牡蠣に関する質問、読者のmさんからいただきました。
>国井さん、いつもブログを拝見しています。
>牡蠣ラブ、とのこと、私も大好きなのでよーくわかります。
>でも、ここしばらく食べていません。
>なぜなら、2度連続で中ったからです。(涙)
>国井さんや国井さんの周りの方々は
>中らずにおられているのでしょうか。
>もしくはあたったことがあっても
>果敢に牡蠣タイムを楽しまれているのでしょうか。
>月に2~3度楽しまれていると書かれていたので、
>素朴な疑問を送らせていただきました。
>これからも楽しく読ませていただきますね。
じつは私も2度大当たりしたことがあります(汗)。
一番ひどい当たり方をしたのは忘れもしない大学4年のいまごろ。
西荻窪にある安居酒屋で生牡蠣を食べてヒットし、
24時間悶え苦しみました。
不思議なモノで、毒素をすべて身体から出したら、
後腐れ無くケロッと治るんだなぁ。
22歳の私はそう感心したものです。
しかし、「牡蠣=恐怖」という後腐れはしっかり残ったけど……。
それから牡蠣はしばらく怖くて避けていたが、
20代半ばの夏か、新潟市内のそこそこ名の通った鮨屋で
大きく美味な岩牡蠣をいただいて感動したり、
スーパーで買った牡蠣を家で食べるときは
しっかり加熱したりしているうちに恐怖が消えて、
むしろ大好きになりました。
私が気をつけていることは、
・生を食べたきゃ出所がしっかりしたブランド牡蠣を
・「加熱用」と書かれた牡蠣にはしっかり火を通す
→85℃以上90秒以上の加熱でノロウイルスは死滅するとか
・体調が悪いときはやめておく(コレ大事)
この3点に留意すれば牡蠣に当たることはない、と思いました。
個人差があるので、あくまでも自己責任、ですけどね。
ちなみに牡蠣に小当たりしたのは私の記憶が確かなら2008年2月。
低気圧が過ぎ去ったあとの、季節外れの暖かな気温で、
サイズのあるいい波が湘南に押し寄せた。
ほぼ徹夜で仕事を終わらせて出かけた由比ヶ浜。
サーフィン後、へろへろで食べた某有名ファミレス店の牡蠣フライ。
その日の夜は、最高に気持ち悪かったですね。熱も出した。
疲れているとき、体調悪いときに手を出しちゃダメだと、反省しました。
それはさておき、せっかくならば出所がしっかりしたおいしい牡蠣を、
体調のいいときに味わいたい。
週末は、友人夫婦が遊びに来るというので、
サロマ湖から50個取り寄せた。
昨年秋、突然お便りいただいた読者のHさんのところから。
彼女のダンナさまは、牡蠣の養殖にたずさわっている。
くわしいブログはこちら
。
月に何度も牡蠣の殻開けをしているうちに、
だいぶコツ、つかめてきた。
キッチンばさみ等で殻を壊さなくても、
わずかに開いた隙間をめざとく見つけて、ぐへへ、ココじゃろと、
悪魔みたいな顔でオイスターナイフをギュッギュと入刀。
生&レモンという定番はもちろん、最近は酒蒸しにも凝っている。
白ワインで蒸したのと日本酒では当たり前だが味わいは全然違う。
日本酒バージョンは大根の鬼おろし&ポン酢&一味。
鍋に残ったおダシ……、
それを捨てるなんて
とんでもない!
(ドラクエのセリフです……)
ザルで牡蠣殻などをこして、残ったスープは、
麺つゆなどで味を調えて温麺に。
こちらは今朝食べたマイタケとネギと油揚げのおろしうどん。
キノコ蕎麦にしてもgood!
ただいまかぶり物に夢中で、おうちのなかではお帽子取ろうねと、
注意しても聞く耳持たない小猿ですが(汗)、食べ寝しつつも完食!
白ワイン蒸しバージョンでは、
フレッシュなオリーブオイル+黒胡椒+レモンでシンプルに。
違うフライパンで白ワイン+バターを煮詰めたソースをかけて、
パセリもザップリ散らしたバージョン。
マヨネーズ&とろけるチーズ&タバスコをかけて
魚焼きグリルで3分焼いて、パセリを乗せたり。
タバスコの代わりにケチャップをかけても美味。お好みで。
残ったダシはパスタに変身!
週末は大人×5、小猿×2で食べるため、
パスタ一袋まるまる茹でた。
いかにすごいボリュームとなったか、わかりやすくするため、
ショッポの箱を隣に置いて(笑)。
ごくごくシンプルに刻みニンニク、トマト缶、とろけるチーズ、パセリ、
フレッシュなオリーブオイルを回し掛けた。
味付けは牡蠣から出た塩分のみ。
そんな牡蠣三昧な週末だったわけです。
サロマ湖のHさんに報告したら、むき牡蠣を酒でしゃぶしゃぶ、
ポン酢でぺろりもオススメとか。
何ソレ、おいしそう♪
今度やってみよう!
こんな食べ方もアリだよ~なんてありましたら、
是非教えてくださいませ。
牡蠣のシーズンは、これから本番を迎えるんで(^_^)