知り合いの顧客に、ストックホルム市内の一等地にある巨大なフラットに住んでいるマダムがいる。

今彼女は独身で、小学生の二人の子供たちとそこに住んでいる。マダムといってもまだ30代後半。
彼女のお金は父親から相続したもの。恐らく金融資産だけで15億円は下らない。仕事は資産の管理とヨガインストラクター。
自分のフラットの中にヨガスタジオを作って、気に入った顧客だけにプライベートレッスンをするのだそうだ。

ええのう・・・。

一生働かなくてもいいぐらいのお金があって、一人で好きなことをして暮らしていけるなんて・・・ その上にうるさい夫もいないなんて・・・

もし私が彼女みたいになれたら、何をしようかしら。
ま、少なくとも半年に一回は日本に帰国飛行機するだろう。
そして地中海の島クマノミにも半年に一回ぐらいは長期滞在する。あれ、私の夢ってちっちゃい。

でもそうなったら逆にすごく危険なことをしたくなりそう。
一時期ダイアナ・ロスと結婚していたノルウェーの大富豪アルネ・ルス氏は登攀中滑落して亡くなったのよね。せっかく大富豪に生まれたのに、わざわざそんな危ないことしなくてもいいのに、って思ったわ。


今日ラジオのナツメロコーナーで、モナコのステファニー王女の歌を初めて聞いた。
彼女は1986年、ポップ歌手としてデビューして、大ヒットしたらしい。歌はフランスらしい・・・ ささやき系というか、浅田美代子や岡田奈々よりちょっとうまいぐらい?


Stéphanie de MONACO - Ouragan



ほんとプリンセスって何をしても許されるって感じですが、鍛えぬいたスタイルは当時から素晴らしい。


あれからステファニー王女はすぐに歌手に飽きた。ラジオのDJは「ステファニーは今、どうやって生計を立てているのかなあ」とボケていた。

お金、って人の人生の規律になるのかもしれないね。本当に何でもできると思ったら何をしていいのかわからなくなるのかも。


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