昨日のこと。
来年一部開通する高速道路、新東名をサイクリングできる
イベントに参加してきた。


別冊リツコング-ココは高速


自転車とクルマがごちゃごちゃになっているこの道路、
未来の高速道路です。


別冊リツコング-重機など


いまだ建設中。
こういう重機が路肩にあったり、


別冊リツコング-だって建設中だもの


ふつーに工事中だったりしたけれど、
道路好きとしては、将来、自動車専用道路となるこの道を、
自転車で走ることができるなんて!
目をキラキラさせて参加してきた。


別冊リツコング-スタート前


スタート30秒前の図……。
今回私が参加したのは、走行距離約89キロの、
“富士山を見ながらサイクリング”というもの。


別冊リツコング-富士サン


東名高速よりも、一段山側を通る新東名。
走っていると、いろんな角度から富士山がきれいに見えた。

とくに名古屋方面からの上り、目の前に富士サンがドーンと座っていて、
将来オートバイやクルマで走ったら、どんなに気持ちいいだろう~と、
想像しながらペダルをこいだ。


高速道路上のサイクリングである。

路面、サイコウにきれい。

勾配、ほとんど感じないくらい、ラクチン。
一番心配だった「風」も、無風に近く、
スムーズに、気持ちよく、富士山を眺めながら走った。


別冊リツコング-チビッコも参加


走りやすい道だからか、子ども連れの参加者も多かった。
この子たち、将来エンジンの免許を取って新東名を走るとき、
この日のことを思い出すのかな。
私、大昔、ここを自転車で走ったよーって。
そう思うと、昨日のイベントは、未来に繋がる素晴らしい時間だったね。


別冊リツコング-大きなトンネル


いつもだったら時速100キロで、
「あっ!」という間に駆け抜けてしまう高速道路のトンネル。
約5分の1のスピードでノンビリ走る。
新東名のトンネルは広々とゆとりがあった。
当初は片側3車線(往復6車線)で計画されていたそうだ。
でも、日本道路公団の民営化にともなって、
コスト削減により4車線になるそうだ?

見た感じ、じゅうぶん6車線分はあったけどね。


そして、道路公団VS警察庁とでだいぶ揉めているらしい!?
最高速度の設定はどうなるのだろう。
「140km/hにしよう」(道路公団)、
「ダメだ、ダメだ、せいぜい120km/hだ!」(警察庁)。

いずれにせよ、いま私が乗っている旅用のクルマは、
100km/h出すのがやっとこさだけどねー(笑)。

別冊リツコング-高速なんです


陸橋の上から、地元の人たちが手を振ってくれたよ。


別冊リツコング-静岡な景色


山肌に段々と、幾何学模様が刻まれた茶畑。
なんて緻密な景色だろう。


別冊リツコング-ご当地グルメ


エイド・ステーションで振る舞われた地元のミカンです。
道中、急峻な山肌に輝くオレンジのつぶつぶもよく見たね。


別冊リツコング-N田女史です


おおおおお、久しぶり~。
呑み友だちで、自転車友だちで、波乗り友だちの!?
(おもに呑み友だちですかね 笑)

N田女史、発見!!!


別冊リツコング-行動食です


これ、私の行動食。ちょっと味気ないね。
弁当作ってくりゃよかったな。


別冊リツコング-仕事人ケンケン


できたてほやほやの道路に寝転がる、ミスター・オレンジマン。


別冊リツコング-ケンケンです


富士サンを背に写真を撮っている、カメラマン・ケンケンです。


別冊リツコング-気持ちいいね


完徹で臨んだそのうえ、写真撮影に、89キロ・サイクリングに、
行き帰りの運転、しかも帰り道は大渋滞!
本当におつかれさま! ありがとね!
昨日のイベントの模様は、
来年1月20日発売のバイシクルNAVI に掲載されます。


別冊リツコング-もうすぐ折り返し


「まもなく折り返し」と書かれた電光掲示板あたりで、


別冊リツコング-仲間が増えたよ


ケンケンのお友だちカップルと合流。
仲間は多い方が楽しいよ。
みんなで一緒にペダルをこいだ。


別冊リツコング-がんばれー


名前聞くの忘れちゃった……(汗)けど、
カノジョはなんと、ギア無しの小径自転車でイベントに参加!
「気が付いたら、周りにエントリーさせられていた」そうだ。


いくら勾配がゆるい高速道路とはいえ、89キロも! この自転車で!
「すごい」としか言いようがない。
私だったらたぶん無理。
いま私が100キロ、200キロ走れるのは、
「道具」のおかげにほかならないから。ジブンは体力ゼロだから。


けれどカノジョと合流したころには、さすがに疲れ果てている様子で、
「なんだったらここでUターンして、
スタート地点に戻ろうかとも思っているんですよ~」と言う。


いやいや、せっかくだから完走して、みんなでゴールしようよ。

できる、できる! ぜったい!!


なんかね、よくわからないけど、
カノジョにもっと自転車が好きになってほしいと思った。

ひょっとしたらこのイベントには、周りのみんなに、
なかば強引に連れてこられたのかもしれないけれど(笑)、
これを機に、もっともっとたくさん自転車に乗ってほしい……。


……あ、このことは、来年発売のバイシクルNAVIに書こうかな。
ネタバレするとアレだから、くわしくは誌面で(笑)。


とまぁ、そんなわけで、私はカノジョとふたりで
(カレシとケンケンは置いて……笑)、
カノジョのペースに合わせながら、ぺちゃくちゃおしゃべりなんかして、
のんびりゴールを目指した。

自転車だから、当たり前だけど、エンジン音がしないわけ。
たくさんいろんな話をしたね。


そして、カレシやケンケンよりもずっと早く、
ゴールすることができたね(笑)!
すごいよ、ギア無しの小径自転車で。ほんとすごい!


別冊リツコング-おつかれさまでした


でもカノジョと別れてから、「あ、名前聞くの忘れた!」って

思ったんだけどねー(笑)。
次逢うときは、熱心なサイクリストになっていたりして(笑)!?
またどこかで一緒に自転車、乗りたいね。
仲間は多い方が楽しいよ。