9/18 追記
最新情報については「Flash Player 10.2のインストール (CentOS 5.5 64bit) 」を参照してください。


Adobe Flash Player 10.1 が公開されたようですので、centos_x86_64 (CentOS 5.5 64bit環境) にインストールを試みてみました。

「Linux 用 .tar.gzファイル」をダウンロードして、解凍したファイル「libflashplayer.so」を ~/.mozilla/plugins/ 配下にコピーして、、、と 64bit prerelease版 をインストールした手順と同等の作業を行ってみましたが、残念ながら (予想通り?) 64bit版 Firefox からは動いてくれませんでした。

動作検証の過程で centos_i386 (CentOS 5.5 32bit環境) での動作は確認できましたのでまとめてみました。

6/23追記
CentOS 64bit版 を普通にインストールすると 32bit版と64bit版双方のアプリケーションがインストールされており、32bit版 Firefox は /usr/lib/firefox-3.0.xxに、64bit版 Firefox は /usr/lib64/firefox-3.0.xx にインストールされています。
32bit版 Firefox を起動したい場合は、/usr/lib/firefox-3.0.xx/firefox を直接実行してください。CentOS 32bit環境と同様の方法でFlash Player 10.1 をインストール・動作させることが可能です。

1. CentOS 5.5 (32bit環境) への Flash Player 10.1 のインストール

1.1. ダウンロード

Flash Player 10.1 のダウンロードサイト から「Linux 用 .tar.gzファイル」をダウンロードします。
ファイル名は install_flash_player_10_linux.tar.gz でした。

1.2. 解凍

以下のコマンドでダウンロードしたファイルの解凍を行います。
$ mkdir flashplayer
$ cd flashplayer
$ tar xvzf ../install_flash_player_10_linux.tar.gz
$ ls
libflashplayer.so

1.3. インストール

インストールはFirefoxのPlug-inディレクトリに、解凍したファイルを配置するだけで完了です。
$ mv libflashplayer.so ~/.mozilla/plugins/

1.4. 動作確認

Firefox を再起動し、「ツール」-「アドオン」メニューからアドオン画面を表示します。
プラグインタブを選択し、「Shockwave Flash 10.1 r53」が追加されていればインストールは成功しています。

赤び~の備忘録-20100612_01_flashplayer1

試しに Adobe のトップページ を表示すると、Flash で作られた派手な画面がうねうねと動いていることが確認できます。

2. CentOS 5.5 (64bit環境) での Flash Player 10.1

前述のとおり、Flash Player 10.1 は 64bit版 FireFox で動作しませんでした。
(*) 32bit版 Firefox で動作することは確認できました。

前回同様、Adobe Labs に 64bit prerelease版がないか確認してみましたが、まだ公開されていませんでした。
しかも以前は公開されていた「Adobe Flash® Player 10 for 64-bit Linux prerelease」が見当たりません。

色々さがして見たところ、こんなページ にたどり着きました。
超意訳ですが
Flash Player 10 の 64bit版Linux への対応は一端クローズしたよ。
ネイティブな64bit版 Flash Player を提供するためにがんばるつもりだから気長に待ってね。
と言ったところでしょうか。
しばらくは期待薄です。

問題は、以前ダウンロードできていた prerelease版がどこから入手できるかということになるのですが、ここ (テスト用アーカイブ版) のモジュールも 32bit版のようですし、結局赤び~は発見することが出ませんでした。。。

[ END ]