去年の11月に Red Hat Enterprise Linux (以下、RHEL) のセミナーを受講しました。

その中で、今年後半にリリース予定の RHEL 7 は upstart ではなく systemd が採用されるとの説明がありました。

その他にも
などの話もありましたが、個人的には systemd 採用が衝撃的でした。
というのも、CentOS 5 から 6 へのアップデート時、sysvinit が upstart に切り替わっていたため1度ハマったからです。

スピーカー (RedHat 社員) から1月にリリースされる Fedora 18 を事前に触ること進められたこともあり (注1) 、Fedora Core 4 以来のインストールをしてみようとリリース日 (2013/1/8) を心待ちにしていました。

注1) Fedora をベースに RHEL が作られ、RHEL から CentOS が作られます。

しかし、、、
公式 Wiki を見たところ、1/15 にリリースが延期 (7回目) されています。

公式 Wiki より抜粋
20130107_01.png


RedHat 社が RHEL 7 の機能 (仮想化・クラウド関連)を Fedora 18 に押し込んだことが、度重なる延期 (注2) の原因となったようです。(スピーカー談)

注2) Fedora のバージョンアップは年2回で、通常は5月末と11月頭です。

今度こそ延期されないことを祈りつつ、RedHat社 森若氏の「systemd」スライドを見て予習したいと思います。


2013/1/10 追記
1/15 リリースで確定のようです。

@see 「Fedora 18 status is Go, release planned for January 15, 2013」 (Fedora ML devel)


2013/1/15 15:00 追記
BitTorrent からダウンロード可能になっていました。

@see 「http://torrent.fedoraproject.org

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