Xen環境の構築 VNCクライアントのインストール 編 」において、Linux と Windows に VNCクライアントのインストールを行いました。
今回は、MacBook Air からも VNC 経由で Linux サーバにアクセスできるようにVNCクライアントをインストールしてみます。

3. Mac OS X 編

Mac OS X 用の VNCクライアントはいくつか提供されていますが、フリーでかつ現在もメンテナンスされていそうなものということで、「Chicken of the VNC 」をチョイスすることにしました。

こちら で日本語化もされているようです。

3.1. ダウンロード

上記サイトから Chicken of the VNC の本体と日本語化パッチをダウンロードします。
本日時点の最新版は、Chicken of the VNC が cotvnc-20b4.dmg (1.3MB)、日本語化パッチが chicken-of-the-vnc-jp.zip (168KB) でした。

3.2. インストール

ダウンロードしたディスクイメージをマウントし、Chicken of the VNC.app をアプリケーションにドラッグするとインストールは完了です。

赤び~の備忘録-20110225_01_VNC1.png
赤び~の備忘録-20110225_02_VNC2.png

このまま起動して使用することも可能ですが、英語表示のままとなってしまいます。

赤び~の備忘録-20110225_03_VNC3.png

3.3. Chicken of the VNC の日本語化

Chicken of the VNC の日本語化パッチ (chicken-of-the-vnc-jp.zip) を解凍すると、次のようなファイルとディレクトリが展開されます。
  • Japanese.lproj (日本語化パッチ本体)
  • ReadmeJP.rtf (Readmeファィル)

Readmeファイルにも記述がありますように、「Japanese.lproj」ディレクトリを Chicken of the VNC ディレクトリに配置します。

はじめに「アプリケーション」の Chicken of the VNC のメニューを表示し、「パッケージの内容を表示」を選択します。

赤び~の備忘録-20110225_04_VNC4.png

赤び~の備忘録-20110225_05_VNC5.png

表示された Finder から Contents/Resorces ディレクトリを選択し、その配下に「Japanese.lproj」を配置すると日本語化は完了です。

赤び~の備忘録-20110225_06_VNC6.png

3.4. 動作確認

Chicken of the VNC を再起動して日本語表示されていれば日本語化は完了です。

赤び~の備忘録-20110225_07_VNC7.png

[ END ]