 

南東は三浦半島とその奥の房総半島

 

 

ズームして江ノ島

 

 

 

真南には伊豆大島

 

 

 

 

 

 

右側に見えるのは伊豆半島

 

 

 

 

 

伊豆大島をズーム

 

うっすら利島

 

 

南西は真鶴半島と伊豆半島

 

 

海のブルーが鮮やか

 

 

 

音譜  音譜  音譜  音譜  音譜

 

 

ちょこっと浅間山までお散歩して戻ります。

 

 

もう一つリベンジ。こちらも何度もフラれ続けている『めしや大磯港』へ。

大磯沖で獲れた、朝獲れの新鮮な地魚を食べさせてくれます。

こちらは、東海道を歩いていた頃からの念願。辿り着いた頃にはいつも売り切れ御免でした。

11時開店なので、10時半ごろ大磯港の駐車場に着いたのですが、すでに満車で30分ほど待つ…。

 

 

『めしや大磯港』に着いたのは11時過ぎ。すでに列ができていたので並んで待ちます。

こちらも30分程待って入店できました!

 

刺身定食(マゴチ・イシナギ・ヒラスズキ・タチウオ炙り・クロムツ炙り・ヤガラの刺身とミズカマスのフライ)

 

花鯛塩焼き定食(イシナギ刺身とミズカマスのフライ付)

 

 

ゆるキャラの『いそべぇ』と『あおみ』は、アオバトだそうです

 

帰りもスイスイ🎵

新湘南バイパス〜圏央道〜東名であっという間に帰宅。

 

 

ぶーぶー  ぶーぶー  ぶーぶー  ぶーぶー  ぶーぶー

 

しかし…

翌18日は、チー丹の忘年会登山だったのに、連日遊び歩いていたせいか、体調を崩して欠席。

ヒルバトル以来のチー丹、ずっと楽しみにしていたのに残念です。

 

12月は仕事も忙しくて、家の用事もあり、ちょっと無理し続けちゃったかも?

気持ちだけでは乗り切れないお年頃なんだなと思い知らされました。

 

 

ぶーぶー  ぶーぶー  ぶーぶー  ぶーぶー  ぶーぶー

 

 

湘南平の前には、山だけでなくちょっと街歩きも…。

久しぶりのトーハク(東京国立博物館)とヤネセン(谷根千)音譜


東博の法隆寺宝物館1Fにあるホテルオークラガーデンテラスはお気に入りのレストラン。

ブランチにお勧めです。混んでいる時は待たないと入れないのですが、

この日は一部展示がお休みだったせいか、誰もいなくて、とても静かで贅沢な時間を過ごせました。

 

 

東博から谷中を歩いて、十年以上ぶりの谷根千(谷中・根津・千駄木の略)散歩。

山にハマる前はこんなふうに街歩きもしていました。

コロナ禍の間は大変だったのだと思いますが、今はまた人が戻ってきているのでしょう。

 

昭和レトロな雰囲気のカフェが沢山ある谷根千。

こちらは大正5年にできたというカヤバ珈琲店。

 

 

いつの間にか年末。ずっと暖かかったので不思議な感じ。

今年は、あと、もうちょっと山登りできるかなぁ?

毛無山に登ってきました。

山頂からの富士山は…

 

 

今年見た一番の富士山かも。

 

そして、今年一番の苦行登山だったかも。

 

大変らしい…とは聞いていたけど、想像をはるかに上回ってました。

往復約6時間弱…といえば大倉尾根とほぼ同じコースタイムですが、

なんと毛無山は大倉尾根の半分以下の距離。

つまり、あのバカ尾根の2倍以上の辛さ(当社比)なのです。

 

実際、11月に大倉尾根を往復した後に筋肉痛なんか出なかったのに

今回は階段を降りるだけでヒーヒー言っています。

なんとなく、今の自分には、この辺りが限界かな?って思えるような登山でした。

 

 

音譜  音譜  音譜  音譜  音譜

 

 

以前から行きたいな〜と思っていた毛無山。

毛無山という名の山はいくつかあるようですが、こちらは天子山地の最高峰、1964mの山。

富士宮から見ると、ピョコンと聳え立つ山容が目立ちます。

 

今回のミッションは、毛無山に登って雄大な富士山を見て、富士宮焼きそばを食べて帰る…。

どんなに近くに行っても、富士山が見えるかどうかは本当に運次第なので、

数日前から天気予報とにらめっこ。

晴れ予報ではあるけれど、気温がかなり上がるらしい…

 

6時に家の近くの横浜青葉ICから東名自動車道に乗ります。

青葉ICからは、いつもきれいに見える丹沢も富士山も、うっすら…春霞のような感じ。

12月というのに、気温が上がり過ぎて、朝からモヤ〜っとしてます。嫌な予感…

 

でも…

 

6:47 大井松田ICに差し掛かる頃には…

富士山きれい〜

 

 

御殿場JCTで新東名へ。

新富士ICで降りて、西富士道路ー139号線でふもとっぱらを目指します。

富士山きれい〜

 

 

あれが毛無山

 

人気のふもとっぱらキャンプ場の奥に、毛無山駐車場があります。

ふもとっぱらではイベントがあったらしく、キャンプ場に入る車は長蛇の列でしたが

毛無山駐車場に着いた時は、25台程度駐車できるスペースが、8時の時点でほぼ満車。

なんとか奥にスペースを確保して停めます。

 

ここは一日500円で、備え付けの封筒に車のナンバー等を書いて500円入れてポストに投函。

登山から戻ってくると、領収印を押した封筒が、ワイパーのところに挟まれている、という方式。

駐車場から500mほど戻ったところに、公衆トイレがあります。

 

 

 

 

  9:00 登山スタート

 

色々支度をすませて出発します

 

 

麓宮に安全祈願をして

 

 

色々注意書きがあるので、見落とさないで進めば登山道へ

 

 

地蔵峠経由の道は崩落があるそうなので、このルートで毛無山ピストンです。

毛無山に登るルートはいくつかあるようですが、ここからのルートは直登なので最短。

 

 

最初のうちは、ルンルン気分。

何しろ、富士山は綺麗だし、お天気はいいし、

 

 

噂通りの急登だけど、ちゃんと何合目、という表示も出ているし、これを励みに登っていけるよね。

 

 

それにずーっと木の間越しに富士山が見えています。雲一つないお天気!

 

 

最初の岩岩(はさみ石)が出てきた頃は、

変化に富んで楽しいコースだね…なんてはしゃいでいました。

滝だ〜!!と大喜びで写真を撮っていたのは、まだ2合目の当たりだったかな?

 

はさみ石と不動滝

 

 

しかし…

 

とにかく最初から最後まで急登。

 

 

ロープのついた岩を登るのも、最初は楽しいけど、それが延々と続くと、

これっていつまで続くんだろう?という気分になってくる。

 

 

ダラダラした登りもザレザレで気が抜けない

 

 

10:10 四合目を過ぎた辺りに、レスキューポイント

(救助用ヘリを停められる場所)

 

おしゃべりもする余裕なし(笑)

 

 

 

 

一合目から十合目までの表示がとりあえず励みになるけど

逆に、まだ五合目か、まだ七合目かと、絶望的な気分になる…

 

記録によると…9:18/一合目・9:30/二合目・10:04/四合目・10:19/五合目・10:43/六合目・11:03/七合目・11:18/八合目、ということで、だいたい15分おきという感じ。

五合目でちょっとおにぎり休憩をしました。

 

 

雄大で美しい富士山の姿は、これでもか、と、木の間越しに見えっぱなしですが、

 

 

その景色が全く変わらないのも、だんだんと苦痛になってくる。

 

 

 

とにかくずーーーーっと苦行が続く感じです。

 

 

 

八合目を過ぎて…

 

11:30 ようやく、富士山展望台。出発から2時間半。

 

 

岩に登ると…

 

 

絶景です!

 

 

おかげで、かなり疲れが吹っ飛ぶ感じ!

 

 

右側の抉ったような部分が『大沢崩れ』だそうです

 

 

パノラマでズズ〜〜〜ッと撮ってみた

 

 

まず富士山!

 

 

そして富士山の南側の裾野には愛鷹山と伊豆半島と、その手前に駿河湾。

なんと伊豆大島まで見えていました。

 

 

伊豆半島と駿河湾

 

 

さらに、田貫湖畔から登る天子ヶ岳と長者ヶ岳。

みるくさんご夫妻、すみれさんと登ったのは2014年。

 

 

天子ヶ岳・長者ヶ岳の奥に見えるのが浜石岳。

2015年にイガイガさん・風花さん・みるくさんと登りました。

 

 

富士山の北側の裾野には丹沢がちょこっと。

 

 

いつも(丹沢から)とは真逆から見る富士山なんですね。

 

 

 

 

しかし…ここで一度気持ちが切れてしまったので、ここから再び始まる急登に心折れます。

 

心折れ過ぎていて、写真はこれしかない・笑

 

 

 

11:50 ようやく稜線に出ます!ここで急登はおしまい クラッカー

 

 

あとはなだらかな稜線歩き音譜

 

 

もうひと登りです!

 

 

 

 

  12:00 登頂〜

 

出発して、ちょうど3時間

 

素晴らしい富士山!!

 

毛無山(1946m)登頂〜

 

山梨百名山の頂標と一等三角点もあります。

 

 

この先に、1964mの最高地点があるらしいんだけど、もう行く気なし。

ここでゆっくり富士山を見ながら食事して、コーヒー入れて、

気づいたら1時間も過ごしていました(笑)

 

 

13時を回ったので、下山しま〜す

 

 

 

  13:05 下山

 

しばらくは稜線歩き。

 

 

さっきは山頂を目指すことに必死で気づかなかったけど、改めて見ると、素敵な道。

 

 

 

南アルプスもちょっぴり。

 

本当はもっとよく見える場所があったみたい…

 

 

10分ほどの稜線歩きの後は、激下りが始まります。

両手を空けるためにストックをしまって、手袋をして、イワイワは慎重に。ザレザレも慎重に。

登る時は必要のなかったお助けロープですが、下りの時はいざという時用に、軽く持って下ります。

基本は、岩や木の根などを手がかりに。急な下りは後ろ向きに。

 

 

13:27 展望台でもう一度写真を撮って…

 

 

後は、登ってきた道をひたすら下ります。

 

 

不動滝は午前中よりきれいに見えました。

 

 

15:05 駐車場に到着。領収印を押した駐車料金の封筒がワイパーに挟んでありました。

 

登りきっちり3時間、下りきっちり2時間。もう疲れたよ〜。

 

 

音譜  音譜  音譜  音譜  音譜

 

 

帰ります!富士山まだまだきれい〜

 

 

夕方もずーっと富士山がきれいに見えていましたよ〜。

山麓のふもとっぱらキャンプ場では、大きなアウトドアイベントが行われていた様子。

12月のキャンプ場なんて寒そう〜と思うけど、今年は特別に暖かくて、きっと楽しめたのでしょうね!

 

 

『天母の湯』で温泉に入って、富士宮焼きそばを食べて帰りました。

 

 

土曜の夜というのに、なぜか全く渋滞なしの新東名、東名で、2時間ほどで帰りました。

先週もそうだったけど、12月の休日の高速道路って、渋滞しないんでしょうか?

師走ともなれば、忙しくて遊びに行ってる暇なんてないのかしらね?

 

 

富士山に見守られながらの苦行…真っ白だったりしたら絶対途中敗退していたと思います。

この日は不思議なくらい、富士山が綺麗で、一日中、雲一つかかることなく

夜になってもまだシルエットが見えていました。

そういう意味では、ありがたかったな〜。富士山に励まされ、登らせてもらった感じです。

 

ありがとう!

 

 

メモコース:登山口 9:00 〜 9:33 不動滝 〜10:19 五合目 10:30 〜 11:30 富士見台 11:40 〜 11:50 稜線 〜 12: 00 毛無山(三角点)13:05 〜 14:10五合目 〜 15:05 登山口

メモタイム:6時間(休憩1時間20分)

メモ距離:5.2km 歩数:15000歩  

 

①の続きです

 

 

  ミッション2・駒橋御前山で富士山を見る

 

岩殿山の次に向かったのは、駒橋御前山。本日、2座目の山に登って来ました。

 

 

どちらかというと、今日のメインはこちら。

駒橋御前山、別名「厄王山」。平安時代、山岳信仰の修験の山として開山されたそうです。

 

こちらも秀麗富嶽十二景の十番山頂となっていて、2月に九鬼山とセットで登りましたが

午後の時間だったために富士山がよく見えなくて、ちょっとガッカリ。

 

▼2月の御前山から見た富士山。見えなかったわけじゃないけど…

 

御前山だけなら、CT3時間ほどなので、大月に来たついでに行ってみようということに。

 

御前山は、戦国時代に武田氏の烽火台として、高速情報伝達網の役割を担っていたそうです。

岩殿山の山頂にも烽火台がありましたが、そこで上がった烽火(のろし)をここでキャッチして

さらに次の山へと伝えていたのでしょう。

同様の役割を担った『御前山』という名の山が、この近辺に六つあるのだそうです。

烽火台になっただけあって、御前山はどこも塔のように聳り立った、見晴らしの良い山です。

 

修験の山なので、山頂付近は岩場やヤセ尾根の連続で、なかなかハード。

コースタイムはぐるっと回って3時間ほどですが、登り甲斐のある魅力的な山です。

絶景の山頂で富士山を見ながらゆっくりランチ…というのが、本日、第二のミッション。

 

それまで富士山は待ってくれるといいのですが…

 

 

音譜  音譜  音譜  音譜  音譜

 

 

今回登るルートです。この大月市観光協会のマップはとてもわかりやすかったです。

 

 

10:10 猿橋駅近くのコインパーキングに車を停めます。一日500円で停められます。

 

ここから少し歩いて、登山口へ。

岩殿山、百蔵山、扇山といった山々を間近に見ながら歩きます。

以前だったら、どこが何なのかわからなかったけど、散々登ったので、今は大体わかります。

 

 

 

 

 

10:22 登山口(熊出没注意の看板)

 

熊鈴を鳴らしながら行きます。

さすがに最近は怖くて一人で人のいない山なんか行けません。

 

 

最初はお決まりの鬱蒼とした植林帯。そこを抜けると、明るい登山道に出ます。

 

 

ムムム…誰かさんの落とし物?(どんぐり入り)

しかも登山道の真ん中にデカデカと、このあともう1箇所ありました。

 

急登だけど、気持ちの良い山道を進みます。

 

 

 

 

前回(2月)はこの道を下ったのですが、すごくハードだった記憶が。

上りの方がずっと楽です。

 

 

あれが御前山かな。

 

咲いていた唯一の花。小さなリュウノウギクでしょうか。癒されますね。

 

 

11:20 神楽山との分岐

 

この後、さらに急登になり、岩場も出てきます。

 

 

そして、九鬼山との分岐が出てくると後ちょっと

 

山頂に飛び出す瞬間がドキドキラブラブ

 

 

11:35 駒橋御前山(730m)登頂です!!

 

 

富士山、薄いながらもなんとか待っていてくれました!

 

 

▼2月のリベンジ成功。

 

 

山頂は崖の上。御前岩というらしい。

あまり広くはありませんが、岩場になっていて、最高に気持ちのいい展望デッキです。

 

 

富士山の手前に、九鬼山からの稜線

 

 

南側・奥の稜線は道志の山々

 

 

丹沢もちょこっと見え隠れ

 

 

東側には、高尾山からの懐かしい笹尾根

 

 

ほぼ貸切の山頂。絶景を見ながらお昼を食べて、写真を撮ったりして1時間も過ごしてしまった。

先週の稚児落しに続いて、お気に入りの展望レストランです。

 

 

12:45 そろそろ下山します

 

最後に富士山とツーショット(ずいぶん雲が出てきた)

 

行きとは違うルートで下ります。

 

ここからは、地図にある通りの難路。ロープのついた岩場を、慎重に下っていきます。

 

 

 

 

13:00 厄王山奥ノ院(厄王山十合目)

 

大きくて全容がうまく撮れなかった

 

岩を背負うようにして、奥ノ院が建っています。この岩が御神体なのでしょうか?

 

 

こちらからも絶景!北側の小金沢連嶺

 

 

雁ヶ腹摺山も岩殿山も

 

 

奈良倉山も秀麗富嶽だったよね…未踏なので行ってみたい

 

 

難路はここで終わりですが、まだ急な下りは続きます。(岩殿山の下りよりずっと楽だった)

 

 

13:10 八合目の鳥居

 

この後、道はずっと楽になります。タッタカ下って…

 

13:20 四合目の鳥居

 

ここが登山口。林道に出ます。

 

ここからは林道歩き。

 

 

13:30 山頂から45分ほどで下りて来ました

 

20号に出ますが、ちょうど大月と猿橋の中間地点。なので、てくてく猿橋まで歩きます。

 

岩殿山を見ながら…

 

百蔵山と扇山を見ながら…

 

駒橋発電所に水を送る水圧鉄管

駒橋発電所は、明治時代にできた初期の水力発電所で、桂川上流で取水した水を水路で運び、

桂川に放水して落差を得ることで発電する、水路式発電所です。

 

スタート地点の桂台入口交差点

 

13:50 駐車場に戻ってきた

 

駒橋御前山、コンパクトに色々な要素がギュッと詰まっていて、登っていて楽しい山でした。

確かにクマがいそうなので(登山道の真ん中にクマうんち2箇所あり)

クマ鈴鳴らして、複数人でワイワイ騒ぎながら登ることをお勧めします。

 

メモコース:駐車場 10:10〜10:22 御前山登山口 〜11:20 神楽山分岐〜11:35 御前山山頂12:45〜13:00 厄王山奥ノ院〜13:10 八号目鳥居 〜13:20 四合目鳥居(登山口)〜13:30 林道出口(国道20号線)〜13:50 駐車場

メモタイム:3時間40分(休憩1時間10分)

メモ距離:5.1km 歩数:9300歩  

 

 

 

  ミッション3・落合水路橋で古民家カフェに入る

 

2月に九鬼山に登った時、登山口の「落合水路橋」にあった古民家カフェ『織水』さん。

あの時はまだ時間が早くて、開店前だったのですが、水路橋の写真を撮っていたら、

お店のご主人が「こっちに上がって撮っていいですよ」と声をかけてくれたのでした。

 

とても素敵なカフェだったので、いつか行ってみたいとずーっと思っていました。

…ということで、この機会に、行ってみよう!!ということに。

 

 

思った通りの素敵なカフェでした。

 

 

いただいたのは、柿のスムージー。豆乳とブレンドした優しいお味。

それから、アールグレイのマフィンとコーヒー。

 

 

お店の前にある、落合水路橋。

アーチ型のレトロな水路橋は、国の登録有形文化財に登録されています。

 

 

駒橋発電所で水力発電に使う発電用水を供給するための水路橋として

1907(明治40年)東京電灯株式会社(現東京電力株式会社)により建設されました。

 

ここの水が、先ほど見た、駒橋発電所の水圧鉄管に送られているのですね。

 

 

▼この時のリベンジ成功です。

 

今回はやり残したことがみんなできて大満足。

さてさて、次は何して遊ぼうかな?

鷹取山の翌日は…

 

いろいろリベンジしたくて、早朝から、車で大月へ。

今回のミッションは3つです。

 

  ミッション1・岩殿山で富士山を見る

先週は、岩殿山から富士山が見られず、やっぱり心残り…

 

 

今週こそ晴れそう…?ということで、先週に引き続き、またまた岩殿山に行って来ました!!

(2週連続って…どれだけ好きなんだ?)

 

家を出たのは5時過ぎ。今日こそ、天気予報は一日中晴れ…のはず。

でも朝はかなり雲が出ていて、また先週の二の舞か…とちょっと悲観的。

前の日も鷹取山から富士山が見えなかったし、晴れているからといって、これだけはわからない。

 

中央道を進むうち、空はだんだん晴れていき…

大月近くでチラッと見えた富士山は、雲の中からほんの少しだけ、見えていました。

 

日曜というのに、なぜか中央道がとっても空いていて、7時過ぎに、畑倉登山口駐車場へ。

 

車で行けばあっという間!先週はヒイヒイ言いながら大月駅から40分も歩いたのに…。

 

8時ちょっと前に出発です。

 

今回は「鬼の岩屋」に寄ってみました。すごく大きな洞窟。

 

鎌倉のやぐらを巨大にした感じです。(寄ってみる価値ありです!)

 

そして先週と同じ道をひたすら登って、30分ほどで山頂…

先週は遠く感じた山頂ですが、一度登ると大体イメージが出来るので、あっという間でした。

 

どうかな?どうかな?あせる

…山頂に飛び出す直前が一番緊張します!ラブラブ

 

 

 

今回は、見れました!!ウインク

 

AM8:27 まだ誰もいない山頂。貸切です!!

 

秀麗富嶽十二景八番山頂 岩殿山

 

 

大事な上半分。バッチリです!!

 

 

先週とは別の場所みたい!

上の写真とほぼ同じアングルですが、富士山にかかる雲の位置が真逆。

 

 

せっかく富士山を見に来たのだから、望遠で…

 

 

どーん(笑)

 

 

頂標と富士山

 

烽火台と富士山

 

 

とりあえず展望台まで下りて…

 

 

大月の町と富士山

 

来て良かった!!

 

 

 

雁ヶ腹摺山、今日もきれい!

 

 

 

兜岩が見える場所に行ってみた

 

 

ズームすると、クサリ場を登っている人が見えました!(黒い筋の中を、白い物がうごめいていた)

 

 

ということで満足して、山頂に戻って来たらすごい人。くつろぐ気になれないので

そのまま、駐車場まで下ります。

 

行きはあっという間でしたが、帰りは登ってくる人がすごく多かったのと

ザレザレで滑りそうだったので、おっかなびっくり、すごく疲れました。

 

9:40 駐車場に戻って来ました。

 

▼先週のリベンジ成功!!

 

次は猿橋に移動します。次の目的地はもう一つの秀麗富嶽十二景。2座目のお山、行きます!!

 

続きます。

三浦半島の鷹取山ハイキングコースを歩いて来ました。

鷹取山は9年ぶり。

前回は神武寺から歩いたのですが、今回は逆コースで、鷹取山から神武寺へ。

 

今回は、3月に鎌倉を歩いた大学時代の友人たちと。

月一くらいで歩こう〜と思っていたのですが、なかなか予定が合わず、集まるのは9ヶ月ぶり。

熊がいなくて、楽しく歩けるハイキングコース…ということで、思い浮かんだのが鷹取山でした。

展望よし、見どころもあり、クサリ場なんかもあり、

しかも鷹取山から神武寺まで30分ほどで歩けてしまうので、初心者の方にはオススメです!

 

▼横須賀市のハイキングコースマップ

 

9:00 追浜駅待ち合わせ。

一番大変だったのは、鷹取山の登山口まで。追浜の駅から住宅街の中を迷いまくって

(はっきり言ってこのコースマップじゃ全然わからなかった)

ウロウロ徘徊している私たちの姿を見かねたご近所の方が、親切にも、道を教えてくださいました。

ありがとうございます!!あせる

 

9:50 ようやく登山口です

ここまで来るのに迷いまくり…(結局、磨崖仏とか見てないしね・笑)

 

 

懐かしい鷹取山の石切場跡

 

 

初めて見た時は遺跡みたいで感動しました

 

 

お天気も良かったので、クライミングやハイキングの人で賑わっていました。

 

 

 

展望台に登ります

 

階段がついているので、楽に登れますよ〜

 

展望台からは、残念ながら富士山は見えず。

お天気はすごくいいのに、山の方は雲がかかっていたようです。

 

海が見えると気持ちいいよね音譜

 

 

10:44 ここから神武寺に下っていきます。

 

 

神武寺までのハイキングコースは、変化に富んで、なかなか楽しいコース。

 

 

長〜いクサリ場

 

 

 

 

大岩もゴロゴロ

 

 

 

 

途中、展望の良い場所もあります。あちらは二子山?

 

 

すごい鉄塔の数!!

 

 

 

 

 

 

11:13 神武寺に到着です

 

 

 

 

 

お腹が空いたので一番近い東逗子駅(歩いて20分)に下り、

町の洋食屋さん『キッチン・ビッテ』でお昼をいただきました。

人気店らしく、お昼前に行ったのにいっぱいで、30分ほど待って入店。

 

カレーをいただきましたが。本当に美味しかったです!!

巨大な牛肉がゴロンと入っていて、スープと飲み物がついて千円!

 

久々におしゃべりしながら歩いて、楽しい一日でした!!

また行こうね〜音譜

 

 

最後に、追浜から登山口までどうして迷っちゃったのか、検証します。

▲赤は私たちが通った道。

 間違いではないけど、表示など一切なく、どう進んでもやっぱり難しかったんだと思う。

 最後はトンネルを潜るかどうか迷ったのだけど、トンネルの上がちょうど鷹取山だったというわけ。

 (ヤマケイの地図を見たら、もっと簡単なルートが推奨されていました)

 

住宅街を通っていく街中の山は、登山口までが本当に難しい。

以後はもう少し下調べをして行かないとね。

 

①の続きです、

 

岩殿山から、稚児落しに向かいます。

 

「稚児落し」は、岩殿城主・小山田信茂が織田信長によって処刑された後、側室・千鳥姫が子供達と共に城外に脱出し、ここまで落ち延びましたが、赤子が泣いたため、その声が敵に聞こえてしまわないように、赤子を谷に投げ落としたという伝説から、その名が付いたそうです。

その赤子は生きていて、浅利郷の名家の子として成長した、という話もあるそうです。

 

余談ですが、丹沢の姫次も、小山田信茂の従兄弟、小山田行村の娘・折花姫が落ち延びた場所で、敵に追い詰められて自刃したため、姫突き→姫次となったそうです。天目山の戦いの後、小山田氏の滅亡に伴って、さまざまな悲劇がこの山中にあったのでしょう。

 

 

 

  天神山

 

11:40 林間コースを抜けると、再び展望の良い場所へ。

 

岩殿山がよく見えます。岩殿山の左側に見えるのは、たぶん扇山と、百蔵山。

青空も出てきました。

 

岩殿山からとは少しだけ見え方が違うんです

 

 

 

 

再び紅葉の山の中を歩いて…

 

 

 

 

11:54 天神山(鉄塔があります)

 

 

ここからは、北側の山が見えます。あちらは青空。

 

 

そして、雁ヶ腹摺山。

敵から落ち延びた千鳥姫一行は同じ景色を見てあの山を目指したのでしょうか。

 

 

天神様を祀った祠があります

 

天神山山頂の鉄塔

 

 

 

しばらく綺麗な紅葉の山を歩きます。

 

 

下ったり、登ったり…

 

 

またまた鉄塔

 

 

お昼をまわって、お腹が空いてきました…

 

 

  稚児落し

 

どこかでお昼ごはんを食べよう…と思っていたら…

 

 

12:18 目の前に、稚児落しがどーんと現れました!

 

 

カメラに収まりきらない大きさ!

 

 

10年ぶりくらいの貞子登場(笑)

 

 

とりあえず、危険でない林間ルートへ

 

 

…と思ったら、3分くらいで再び岩場に出てきました

 

 

ということで、結局、岩場ルート(ここも稚児落し)の上でお昼ご飯にします

 

 

風の音が凄かったんだけど、実際はポカポカ暖かくて

絶景を見ながらおにぎりを食べました。

どんな高級レストランより贅沢な特等席の展望デッキです。

 

 

杓子山と高川山の間にあるはずの富士山…一瞬、雪のしましまが見えましたが…

南側はやっぱり晴れそうにありません

 

 

30分ほど休憩して、稚児落しへ…

 

 

13:05 5分ほどで、稚児落しに出ます。

 

 

 

さっきご飯を食べながら見ていた崖の上です

 

 

ピンクの左矢印がさっきいた展望レストラン

 

 

岩殿山の電波塔が見えます

 

 

 

 

 

道志の山々(倉岳山〜高畑山〜赤鞍ヶ岳)の連なりの向こうに、

チラチラと丹沢の山(袖平山・大室山)がのぞいています

 

 

 

 

 

今年は道志の山にたくさん登りました。

 

 

富士山は相変わらず見えないけど…

 

 

中央道。岩殿トンネルを抜けたあたり?

 

 

 

たくさん写真を撮ったのに、帰って見たら、みんな同じだった💦

 

 

こちらは北の方。天神山の方からの鉄塔が続いています。

 

 

下ります。結構なザレザレの急斜面。

 

 

13:43 下って来たら、右大月駅・左大月駅の表示(左が近道)

 

ここは紅葉がきれいでした

 

 

中央道の下を潜ります。さっき見えていたところかな?

 

 

14:13 大月駅に戻って来ました

跨線橋の上から、岩殿山と天神山を振り返る。(左端に雁ヶ腹摺山がいる!)

 

 

秀麗富嶽十二景ということで、富士山を見に行ったのに、残念ながら富士山はお休み。

でも、懐かしさあり、スリルあり、絶景あり、紅葉ありの楽しい山行でした。

特に、稚児落し(名前は怖いけど)でのランチはとても気持ちよくて最高。

 

メモコース:大月駅 8:15〜8:55 畑倉登山口 〜9:45 岩殿山山頂〜10:50 築坂峠〜11:54 天神山〜12:18 稚児落し・岩場コース 12:58〜13:05 稚児落し〜13:45 浅利登山口 〜13:15 大月駅

メモタイム:5時間(休憩1時間)

メモ距離:10km 歩数:18800歩