平岳-那英山ー2011.2.11 | 道北ヤブ山日記

平岳-那英山ー2011.2.11

平岳―那英山 2011.2.11 (単独)

過去に平岳から瑠辺蘂への縦走、および那英山から南への縦走時を行っているので、平岳と那英山はそれぞれ過去に一度ずつ登頂していることになる。
しかしこの2山間の稜線はまだ未踏であったので繋ぐことにする。


美瑛町二股の道道芦別線冬季通行止めゲート前に車を置いて出発。
林道のつづら折を適当にショートカットしながら進んでいく。松の植林地を抜けやや傾斜が強まるとあっけなく平岳頂上。それもそのはず、出発地点から標高差がたった260mしかない。
頂上からの展望は大きな木々に遮られて良くない。


道北ヤブ山日記-平岳山頂

これよりコンパスを220度にあわせて下る。

途中から那英山へ続く稜線が見えてきた。結構な高さに見える。


道北ヤブ山日記-那英山への稜線


道道を横断し進んでいく。Co600を超えると傾斜が強まるが適度な傾斜で登りやすい。

地形図では等高線がかなり込んでいるイメージであったが、実際は大した事は無い。下りに使えばスキーで楽しく滑れそうな斜面である。

800ポコ手前から東斜面をトラバース気味に進み、頂上台地へ。


道北ヤブ山日記-810ポコと平岳

右手に滝里湖が樹林越しに見え、ややうねった雪の段差の稜線を行くと一等三角点のある頂上。
以前来たときは、十勝連峰のパノラマが広がっていたが、今日は望めない。晴れてはいるのだが、東風が入って山の裏側から次々に雲が流れ込んでいるようだ。


帰路は往路を戻って、道道を下ったほうが早そうだが、ただ戻るのもつまらないので山頂から東側に下る。
一等三角点のある山なのでトレース位はありそうなものだが、その形跡すらない。

670までの斜面は快適でスキーを楽しめる。


道北ヤブ山日記-那英山東斜面

560付近の広尾根から586を目指してコンパスを切る。586東の斜面はすでに雪が腐っていた。
青葉川まで下ると辺りの視界が一気に開ける。目の前に大きな堰堤がある。

道北ヤブ山日記-青葉川堰堤と586ポコ

青葉川付近の地形は小川が蛇行しており原始っぽくてよい。
そのまま東に進んで道路に出たほう楽そうだが、車の通る道路を歩くのも辛いので、あえて北に進む。

大規模な松の植林地の造材道を辿り、沢を越えるとピンポイントで駐車地点に出た。