ベス単フード外し

　１月２８日のブログに書いた趣味的なレンズで撮った写真を載せてみる。



　カメラは普通のペンタックスSPなのだが、レンズはベストコダックポケットという大正時代のカメラから外したものを強引に装着している。このレンズ、本来は前にフードが付いているのだが、このフードを外して球面収差を利用し軟焦点レンズとして使う手法が大正～昭和の写真家に流行した。いわゆるベス単フード外し（べス単はベストコダックの単玉レンズを指す）である。どんな写真が撮れたかと言うと…











　なんだか、印象派の世界である。





　ものすごくピントを合わせにくい…。露出計もあてにならないので、だいたい当てずっぽうで。





　地下鉄でもふわっと描写。しかし、見方によってはただのピンぼけですか。いや、実は絞れば案外普通に写るのだが、普通に撮れても面白くないので。







　僕もよくわからないで、ただシャッターを押しているだけだ。もう少し研究してみよう。正しい作例は「べス単フード外し」で検索してみて下さい。