クリスマスイブやクリスマスって、日本ではまだ師走の忙しさの真っ盛りだから、子供や若い人でない限り、あまり大事な年間行事じゃないかもね。

 

 

しかしスウェーデン人にとっては、クリスマスイブは年間の最大行事。家族や友人が集まってパーティーをするこの日を、一人孤独に迎える人も、実はたくさんいる。

 

ホームヘルパーとして一人暮らしの家庭を巡回する仕事をしている女性によると、一人でクリスマスを迎えなくてはいけない中高年の理由は、主に経済的なものだという。子供や孫のところへ行きたくても、電車代や飛行機代はない。彼女らは映画を観に行くお金もないくらいなのだから ・・・

 

ということだけど。

 

でも、それってちょっとおかしくない?

 

お母さんがそんなにお金に困っているなら、子供はどうして電車代ぐらいあげないのだろうか。それとか、子供と孫がお母さんを訪ねて来るとかしないのかな。

まあ、子供や孫たちもお金に困っているなら別だけど ・・・。

 

今スウェーデンでは、自殺で亡くなる人の数は、交通事故で亡くなる人の数よりずっと多いらしい。孤独で自殺する人というと、若い子かすごく年配の人を想像するけれど、実際は45歳以上の男性が多数なのだそうだ。

数年前「人生で何が一番つらいか」、というアンケートがスウェーデンでなされた時、その回答で一番多かったのは、女性は「貧乏」、男性は「孤独」だったそうだ。

男性の方がよほど孤独に弱いのだろうか。

 

クリスマスツリー  クリスマスベル  ジンジャーブレッドマン

 

私は離婚してから数年間、クリスマスには行く所もなかったので老人ホームでバイトをしていた。それから10年以上経ち、色々紆余曲折があった挙句、今は元夫の家族と私の子供たち、そして私の現在のボーイフレンドが一緒にクリスマスを祝っている。今はクリスマス料理は元お姑さんとその妹、デザートは私の子供が担当しているが、お姑さんたちももう80代なので、私もいい加減にはクリスマス料理を作れるようにならなくっちゃね⭐️