光子破壊員。LG39「ブレインストーム」 | ダメ人間のホビーライフ

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トランスフォーマーやフィギュアについてただだらだらと書くブログ。

こんばんはー。
冬休みはあと二日なのになにもできねえよ畜生。
今の学校は色んな意味でクソだから正直行きたくないのですがまあ行かなきゃいけないというのが現実なのよね。
さて今日もレビューです。
本日紹介する玩具はトランスフォーマーレジェンズシリーズよりブレインストームです。
レジェンズで再びリメイクされたブレインストーム。果たしてその出来はいかに?
それじゃースタート!
まずは付属のコミックから。
物語はLG09にも続く内容になっていますね。
シナプス量産化されてますな。

スピードを生かした戦法が得意なブレインストームが新たなトランステクターとして選んだマシンは期待以上の性能を有していた。
ただでさえクールで早撃ちが得意な彼の切れ味が、ニューマシンによって更に磨き上げられているようだ。
年齢は人間に換算すると16~18歳位で、趣味はゲーム。
ニヒルでスマートなやり方を好む為、熱くなりがちなクロームドーム達と衝突しがちである。武器は2丁の光子パルス砲で、必殺技は「真空切り」。
続いてヘッドマスターの紹介。
説明書ではなんの表記もなくただ「ヘッドマスター」と書かれているだけですが、G1アニメではストームという名前でした。
ちなみに海外版はカーナという名前になっています。
背中の顔以外はブラー付属のヘッドマスターの流用です。
前にも書きましたが名前がヘッドマスターになったのはおそらく国内版アニメの設定に準拠したのが原因かと思われます。
実はブレインストームは過去にレジェンズでリメイクされてまして今回のリメイクは二回目になります。
ということでLG09「ブレインストーム」に付属したカーナと比較。
カーナと比べると小型化されてしまいましたが、デザインはG1玩具準拠になっています。
こうして見るとカーナはかなり無理のある設計だったと改めて思いますね。
ヘッドモード。
G1同様ヘッドモードに変形できます。
ハードヘッドやスカル同様、国内版はアニメデザインになっています。
海外版は旧玩具をデザインしたマスク顔になっています。
まあ個人的にはあのマスク顔の方がかっこよくて好きなのですがまあアニメ版フェイスでの立体化は少ないでしょうしこれはこれで満足です。
ちなみに海外版はなぜかテスラーという名前になっています。
ヘッドモードでもカーナと比較。
ボイジャーからデラックスにサイズダウンしたことにより小型化していますね。
こうして見るとカーナは全体的に丸みをおびた形をしています。
デザインに関しては今回のストームはアニメ準拠、カーナは旧玩具準拠ですね。
パートナードローンのシナプス。
海外版では付属せず、ばら売りでしたが国内版では最初から付属しています。
画像はオフロードビークルモード。
オフロードカーなのにタイヤではなくキャタピラというなかなか異色なデザイン。
カラーリングはブレインストームに合わせたライトブルー。
ヘッドマスターを乗せることが可能です。
ただし車体内部が空洞なため普通には乗せられません。
車体の後部分にヘッドマスター用のジョイントがあるのでそれに差し込んで固定します。
乗り心地悪そうですね。
エアバイクモード。
付属の漫画では量産化されておりブレインストームのこの状態でトランステクターの開発をしていました。
この状態でもヘッドマスターを乗せることができます。
まあこれも内部が空洞なので普通には乗せられないため、足底のジョイントで強引に固定しています。
乗り心地悪そうですね(二回目)
ウェポンモード。
付属の漫画では高射砲モードと表記されています。
トランステクター。
G1同様の光速ジェット機。
商品自体は以前紹介したレジェンズブラーの仕様変更アイテム。
後部分はブラーのパーツをそのまま使用しているので尾翼が一枚だったりとブレインストームと言うにしてはちょっと違和感のある感じなってしまっています。
まあリデコとしてはよくできていると思うのですがどうせならクロームドームやハイブロウのような大掛かりなパーツ変更をやってほしかったですね。
カラーリングは海外版はグレーとホワイト主体だったのに対し国内版はライトブルーとホワイト主体のカラーリング。
本体には着陸脚はありませんが、3ヶ所にタイヤが付いており、転がし走行が可能。
コックピット部分は画像のように開くことができます。
フロントガラスの部分にはクリアパーツが使われています。
ヘッドマスター用の搭乗席があるので画像のように乗せることが可能です。
勿論この状態でコックピットを閉じることも可能です。
何度も言いますが「トランステクターの中にヘッドマスターを収納する機能」を実現してくれたことに関しては嬉しいです。
武器として銃が付属します。
物自体はブラーのリカラーです。
ビークル時は機首に装着することができます。
ブラーと比較。
こうして見ると大半のパーツが流用されていますね。
上でも書きましたがもっと大きな仕様変更をするか新造形で出してほしかったです。
過去のレジェンズブレインストームと比較。
エッジの効いた主翼など過去のレジェンズ版は現代風にアレンジされた印象。
個人的には過去のレジェンズ版のデザインが好みですね。
やっぱりこうして見ると今回のブレインストームはちょっと無理がある気がします。
トランステクターロボットモード。
ですが頭部がないので…
ストームをヘッドオン!ピコピコピコーン!
頭部の接続構造はどのヘッドマスターでも共通です。
ロボットモード。
リデコの制約がある中、特徴をつかんでブレインストームらしく仕上げられていると思います。
ただ脚などにはブラーの面影が残っていますね。
パーツ配置こそアニメのイメージに近づけようと努力はしているのですがどこかコレジャナイ感が…。
可動範囲に関してはブラーのをそのまま受け継いでいるため高い可動範囲を誇ります。
腰や手首が回転するなどアクションフィギュアとしても優れた一品に仕上がっています。
バストアップ。
過去のレジェンズ版にあった胸のメーターギミックはオミットされています。
銃はロボットモードでも持たせることが可能です。
背中のビークル先端部分は取り外し可能です。
ビークル先端部分は変形させ付属の武器を合体させることによりヘッドマスター用の大砲を作ることができます。
画像のようにヘッドマスターを乗せることが可能です。
ロボットモードの時は腕に装着しシールドとして扱うこともできます。
基本的なギミックはブラーと共通ですね。
ウェポンモードのシナプスを手に持たせることも可能です。
設定上では高度な工作能力を有するドローンで、ブレインストームの射撃精度を高めてくれる重要な相棒だとのこと。
ブラーと比較。
ロボットモードでも共通パーツが多い印象ですね。
特に脚の部分…そのまんまじゃん…。
一応上半身のパーツを変更することによってある程度の差別化はしていますがやっぱりコレジャナイ感が…。
過去のレジェンズブレインストームと比較。
まさかこんな短期間でまたブレインストームを出すとは思ってもいませんでした。
ボイジャーとデラックスなのでサイズが全く違いますね
過去のレジェンズ版の方はIDWのコミックを強く意識したデザインですね。
かなりリメイクのコンセプトが変わってしまいましたが過去のレジェンズ版はいわゆる「ヘッドマスターリメイクの試作品」なので単体として見れば傑作なんですよね。
この試作品で得たノウハウが今のヘッドマスターシリーズで活かせているので決して無駄ではないと思います。

そしてついにサイバトロンヘッドマスター4銃士のリメイクアイテムが揃ったー!
ヘッドマスターズ放送から30年、まさか再びこんな形でリメイクしてくれるとは思いもしませんでした。
ヘッドマスターのデザインが4人中2人が共通だったり、4人中3人は別アイテムの仕様変更だったりと文句がないわけではないですがやはりこのサイズで、そして現代の技術を駆使した最高のギミックとクオリティで立体化してくれたというのは嬉しい話です。
ヘッドマスターの構造は共通なので友情のクロスヘッドオンを再現!
友情で結ばれたサイバトロンヘッドマスター達は、お互いのトランステクターを交換することでパワーアップが可能です。
第7話「四百万年前・謎のベール」等で披露しました。
アクション!
お疲れ様でした~。
ヘッドマスターの光子破壊員であるブレインストーム。
今回最新のヘッドマスターシリーズに合わせた2回目のリメイクとなりました。
さて商品の方ですが、ちょっとブレインストームとしてはコレジャナイ感がありました。
ブラー=車両 のリデコモデルということで自ずと限界はありますが、その制約の中で もとても巧みにイメージをつかんで作り上げられているとは思います。
宣材画像を見たときは見送ろうと思っていたのですが、実際手に取ってみると かなりカッチリ、コンパクトにまとまっており、トイとしての印象はいい方です。
ただブレインストームのリメイクアイテムとしてはどうかと思う点もちらほら見受けられます。
ビークルモードの主翼の処理や全体的なデザインなど良くも悪くもブラーのを引き継いでしまっており違和感があります。
どうせならクロームドームやハイブロウのような大掛かりなパーツ変更やハードヘッド同様、新造形にするなどしてほしかったですね。
コスト削減はしかたないにしても武器くらいは新造してほしかったです。
ですがやはり同じサイズで、そして今の技術でヘッドマスター戦士が揃うというのは嬉しい話です。
ヘッドマスターシリーズを集めている方にとっては必須アイテムであり買う価値は十分にあります。
そう言って意味では「ファン向けのアイテム」ではなく「コレクター向けのアイテム」ということが重視されていますね。
点数としては75点です。