別冊リツコング-BE-PAL最新号です


BE-PAL 最新号、すでに書店さんに並んでいます。


別冊リツコング-中身です


今回のテーマは「お気に入りの森」について。
以前ツーリングついでに訪れて、
イッパツでファンになってしまった
岩手県の重茂(おもえ)半島を挙げました。


あの震災以来、森はどういうふうになっているのでしょう。
一日も早い復旧・復興をお祈りしています。



お知らせその2。

先日のサイン会 に来られなかった皆さまに朗報。

いつもお世話になっている名古屋の荒子書店 さんで、
今回もサイン本を扱ってくださっています!
名古屋市中川区高畑2丁目156 052-353-8477
若旦那・飯田さんまで arako@herb.ocn.ne.jp

よろしくお願いしますー。


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夕方になり、風が気持ちよくなってきた。


別冊リツコング-夕暮れライダー


オートバイを引っ張り出し、ちょいとツーリング。
環七、目黒通り。
帰宅ラッシュの時間だけど、偶然にもガラガラ。
真夏の暑さは、どちらかというと苦手だけど、
夕方のオートバイの気持ちよさがあるから、
この季節をキライにはなれない。


別冊リツコング-Kさんと


あら~、お久しぶり♪
フィジーで知り合った波乗り仲間、Kさんです。


別冊リツコング-店内


ヨガやフィットネス用品といえば、この店。
すばらしい品揃え。おすすめです。


RIPPLE
東京都目黒区目黒3-12-7


用事を済ませ、ふたたびオートバイにまたがる。


別冊リツコング-東京ツーリング


ああ、ほんと、しあわせ(笑)。


途中、世田谷通り沿いのユ○クロに立ち寄り、お買い物。


別冊リツコング-お買い物


最近ね、暑すぎて、ブ○ジャーしたくないの(笑)。
だから、もともとパッドがついているブラトップを購入!

これにタンクトップとかワンピースを重ね着したり、
短パン+ビーサンの“スーパー・クールビズ”で、
この夏を乗り切ろうと思う。ホトトギス。
あと、夕方の都内ツーリングもね。


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暑さとはまるで無縁な北海道を旅している
「うらまやしすぎるお兄さん日記」7話目。
今日でいよいよ最終回です。


ガンラガンラガンラ…。
夜が明けたばかりの農道を大きな車輪のトラクターが走っていく。
音ばかりでスピードの出ないトラクターを牧草満載のトラックが
ビューと追い抜いていく。


「朝から忙しそうですね」
トラックから降りてきたおっちゃんに声をかける。


「あったり前だ。のんびりやってたらすぐに夏が終わっちまうわ」


別冊リツコング-01牧野


そうなのだ。
北海道の人は大自然の中にあっても常に時間に追われている。
短い夏の間に1年分の全てをこなしているのだ。
のんびりしているのは景色だけ。
加えるならば、人の気も知らずにまったりしているタビビトだけかもしれない。


そろそろ旅もおしまい。
キャンプ道具一式はクロネコヤマトで送ってしまうことにした。


別冊リツコング-02クロネコに頼む


箱代込みで送料2210円。
行きの飛行機での超過料金と大して変わらない。


すっかり身軽になって中標津空港へ向かう。

道路の電光掲示板に「今の気温:28.1度」と書いてあった。
足を止め、その場にへたり込む。
うーむ、暑い。信じられない。
しかし、3時間後の羽田ではもっと過酷な暑さが待っている。
暑いとはなんぞや?
そんな言葉忘れた!


この一週間、寒い日はあっても暑い日はなかった。
蒸し器の中のような東京に戻るなんて考えられない!

帰るのや~めた。
最初から旅行し直そう。


そんなことを思ってみたが、キャンプ道具を送ってしまった。
こういうのをあとの祭りという。
無理矢理にでも社会復帰するしかない。
かくなるうえは、東京に戻ること自体にご褒美感を出して
自分を納得させるしかない!
そうだ、東京に帰ったらうまい寿司食おう。
帰ったら寿司!
自分自身にそう言い聞かせてゆるゆると立ち上がり、
輪行袋に自転車を詰めた。


別冊リツコング-03中標津空港にて


【完】


お兄さん、1週間の旅日記、どうもありがとう。

メッセージを送ってくださった読者の皆さんもありがとう。
なかには「旅日記おもしろいから、
お兄さん、ずっと北海道を旅していて!」
なんていう、無茶なリクエストもありましたね(笑)。