青森に来るのは何年ぶりだろう。


最初は30年近く前のことだったろう。

青森駅に降り立つと、リンゴ箱が並んでいた。


クミちゃんと会うと必ずリンゴを持っていると、人から言われていた頃だから、青森はもう来るべくして来た街のようだった。


まだ青森放送の社員でもあった伊奈かっぺいさんと、いくつものお仕事をご一緒し、これは永さんのご縁でもあった。



昨夜の中島みゆきリスペクトライブ「歌縁」

楽屋にご挨拶に見えた青森放送のエラいかたに見覚えがある。

あれ、あのOさん!

一気に30年の時計針が回る。

30年前の顔と30年後の顔が、だんだん重なる。


うひゃあ、やっぱり青森はいいなあ。

自分が若い頃にアタフタ過ごした街には、説明のしようがない愛着が湧く。



今回、このコンサートで初めて、打ち上げが開かれた。


これまでは、終わったと同時に急いで帰路に着いていた。

みんなでワイワイと鍋を囲み、ガヤガヤと話をする。


熱い豆乳生姜鍋だ。



青森は熱い。

雪の中に熱い熱の塊が潜んでいる。




そうそう。
楽屋に大きなお花が届きました。


以前、bbsがあった頃、投稿してくださっていた方から。
心のこもったお手紙が添えられて。


この場で感謝を。


そして。いつか、ねぶたに行けますよう。




あ、もう一つ。

昨夜の「世情合唱隊」は、またもや増員。

研さんら平原さんも参加してくださって、益々パワーアップ。


みんなで力を合わせる。
まさに歌縁。




東京に向かっています。
外は雪が止んでいます。