飯岡温泉「グロリア九十九里浜」で一泊し、朝から勝浦までひた走る。
これまた遠いのでした(^^ゞ
途中見かけた酒蔵に思い付きで寄り道をしたとは言え、やはり飯岡温泉が特に離れていたんですなぁ、今回の行程では。
7時前に宿を出て向かったのは、朝8時半から営業している「勝浦つるんつるん温泉」。
開店ダッシュするつもりが着いたのは9時過ぎ(^_^;)
こうなったらまあゆっくり攻めましょう。
勝浦つるんつるん温泉
それにしても思い切ったネーミング。
おかげで看板はちょっとカワイイ
以前は単に「勝浦温泉」とだけ名乗っていた。
立寄り入浴料は800円。
勝手に日帰り施設だと思っていたら、宿泊もできるらしい。
また直営のオートキャンプ場もあるそうだ。
カウンターに雛人形があるなと思ったら、別の場所にドーン
雛人形は立春から飾ると聞いたが、この日は立春の前日、節分。
その辺の細かいことはよく分からないが、そういう気分にさせてくれた。
建物を進むと、広間がある。
立寄りでもここで休憩しながらお茶を飲める。
それでは浴場エリアへ。
少し前までは内湯と露天の2浴槽だったようだが、我々が訪れたときは改装されたのか違っていた。
他に別料金だが立寄りでも入れる貸切風呂もある。
運よく我々だけの貸切状態で入れた
またもや湯気が目の前に立ちはだかるが、朝日がある分、なんとか写る。
ピカピカの浴場は10人近くは入れそうな大きな浴槽が1つ。
露天風呂は無いが窓が大きいため開放感はある。
コの字型の洗い場はしっかりとしたスペースがとられていた。
使用される源泉は源泉名「勝浦温泉」。
敷地内から湧出する自家源泉だ。
源泉温度18.2℃、pH8.33のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
成分総計は3.527g/kgの冷鉱泉を、加温循環・塩素消毒あり。
湯口からの投入は外からよく確認できない。
循環併用かけ流しかどうかメモに無いが、朝早めだったから湯の状態は悪くなかった。
湧出量が2.5リットル/分と少ないので、常時かけ流しは無理なのであろう。
色は紅茶色透明。
モール泉である。
淡いヨード臭、モール臭、そして残念ながら消毒の淡い塩素臭がする。
淡い塩味と僅かなヨード味、淡い甘味を感じた。
塩素を感じたりして残念なところもありながら、しかし大いなる特徴もある。
その名の通り、つるんつるんなのだ
炭酸水素イオンが906.9mgあるが、何より炭酸イオンが101.3mgと100越え
しっかりニュルトロ系の湯であった。
勝浦つるんつるん温泉
千葉県勝浦市松野1143
0470-77-0311
立寄り入浴料 800円
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 (弱アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
18.2度
pH8.33
成分総計 3.527g/kg
2.5リットル/分 (動力揚湯)
紅茶色透明
モール臭、淡ヨード臭、消毒の淡塩素臭あり
淡塩味、淡甘味、微ヨード味あり
強力なニュルトロ感あり
加温循環・塩素イン
2016年2月入湯
※数値はH24の分析表より