三笠山(遠軽町)-2016.11.20 | 道北ヤブ山日記

三笠山(遠軽町)-2016.11.20

三笠山(遠軽町)-2016.11.20 (5名)


毎年恒例のヤブ山会は今年で13年目を迎える。

今年のヤブ山は、旧白滝村の三笠山が計画された。

今シーズンは異常なほど早い降雪。

山の状況が心配されたが、上川から峠を越えて白滝に入ると目に見えて積雪は減った。


前夜の焚火会も無事終了し、パンケシユウベツ川沿いの林道、・540付近に車を置く。

メンバーはsaijyo氏、熊ぷー氏、チロロ3さん、mocoさんとの5名P。

車でお留守番のチロロ2さんに見送られて出発する。


歩き出してすぐに林道は崩壊。

台風の威力は凄まじく、川の流れも全く違うものになっていた。


  

橋もことごとく流されている。

林道を含めいずれも簡単には修復できそうもなく、来シーズンの支湧別登山は林道歩きを余儀なくされるだろう。

Co610二股で右に支湧別岳への林道を分け、左股沿いの林道入る。

??林道はどこに???

それらしい形跡もなく、以前ここに林道があったとは信じがたい光景だ。
ちなみに約5か月前に登った時は上流Co730まで車を入れることができた。(その時の記録


倒木だらけの沢筋は歩き辛い。

ショートカットするために早々に尾根に取り付き、・867へ向かう林道出る。

林道終点からは・1096に向かって直線的に登る。


傾斜はかなりのもので、息も絶え絶えひたすら登る。

北大雪らしくヤブは大したことはないが、針葉樹の小枝が顔や体にしつこく当たって痛い。


支湧別岳。

天狗岳-有明山。


雲霧山やニセチャロもそうであるが、この山域一帯は岩が多い。

三笠山もご多分に漏れず、随所に岩が出る。

遠く上支湧別地区。天気は下り坂だ。


・1096で南尾根に乗ると、山頂に向けて倒木だらけの稜線を進む。

斜面の西側と東側では積雪量が大きく異なり、西側の方が歩きやすい。


三笠山山頂。容易に登れると考えていたが、意外に手間取った。

それでもメンバー揃って山頂に立てて良かった。



端境期のヤブ山登山。

異常気象もあって、計画する上で山域と標高は難しい選択だったと思う。

ベストチョイスした諸氏に感謝いたします!



ルートはこんな感じです

「地図がガイドの山歩き」 saijyoさんの記録はこちら