2024年1月後半にひとりで神戸界隈をブラブラしたシリーズ。
今回は泊まったところのお話。
まず恒例のここまで行程リンク集からどうぞ。
朝呑み 楽酒
朝日温泉
吉美屋
ふみ
茶房 歌舞伎(新開地あたりブラブラその1)
うどん 松屋(新開地あたりブラブラその2)
ぎょうざの店 ひょうたん 三宮店
朝から元町、新開地、そして三宮に戻るような行程にしたのは、宿を三宮の繁華街にしたかったため。
とはいってもせっかく泊まるのだから自家源泉の温泉付き、でも予算は抑えたい。
となったら神戸市中央区に2つある天然温泉付きのカプセルホテルとなります
内1つの「神戸クアハウス」は以前立ち寄ったことがあり、今は全面改装のために長期休業中。
ブログを始めたばかりで超薄い記事↑です(^^;
もう1つの「神戸サウナ&スパ」は未だ訪れたことがなかったので、必然的にこちらを予約。
阪急の神戸三宮駅の西出口から徒歩で3~4分ほどの距離。
生田新道沿いにあって、すぐわかる場所。
少し複合施設になっているので建物はしっかり大きい。
通りを挟んで全景を。
まあ三宮で何をするにも超便利な場所にあります
阪神淡路大震災で全壊し、支援で復活。
それもあって東日本大震災の際はマッサージ隊がボランティアに向かったそうな。
神戸サウナ&スパ
写真多めですが投稿を分けずに一気にいきます!
サウナや温泉だけの利用もでき、宿泊を含め料金表は建物の表にも。
立寄りでサウナ&スパをフル利用なら2900円。
宿泊の場合、この日は金曜日だったので、カプセルホテルの上段5500円、下段5700円。朝食付き。
2024年9月の投稿時にはどの料金も少し値上がりしているのでそこは注意願います。
正面玄関から入るとそこに受付はなく、飲食店などが入っている。
受付はエレベーターで上階へ。
メンズフロア受付の6Fへ。
エレベーターを降りると西洋の中庭っぽい造り↓。
カプセルホテルの上段、5500円を予約しておりました。※2024年9月現在は同じ上段ならが6100円
先述通り、朝食バイキング付き。
料金は前払い。
カプセルホテルを利用される方はご存じの通り、それぞれのブース以外に荷物を預けるロッカーがある。
館内着もこの中に。
まあ仕事で訪れているわけではないので荷物もほとんどなく、この細長いロッカーで問題なし。
↑浴場の脱衣所も兼ねており、浴場へ行く場合は専用パンツを履く。写真の奥に見えるヤツ。
では寝床の状況を。受付やロッカーのあるフロアの1F分下。
なおカプセル馴染みの方は適当に読み飛ばしてください。
館内はなかなかきれいにキープされていて、不潔感を感じることなどはなかった。
安い上段へはこのハシゴ?階段↓で上がる。酒がたくさん入ってる人は注意
布団自体はなかなかの寝心地。
問題なく眠れ、気分良く朝を迎えられましたよ。
さて、では温泉のお話へ。
見取り図はこんな感じ。
寝床のあるフロアから2F分上の7Fに浴場やサウナがある。
そしてこのフロア全体が撮影禁止。
以下の浴場内の写真は旅行会社の紹介写真より拝借しました。
なお、天然温泉よりもサウナがメインなのかもしれないけれども、このブログは温泉ブログなのでサウナについての紹介はばっさり割愛。いくつか利用はしましたよ。
詳細はサイトをご覧ください。
では浴場内へ。
※写真は旅行会社の紹介ページより拝借
こちらの水風呂は入りやすい温度。訪れた時は17度ではなくもう少し高かった記憶が。
洗い場は専用ブース。
※写真は旅行会社の紹介ページより拝借
ここからが本題。
天然温泉を使用している浴槽は内湯エリアの丸い浴槽と露天エリアの向かって右側の浴槽。
まずは内湯から。
※写真は旅行会社の紹介ページより拝借
無色透明な湯は源泉名が「神乃湯温泉」。
源泉温度27.5度、pH6.5の単純温泉。
成分総計は1.07g/kgで1gを超えているが、溶存ガスの遊離二酸化炭素が105.4mgあり、溶存物質の総量が0.97g/kgなので単純温泉となっているものと思われる。
1004m掘削、動力揚湯で400リットル/分の湧出量。
※写真は旅行会社の紹介ページより拝借
この湯を加温循環にて使用。
塩素消毒もあり、浴槽で僅か~淡い塩素臭と塩素味あり。
とはいえ消毒臭はそれほど目立たず、多くを求めなければ心地よく入浴できるレベル。
かなりしっかりとしたスベスベ感があった。
露天エリアには2つの浴槽。向かって右側のこの浴槽↓が源泉使用。
実際は丸太が浮かべてあり、何となく寛げる?ようになっていた。
※写真は旅行会社の紹介ページより拝借
源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが176.5mg、カルシウムが29.7mg、マグネシウムが24.6mg、カリウムが9.7mg、アンモニウムが3.6mg、総鉄が3.1mg、バリウムとマンガンが0.3mg、ストロンチウムが0.2mg。
陰イオンは炭酸水素が444.4mg、塩化物が158.8mg、臭化物が2.1mg、硝酸が1.2mg、硫酸と硫化物が0.6mg、りん酸が0.3mg、ふっ化物が0.1mg。
遊離成分はメタケイ酸が105.1mg、メタホウ酸が1.6mg。
溶存ガスは遊離二酸化炭素が105.4mg。
浴感にスベスベ感がしっかり目立ったのは陰イオンの炭酸水素が444.4mgあり、硫酸が0.6mgしかなく、明らかに重曹泉系の源泉だからでしょう。
なお源泉の風味などについては後ほど別の場所で
※写真は旅行会社の紹介ページより拝借
写真↑手前、左側の浴槽が水風呂。
14度となっており、訪れた際もそれぐらいはしっかり冷たい水風呂だった。
すなわち温度違いの水風呂が複数あるんですよ。
サウナも種類あるし。
さてさて、いじられてない源泉の風味を確かめるには浴場はおろか建物の外に出ないといけない。
建物の裏になんと温泉櫓があり、そこで源泉に触れる(汲む)ことができるんです
詳細な分析書の掲示はなかったけれども、非加熱で消毒なしの源泉が楽しめる貴重なエリア。
お持ち帰り時間として9時~20時となっていた。
無料で源泉が汲める、太っ腹な仕切りなんです。
とはいえ、出てくる量はちょろちょろ。
色味まではよくわからなかったけれどもおそらく無色透明。
ごく僅かにアブラ臭みたいな香り。
炭酸水素由来と思われる甘味が少し感じられた。
口当たりは優しいが喉にやや引っかかりあり。
この源泉の温度を測ってみると。。。
読み取りにくくてスミマセン。
たぶん15.3度だったかと。冬だったので冷たい外気で貯湯時点で温度が下がったのでは。
では最後に朝食のお話を簡単に。
6時~10時の間で自由に食べることができる。
バイキングだけ利用すると1000円。
ではエレベーターで8Fへ。
7時過ぎでもそこそこの利用者数。
こんな感じにとってきましたよ。
野菜も揚げ物も麺類も。
麺類は上海風焼きそばだったかな。揚げ物は白身魚。
ご飯はやはりカレーがあればかけてしまうのでした
ごちそうさんでした。
朝食後もチェックアウト前にひと風呂。
次回は時間をさかのぼり、前日の夕方にひと風呂浴びた後に向かった晩ご飯のお話。
目を付けていた店が。。。
神戸サウナ&スパ
兵庫県神戸市中央区下山手通2-2-10
078-322-1126(メンズフロント) ※レディスフロントは-1726
金曜日の上段使用カプセルホテル(朝食バイキング付)5500円 ※2024年現在は6100円
<源泉名:神乃湯温泉>
単純温泉(低張性・中性・低温泉)
27.5度
pH6.5
成分総計 1.07g/kg 溶存物質総量 0.97g/kg
1004m掘削・動力揚湯
400リットル/分
無色透明
ごく僅かにアブラ臭あり(外の源泉場で)
甘味、喉の引っかかり感少しあり(外の源泉場で)
※浴槽では消毒の微~淡塩素臭、淡塩素味
しっかりとしたスベスベ感あり
加温・循環・塩素イン
2024年1月入湯
※数値はH30の分析書より