大阪へ

テーマ:
新幹線。

そろそろ名古屋。



今日は大阪キャンペーン。

新曲キャンペーンは、思えば久しぶり。



Tシャツにジャンパーにジーンズにスニーカー。

こんなサッパリし過ぎたかっこうで来てしまった。



まあ、しかたない。



あとは丁寧に一つずつ対応していくことだ。




で、できれば、道頓堀あたりで一杯いければいいが。


まあ、それは無理だろうなあ。




こんなふうに、スキさえあればフラフラとどこかへ逃走して、地元のオッサンのようにそこに馴染みたいと思う。




都会の隅っこのほうで、好きなときに好きなようにニコニコとして一杯やる。



で、好きなときに好きなように、そこらに寝る。



あれ、これって路上の人のよう。



なんだってこんなこと考えてるんだろ、私。



いかんいかん。


きちんと仕事せんと。



今、名古屋通過。




ツケマでもするか。


つらつら恋歌のことを

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もう「恋」どころじゃないよ。

という人は多い。

 

 

特に、介護世代になれば、まったくそれどころじゃない。

 

それこそ髪ふり乱し、駆けずり回り。

 

あげく、自身の腰やヒザを痛めうんうんうなる。

 

途方に暮れる。

 

でも、暮れてばっかりはいられない。

 

やるべきことは目の前に山ほどある。

 

 

 

 

そんな人たちや、それを終えた人たちに恋歌を歌う。

 

これはどういうことかと自問する。

 

もちろん、私自身も同じ。

 

まだまだ余裕はあるものの、時にヘバりながら、歌手であることを忘れる。

 

 

 

 

じゃあ、どういう歌を唄えばいいんだろう、と考える。

 

 

ものすごく寂しい歌もいいかもしれない。

 

ものすごく悲しい歌もいいかもしれない。

 

闘う気持ちになる歌もいいかもしれない。

 

 

 

そういえば。

 

愛の歌は多い。

 

愛にはたくさんの種類がある。

 

 

だから、愛は用途がひろい。

 

 

そこいくと。

 

 

恋は狭い。

 

一瞬のきらめきや、あるいは衝突事故のようでもある。

 

 

 

 

「恋なんて、もうとっくに忘れちゃったよ」

 

たいていの人はそういう。

 

私もそんな気がしていた。

 

 

 

恋なんて、余裕のある人のするもの。

 

 

 

 

 

だけど。今。恋の歌を唄っている。

 

 

唄ってみると、恋はまったく先の見えないものだったことを思い出す。

 

先が見えないからこそ、あれほど身を焦がしたのだと思い当たる。

 

 

 

恋はときに社会倫理を乱す。

 

糾弾される。

 

 

でも。

 

 

恋とはほんらいそういうものだ。

 

 

あのピアフだって、あれほど迷惑な人はおそらくいなかった。

 

人の亭主と恋に落ち、身を焦がし、それを唄う。

 

 

でも、それが恋だ。

 

 

 

で。

 

その恋はいつしか愛に昇格する。

 

 

 

 

愛になったらしめたもの。

 

 

もう誰も文句のつけようがない。

 

 

 

 

だったら、もうちょっと恋を歌おうか。

 

 

 

62才の恋歌を歌おうか。

 

いやいや80才の恋歌でもいい。

 

 

 

 

愛に昇格できない恋の歌を唄おうか。

 

 

 

おじいさんになっても、女性の手を取って唄ったアンリ・サルバドールのように。

 

おばあさんになっても、男の人の肩を触って唄う歌い手目指そうか。

 

 

 

これには、相当の芸がいるなあ。

 

 

余裕という芸がいるなあ。

 

 

これはなかなかムズカシイ。

 

 

 

 

日本の歌手なら菅原洋一さんあたりだなあ。

 

そういえば、菅原さん、今でも恋歌が似合うものなあ。

 

なんとステキ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太田光という光

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太田光という人。

 

 

いつもテレビで見ているだけで、ほんとのとこどういう人なのだろう。

 

そう思っていた。

 

 

こういう人は、実際お会いすると、その好き嫌いはまったく別れるに違いない。

 

そう思っていた。

 

 

 

そして。

 

 

やっぱりそうだった。

 

 

ものすごくステキだった。

 

 

 

 

超松本隆ファンの田中さんのご希望もあって、松本さんがこのラジオ番組に出られ。

 

そして、その時かけた新曲を気に入ってくれたということで今回私が。

 

 

 

 

驚いたことに、太田さんが毎日聴いてくださっているという。

 

リップサービスかなと思うも、そういう人ではない。

 

 

 

そして。

 

実際、曲をかけている間、全員が静かに聴いている。

 

 

 

こういうことはかなり珍しい。

 

 

 

たいてい曲が流れている間、スタジオ内ではおしゃべりをしている。

 

そして終わったころ、「良かったですねえ」と話が続く。

 

 

これが良い悪いではなく、ある種の習慣や儀礼のようにもなっている。

 

 

 

なのに。

 

 

昨日、スタジオ内はシーンとしていた。

 

 

 

ああ、この人たちはこういう人たちなのだ。

 

 

 

思うように思うようなことを言い、そのことで受ける圧力も大きいに違いない。

 

 

そんな爆笑問題の二人と聴く「さみしいときは恋歌を歌って」は格別だった。

 

 

 

 

「これ、一押しです」

 

こういう大人の歌が必要なのだと、真剣な目でいう太田さんの言葉にはウソがない。

 

 

 

 

ちょうど斜め向かいに座った太田さんは、あの独特の雰囲気なのだけど、純な少年のような美しさがあふれる。

 

 

 

ああ、好きだなあ、こういう人。

 

 

 

 

 

松本さんのご縁は、こうして思いもかけない所に飛んでいく。

 

 

「アルバム出すんですよね」

 

最後に記念撮影をしながら太田さんに聞かれる。

 

 

「はい、来年」

 

「楽しみですねえ」

 

 

 

 

なんだか、私もぐっと楽しみになってきた。

 

 

 

 

 

そして夜。

 

 

「昭和の歌人たち」の放送。

 

「曼珠沙華」も「荒城の月」もどうなってるか見なきゃ。

 

 

と思っていたのに。

 

 

 

忘れた。

 

 

 

 

ああ、なんということ。

 

 

気づくととっくに9時を過ぎていた。

 

 

仕方がないので、昨日録画していた「漱石の妻」を見た。