老松喜多川 | MEET THE FUN

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わたしのまわりの楽しい出来事をご報告します。

ずっと行ってみたかった

老松 喜多川


西天満 裁判所のすぐ近く。

暖簾がなければ見落とすところでした。

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母の為に取ったお席ですが

体調不良で来れなくて

でもキャンセルするには惜しい席。

地元のじんべさんを誘いました。


忙しい中、

駆けつけてくれた事に

ただただ感謝。

たった2か月会ってないだけで久々な感じだねえ。


店主の声が響き渡る

カウンターに着席。

お昼は5250円(税サ込)のコースのみ。


駆けつけに冷酒をオーダー。

「明鏡止水」とは今の私に必要な言葉!

長野のお酒です。

photo:02

先付は鯛の白子にゆば 蕗

お出しのジュレが優しいスターター

前菜は5種類

目新しいのは鯛の白子に山椒。

さっぱりとしたお味が並ぶ。

暑い日には嬉しいですね。


photo:03

目の前でどんどんお料理が仕上がっていく。

カウンターは全員女性客。

同じ時間にスタートしても

お喋りするから食すスピードが異なる。


それでも作り置きせず

同じものを時間差で仕上げていくのです。

「面倒臭い」は

料理人の辞書にはないのでしょうね。

私の中には満ち溢れています。



椀物には揚げたすずき。

美味な出し汁にコクが増す。

photo:04

揚げ物のサツマイモは下味付き。!

ちり酢も美味しい。


桜えびのひろうすは

沢山のネギのお出し汁と共に


ミョウガと鯛のご飯は

グループ毎に釜で炊き上げてくれる。

残ったらおにぎりにしてお土産に。

主婦の心をキャッチするサービスです。


店主が洗い物をしている姿が

見えてしまうカウンターでは

長居はできませんね。

お喋り主体の社交ランチには不向き。


個室もあるようですが

本気で美味しいもの食べたい

少人数でのランチ向きではないでしょうか。

久々の豪華ランチでした。


じんべさんは次の予定へと急ぎ足。

片手に日傘で颯爽と自転車に。

かっけ~!

私はバラを鑑賞しながら

北浜まで歩く事にしました。

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盛りは過ぎても

まだ十分咲いていました。

五月晴れを通り越す暑さに

くたびれるバラもあり。

嫌な夏はもうそこまで。

photo:07


朝ドラ「純と愛」で

純ちゃんがオーサキホテルに勤務してた頃

この川沿いがロケに使われていましたね。


対岸には以前、

娘たちとアフタヌーンティーを楽しんだ

北浜レトロが見えます。


バラのアーチのベンチは

カップルたちの特等席。

一人ぼっちの私は

バラの匂いを嗅ぎまわる

怪しいおばちゃんに。


香りに釣られ

北浜通り越し天満まで行く勢いでした。

春のなにわの名所。

今年も無料で楽しませて頂く幸せ。

バラのパワーは偉大です。